"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

目次 - 迷ったらまず!

随時UPDATE!!!

VMWorld 2021 Japan オンデマンド配信中!

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vmworld.jp

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vSAN 7.0 Update3

vSAN 7 Update 3 GAしました...!(サマリ編)

vSAN 7 Update 3 詳細編① 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その1

vSAN 7 Update 3 詳細編② 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その2

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン

vSAN 7 Update 3 詳細編④ vLCM を使用したクラスタのアップグレード 

vSAN 7 Update 3 詳細編⑤ 2ノードクラスタ/ストレッチクラスタの2サイト障害時の対応

vSAN 7.0 Update2

vSphere / vSAN 7.0 Update 2 GA !!! 

vSAN 7.0 Update 2 詳細編① vLCM の進化! 

vSAN 7.0 Update 2 詳細編② 障害時の挙動ってどう変わったの?

vSAN 7.0 Update 2 詳細編③ プロアクティブに!障害に備えよう。

vSAN 7.0 Update 2 詳細編 ④ ストレッチクラスタの機能強化!

vSAN 7.0 Update 2 詳細編 ⑤ ファイルサービス 

 

vSAN 7 Update1

vSAN 7 Update 1 、アップデート!概要編 そのいち

vSAN 7 Update 1 、アップデート!概要編 そのに

vSAN 7 Update 1 、アップデート!概要編 その3

vSAN 7 Update 1 GA!!! 

vSAN 7U1 アップデート!ー うちの子、最新 ー

vSAN 7 Update 1 、アップデート!詳細編 - 再起動、速くなった?vSAN 7.0b とvSAN 7 U1 の再起動時間の比較 -

 

vSAN 7!

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス

vSAN 7 アップデート!詳細編 ④ ネイティブファイルサービスの構成

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑤ クラウドネイティブストレージ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑥ ハードウェア周りのアップデート

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑦ 運用管理やUIのアップデート 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑧ vSAN VCG 通知サービス もう少し詳しく

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑨ ウィットネスホストのコンポーネント自動修復 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑩ ストレッチクラスタ のエンハンスメント

 

vSAN 7.0 アップグレード

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ①

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ② 

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ③ 

 

よくある質問

よくある質問 - 一覧にしてみました(2017/2/23)

よくある質問 - 要件編 (2017/3/7)

よくある質問 - 一覧にしてみました②(2017/4/4)

よくある質問 - 一覧にしてみました③ (2017/10/19)

 

マニュアル / ユーザーガイド / 互換性ガイド

VMware | The Core Tech Zone (New!!!)

VMware vSAN Docs (日本語)

VMware Compatibility Guide - vsan

 

ハンズオンラボ

7.0U2

VMware vSAN - Getting Started (HOL-2208-01-HCI)

vSAN Quick Start - Lightning Lab (HOL-2208-91-HCI)

 

2ノードクラスタ

2ノードクラスタ その1

2ノードクラスタ その2

2ノードクラスタ その3

2ノードクラスタ その4

2ノードクラスタ その5

 

ストレッチクラスタ

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち

vSAN ストレッチクラスタ③:ストレッチクラスタの要件 そのに

vSAN ストレッチクラスタ④:ストレッチクラスタ構成方法

vSAN ストレッチクラスタ⑤:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー

vSAN ストレッチクラスタ⑥:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー New!!!

vSAN ストレッチクラスタ⑦:ストレッチクラスタのアフィニティ設定

vSAN ストレッチクラスタ⑧:ストレッチクラスタの障害時の挙動 その1

vSAN ストレッチクラスタ⑨:ストレッチクラスタの障害時の挙動 その2

 

HCI Mesh 

vSAN HCI Mesh ① HCI Mesh ってなに?

vSAN HCI Mesh ② HCI Mesh のネットワーク要件 

vSAN HCI Mesh ③ HCI Mesh の構成の上限など 

 

アーキテクチャ

vSphere HA とvSAN、ハートビート、3Tier構成と何が違うの?

vSphere HA とvSAN、ハートビート、2 ノード/ストレッチクラスタの場合は?

 

運用管理シリーズ

いつ、何を、どうやって、運用管理 ① - サマリ

いつ、何を、どうやって、運用管理 ② - 導入

いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順

いつ、何を、どうやって、運用管理 ④ - 導入 Easy Installの構築後の確認

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑤ - 構成 Health Check

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑥ - 構成 Health Checkの番外編

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑦ - 構成 Configuration Assist

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧ - 構成 アップデート

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧-2 - 構成 アップデート

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧-3 - 構成 アップデート 6.6.1編

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧-4 - 構成 アップデート 6.6.1編

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧-5 - 構成 アップデート 6.6.1編

HCI環境で vCenter + の運用管理を!

 

サイジング

サイジング - HCIの容量サイジングとは①

サイジング - HCIの容量サイジングとは② 

サイジング - vSAN で使用するメモリ  

サイジング - vSAN で使用するメモリ New!!!(2019/10/8)

サイジング - オールフラッシュモデルのキャッシュ層サイジング

 

ポリシーベース管理

主役は仮想マシン!- ポリシーベース管理①

仮想マシンのデプロイとともに、ストレージをプロビジョニング! - ポリシーベース管理②

どうやって可用性を担保するのか - ポリシーベース管理③

オブジェクトとは - ポリシーベース管理④

コンポーネントの配置 - ポリシーベース管理⑤

強制プロビジョニング - ポリシーベース管理⑥

許容される障害数が2つに - ポリシーベース管理⑦

ソフトウェアチェックサム - ポリシーベース管理⑧

ストライプ - ポリシーベース管理⑨ 

フラッシュ読み取りキャッシュの予約 - ポリシーベース管理⑩

 

障害関連

モノは壊れるシリーズ①- HCIの障害って?

モノは壊れるシリーズ②- HWコンポーネントごとの影響範囲

モノは壊れるシリーズ③- ハイブリッドとオールフラッシュ

モノは壊れるシリーズ④- vSAN 6.6.1までの再同期エンハンスメント

モノは壊れるシリーズ⑤- vSAN 6.6.1までの再同期エンハンスメント続

 

iSCSI シリーズ

vSAN のiSCSI とは①

vSAN のiSCSI とは② すぐ試せる

 

HCI Powered by vSAN

VMware HCI - Dell EMCさん編

VMware HCI - 富士通さん編

VMware HCI - 富士通さん編:続 

VMware HCI - 日立システムズさん編

VMware HCI - 大塚商会さん編

 

はじめましょうシリーズ(HCI はじめるならまずここから!)

"HCI"はじめましょう。①

"HCI"はじめましょう。②

"HCI"はじめましょう。③

 

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梅雨シーズンのオンラインセミナー!!!

今回はセミナー&イベントのご案内です!

 

紫陽花もちらほら咲き始めて、関東地方ついに梅雨入りしました。

長年使ったゴアテックススプリングコートはちょっと暑いので、ワークマンのレインコートを買ったのですが、撥水性に驚いています。

これでしとしと梅雨を乗り切ります!

 

 

VMware テクニカルサポート主催

Technical Support Summit – 2022 Jun

2022.6.28(火)

オンライン会場14:00~16:20(Zoom Webinar)

日々問い合わせに対応しているサポートチームからのvSphere とvSAN のとラブルシューティング詳細に関するセッションです!

ハードウェア障害時にディスク交換を安全にするためには?と実際に実施する可能性が高い身近な内容となっておりますのでぜひ!

 

 

vSAN/ vSphere オンラインセミナー

たくさん載せたくなっても大丈夫!2node vSAN からの拡張も Uniadex におまかせ!

2022.6.15(水)

オンライン会場14:00~15:00(Zoom)

 

2ノードに注目した内容?と思ったらタイトルから気になりますね。

もしかして、2ノードから通常のvSAN クラスタ(3ノード)に拡張しちゃうのか?!

ハードウェアも選べるvSAN は規模も小さく始めて、大きくすることもできます。

パートナーさんの実践的なセミナーをお楽しみに!

 

 

より使いやすく! よりわかりやすく! VMware HCI の運用管理

2022.6.22(水)

オンライン会場14:00~15:00(Zoom)

こちらワタクシ鋭意作成中となります。

最新vSAN 7.0Update 3の環境でどこを見ればいいの?をデモ付きでご紹介したい、ただ、デモの画面だとどこを見ればいいのか小さくてハイライトできない、というのが今の悩みです。

スライドで説明しつつ、実際の画面も含めご紹介できたらと考えております!

 

 

 

 

vSAN 7 Update 3 詳細編⑤ 2ノードクラスタ/ストレッチクラスタの2サイト障害時の対応

vSphere / vSAN 7.0U3 ダウンロード/公式情報はこちらから

vSphere / vSAN 7.0 Update 3 ダウンロード

VMware vSAN 7.0 Update 3 リリース ノート

vSAN 7 Update 3 - What's New 

 

 

 

2ノード・ストレッチクラスタ、それぞれのトポロジ詳細

vSAN ストレッチクラスタ/2ノードクラスタの場合は、ウィットネスホストを使用してサイト間やノード間のどちらが生きているかを判断しています。

まずストレッチクラスタや2ノードクラスタの基本から設定までの記事は下記を参照ください。

ストレッチクラスタの情報はこちらから!

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

2ノードクラスタの情報はこちらから!

2ノードクラスタ その1

 

 

何が変わったのか?

ストレッチクラスタ、2ノード構成において一つのサイトまたはまたは1ホストのみが残っている状態で仮想マシンを稼働し続けることができるようになりました。

サイト(ストレッチ)/ホスト(2ノード)のメンテナンス時において予期せぬウィットネス障害にも対応できるようになった!と言い換えるとわかりやすいですね。

ただ注意点としては障害がどのような順序で発生したのかは重要になります。

セカンダリサイトに続いて、ウィットネスサイトの障害が発生した場合、残ったサイト/ホストで仮想マシンを稼働させることができます。

(もちろん残ったサイト/ホストが健全な状態で!)

障害復旧後はポリシーに準拠するよう再同期が行われます。

 

 

前提条件

きちんとストレッチクラスタ/2ノードクラスタの設定が行われていること、が条件になるのですが、設定項目としてのストレージポリシーを見ていきましょう。

ストレッチクラスタ

サイトの耐障害性がサイトミラーリングと設定されていること

 

2ノードクラスタ

サイトの耐障害性はホストミラーリングと設定されていること

 

 

障害のタイミング

どんな状況でも1サイト/1ホストが健全な状態で残っていたら、仮想マシンの継続稼働可能というわけではありません。

セカンダリサイトのサイト全障害またはサイト全体のメンテナンス

↓ この間、数分は必要

ウィットネスアプライアンスの障害

この順番でないとこの新しい保護機能は発動されません。

この機能のアップデートが行われた背景としては、メンテナンス時にウィットネスが止まってしまった場合、従来のバージョンでは残っているサイト/ホストに配置されている仮想マシンが稼働できなくなってしまうことでした。

 

セカンダリサイトのメンテナンス中にウィットネスアプライアンスの障害が発生するとどうなるのか?

ストレッチクラスタの例を挙げると。

Before 

プライマリサイトで稼働していた仮想マシンが止まってしまう。

サイト内の健全性がOKであってもポリシーでサイトミラーリングが適用されている場合はウィットネスアプライアンスがいない場合、止まってしまいます。

 

 

After

プライマリサイトの仮想マシンは稼働し続けることができるようになりました!

 

 

 

 

中身をもっと詳しく!

今回のアップデートのアーキテクチャの中心はAdaptive Quorum Controlによるサイト監視です。

まず可用性を担保するためvSAN の各コンポーネントはvoteを持っています。

過半数以上のvoteがある場合、仮想マシンが起動可能・継続稼働可能となります。

そのため、ウィットネスコンポーネントが存在します。(FTT=1ミラーリング)

これは通常のvSANクラスタ、ストレッチクラスタ、2ノードクラスタ、全てに共通しています。

 

今回、サイト/ホスト メンテナンス中の予期せぬウィットネスアプライアンスの障害が発生しても残りのサイト/ホストで仮想マシンを稼働し続けるためにAdaptive Quorum Control という機能が追加されました。

https://images.core.vmware.com/sites/default/files/GIF_SC_resilience_v2_0.gif

公式サイトのGIF動画がわかりやすいのでまずこれを見てみましょう。

ストレッチクラスタの構成は下記で設定されています。

仮想マシンのストレージポリシー

 サイトミラーリング

 許容する障害の数(ローカル保護)=1

 

障害が発生する前のvote数を見ると合計5 votesあります。

 プライマリサイト 1

 セカンダリサイト 1

 ウィットネスアプライアンス 3

 

ストレッチクラスタセカンダリサイトの障害が発生すると、自動的にウィットネスが持っていたvoteが3から0になり、プライマリサイトが3votesとなります。

 プライマリサイト 3

 セカンダリサイト 1

 ウィットネスアプライアンス 0

 

これにより、ウィットネスアプライアンスがいなくなっても3/4の過半数を持っているプライマリサイトのみで仮想マシンを稼働し続けることができます。

障害復旧後は自動的にvotesの移行が行われます。

 

 

 

ストレッチクラスタの例ばかりあげていますが、避けて通れないメンテナンス時の保護という点では2ノードクラスタにもとても嬉しいエンハンスメントです。

 

2ノードで試してみたら、本当に止まらなかった...!は次回更新します。

 

 

 

vSAN 7.0 Update3

vSAN 7 Update 3 GAしました...!(サマリ編)

vSAN 7 Update 3 詳細編① 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その1

vSAN 7 Update 3 詳細編② 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その2

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン

vSAN 7 Update 3 詳細編④ vLCM を使用したクラスタのアップグレード 

ストレッチも!HCI Mesh も!vSAN 7.0U2環境のハンズオンラボ

例年VMWorld 後に新しいハンズオンラボカタログが更新されているのですが、紹介をしておりませんでした。

 

VMware HCI / vSAN を触ってみたい。

でもNested で立てる環境もないし...

実機なんてもっとハードルが高い

 

 

そんな方に、vSAN 7.0U2 のハンズオンラボはこちらです!

VMware HCI / vSAN 関連はこの2つ。

VMware vSAN - Getting Started (HOL-2208-01-HCI)

vSAN Quick Start - Lightning Lab (HOL-2208-91-HCI)


+でVCF のSDDC Managerが試せるものがこちら

VMware Cloud Foundation - SDDC Manager Operations (HOL-2244-01-ISM)

 

 

VMware vSAN - Getting Started (HOL-2208-01-HCI)

 

言語が英語と中国語となっていますが、中身のマニュアルは日本語です!

ブラウザの言語を変えれば日本語環境で実施できます。

そして!

vLCMとvSAN データパーシテンスプラットフォーム(DPp)以外の項目は全てラボで触ることができます。

中身については別途画面を追って紹介していきたいと思います。

暗号化とか、HCI Meshとか。

 

 

 

ちょっとだけ30分で勉強したい、という方にはこちらのライトニングラボがおすすめ

vSAN Quick Start - Lightning Lab (HOL-2208-91-HCI)

 

クイックスタートを使用して、初期構築から仮想マシンのストレージポリシー、運用管理のポイントあたりがサクッと確認できます。

 

見逃していませんか?オンラインセミナーアーカイブ!

オンラインセミナーが乱立する前の2019年ごろから開始したvSphere / vSAN オンラインセミナー。

四半期に数回のペースで続けさせていただいております。

さらに!アーカイブとしてIT価値創造塾からいつでもオンデマンドで見られる&資料ダウンロードもありますのでご活用ください。

 

 

vSphere / vSAN オンラインセミナー  | IT価値創造塾

 

 

アセスメント&サイジングツールを活用したvSphere / vSAN 基盤サイジング手法

【ビデオ】 vSphere / vSAN オンラインセミナー#42 アセスメント&サイジングツールを活用した vSphere / vSAN 基盤サイジング手法 | IT価値創造塾

パートナー様必見!サイジングに関するギュッとまとまった1時間です。

6.7あたりからサイジングの指針が変わったこともあり、基本的なvSAN サイジングや古い情報は知っているけれど、という方にもおすすめ!

 

 

聞いてみよう、知ってみよう!ハイブリッドクラウドの基礎の基礎

【ビデオ】 vSphere / vSAN オンラインセミナー#43 聞いてみよう、知ってみよう!ハイブリッドクラウドの基礎の基礎 | IT価値創造塾

VMware のビジョン:VMware Cloud Cross ServicesのベースのなるSDDCの要素がvSAN です。

ハイブリッドクラウド、マルチクラウドをvSAN 視点多めに改めて整理してみました。

 

 

VMware vSAN で解決したい既存運用基盤の課題と導入効果

【ビデオ】 vSphere / vSAN オンラインセミナー#44 【事例紹介】 VMware vSAN で解決した既存運用基盤の課題と導入効果 | IT価値創造塾

おなじみ公開事例の紹介、ではなく、ご導入いただいたお客様アンケートをもとにした内容となっております。

実際に使ってみての本音を知りたい方はぜひ!

 

 

オンラインセミナーも良いですが、直接お話しする機会もあると良いな〜と思う今日この頃です。

お弁当付き半日セミナーとか懐かしいですね...

このブログを始めた当初は浸透していなかったHCI が当たり前に使われるようになって、時代の流れを感じます。

コンテナ周りやマルチクラウドの話も徐々にしていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします!

vSAN 7 Update 3 詳細編④ vLCM を使用したクラスタのアップグレード

先にストレッチクラスタ、2ノードクラスタの障害時の対応に関する記事を上げようと思っていたのですが、こちらを先に。

どうせなら実機検証ありの方が面白いよなと環境を確認してみたら、2ノードクラスタがU3bで動いていたのでウィットネス一緒にアップグレードできるかな?を検証してみました。

 

ダウンロード/公式情報はこちらから

vSphere / vSAN 7.0 Update 3 ダウンロード

VMware vSAN 7.0 Update 3 リリース ノート

vSAN 7 Update 3 - What's New 

 

 

vSphere Lifecycle Manager 周りはどんどんと対応ハードウェアやコンポーネントが増えていっています。

今回vSAN 絡みのvLCM のアップデートとしては、図にある通り:

 

通常ストレッチクラスタのアップグレードを手動で行う場合、下記フローとなります。

  1. vCenter のアップグレード
  2. ウィットネスアプライアンスのアップグレード(再デプロイ)
  3. ESXi ホストのアップグレード(サイトごと、プライマリサイト→セカンダリサイト)
  4. vSAN OnDisk フォーマットのアップデート(必要な場合)

ホストのアップグレードをサイトごとに行うのは、プライマリのホストあげて、次セカンダリのホストをあげてとランダムにホストを選んでアップグレードしてしまうと不要なデータの再同期が発生する可能性があるからです。

手順自体はシンプルですが、今回のアップデートでストレッチクラスタのアップクレードを実施する→事前チェックからクラスタ全体のアップグレードを一括で実行できるようになりました。

 

After としての手順はこうなります!

  1. vCenter のアップグレード
  2. イメージ管理の有効化&イメージの設定
  3. アップデートの実行
  4. vSAN OnDisk フォーマットのアップデート(必要な場合)

 

この流れと同じように、2ノード構成の場合もホスト2台とウィットネスアプライアンスをvLCM で一括でアップグレードできます。

現時点の考慮点はこの2つです。

  • 同一vCenter 配下にウィットネスアプライアンスが配置されていること
  • 共有ウィットネスには対応していないこと

 

 

 

検証環境にはストレッチはいなかったので、2ノードで試してみました。

以前U3bで構成してしまっていた環境だったので、先に個別に一つずつU3cに揃える準備をしました。

 

では、2ノードクラスタをアップデートしてみましょう。

構成

現在のバージョン

ESXi70U3c-19193900

 

アップグレードするバージョン

ESXi70U3d-19482537

 

vCenter のアップグレードはいつも通りなので、割愛させていただきます。

  1. イメージ管理の有効化&イメージの設定
  2. アップデートの実行

 

イメージ管理の有効化&イメージの設定

最初のキャプチャを見ていただいて分かる通り、イメージ管理が有効化されていない状態からスタートします。

クラスタ>アップデート>イメージ からイメージ管理のセットアップを行います。

 

イメージ管理のセットアップ項目としては4つあります。

今回はNested なのでESXiのみ指定していきます。

ハードウェアプラグインOEM バージョンを使用する場合はプロファイルを先に作ったりする必要があります。

 

アップグレードしたいバージョンは7.0U3dなので選択します。

そして保存!

 

コンプライアンスチェックが走り、イメージセットアップの完了となります。

ここで気がつきました。後ろにチラッと見えるコンプライアンスの状態が不明ですアラート。

コンプライアンスチェックに失敗していますね。

このチェック通らないと修正できないよーと思っていたら。

2ノードでとりあえず組んだクラスタだったのでDNS の設定をしていないことが原因でした。

通常ならDNS は一番最初に設定しているので発生しないエラーです。

何事もなかったように次に進めていきます。

 

アップデートの実行

事前チェックを実行し、すべて修正をクリックし、アップグレードを開始していきます。

ハードウェア互換性エラーはNested 起因のものです。

VIBのところは幻のバージョンであるU3b起因だと思いますので、無視して進めていきます。

 

アップグレード開始します!

 

進行中タスクの確認ができます。

見てみると、IPアドレス末尾53のウィットネスのアップグレードが始まっています。

 

ウィットネスの次はホスト#1のアップグレードが行われています。

 

7.0U3c → 7.0U3d

アップグレード完了です!

ホストとウィットネスが一括であげられました!

 

長くなってしまいましたが、机上の整理から実践までvLCM のU3 での進化をまとめてみました!

 

 

 

vSAN 7.0 Update3

vSAN 7 Update 3 GAしました...!(サマリ編)

vSAN 7 Update 3 詳細編① 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その1

vSAN 7 Update 3 詳細編② 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その2

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン

vSAN 7 Update 3 詳細編③-2 クラスタ一括シャットダウン 実践編 

 

vSphere HA とvSAN、ハートビート、2 ノード/ストレッチクラスタの場合は?

vSphere HA とvSAN、ハートビート、3Tier構成と何が違うの?

3Tier との違いについてお話しした前回でしたが、今回はvSAN クラスタで2ノード構成またはストレッチクラスタ構成を使用している場合のHA 周りについてみていきます!

 

2ノードクラスタ/ストレッチクラスタ 

vSAN クラスタ = vSphere HA クラスタであることは変わらないのですが、vSAN ならではの構成はこの2つです。

vSAN 2-Node Cluster Guide

vSAN Stretched Cluster Guide

それでは各構成のHA の設定について見ていきましょう。

 

 

2ノードクラスタ(ダイレクト接続)

f:id:vmwarekkHCI:20220111155633p:plain

可用性が求められる小規模環境やエッジソリューションとしても活用されている2ノード構成。

2ノードクラスタの詳細はこちらからシリーズものでご紹介しています。

2ノードクラスタ その1

 

f:id:vmwarekkHCI:20220323171054p:plain

2台のうち1台が障害が発生した場合、すべての仮想マシンがもう1台に寄せられます。

ホストが2台で構成されている、かつvSAN ネットワークがダイレクト接続されているので、設定はシンプルです。

通常と違う点は、ホスト隔離への対応を無効にすることです。

 

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直接接続だからこそvSAN ネットワーク間の障害が発生した場合、ウィットネスホストから疎通確認が行われ、プライマリホストで仮想マシンは稼働します。

 

 

 

ストレッチクラスタ

ストレッチクラスタの場合、近距離でのサイトまたぎのアクティブアクティブデータセンタを構成することが可能です。

ストレッチクラスタの詳細はこちらから

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

 

まず、前提として、ストレッチクラスタの場合はDRS の設定は必須となります。

ホストグループや仮想マシングループを作成し、サイトのどちらで稼働させるかを決定します。

 

f:id:vmwarekkHCI:20220323171026p:plain

その上で想定される障害、サイト内のホスト障害(隔離)の場合、どのように対応するかをHA の設定で設定しておきます。

サイト1が優先サイトの場合、一つ目の隔離アドレスにサイト1のvSAN ネットワーク上のIPアドレスを指定し、二つ目の隔離アドレスにサイト2のvSAN ネットワークのIPアドレスを指定します。

 

 

 

こんな感じで2ノード、ストレッチの場合のHA 設定についてまとめてみました。

 

隔離アドレスの設定は詳細設定でデフォルト何も入っていない状態なので、ストレッチクラスタ、通常のvSAN クラスタの場合も忘れずにご登録を!

vSphere HA とvSAN、ハートビート、3Tier構成と何が違うの?

ハートビート、といえばvSphere HA。

クラスタの機能でホスト障害やネットワーク障害が発生した際に、仮想マシンを自動的に再起動させる嬉しい機能です。

3Tier 構成の物理共有ストレージからvSAN を使ったHCI 構成になった場合、何か違いがあるのか?

知っておいて欲しいことをまとめていきます!

 

vSphere HA とvSAN、ハートビート

この2017年の記事から新しい変更点はありません!

が、整理し直して、覚えておいてほしいことを中心に説明しいきます!

 

リソースとHA のお話

やっぱりわかりやすい公式ドキュメントといえばVMware Docsです。

vSAN および vSphere HA の使用

 

そして図があって実際の操作画面も載っているTech Zone、通称Core

vSAN Availability Technologies | vSAN and vSphere High Availability (HA) Integration

VMware vSAN Design Guide | vSphere HA considerations

 

これらの内容をもとに詳細を書いていきます。

 

複数ホストを束ねるクラスタで活用されるのがvSphere HAです。

現在では当たり前のように使われていますよね。

vSphere HA は、仮想マシンとそれが配置されたホストをクラスタにプールすることで、仮想マシンに高可用性を提供します。クラスタ内のホストは監視され、障害発生時には、その故障したホスト上の仮想マシンが別のホスト上で再起動されます。

この機能により、クラスタに紐づけられた共有データストアに配置されている仮想マシンがホストやネットワーク障害時に異なるホストで再起動されます。

障害発生時のダウンタイムの短縮が可能になります。

 

vSphere HA の発動を判断する方法は、ネットワークハートビートです。

HA のエージェント間のトラフィック疎通を確認します。

そして、より詳細な状態を判断するために、下記2つがあります。

データストアハートビート:ホスト障害またはネットワーク障害を判断

隔離アドレスへのping:ホストが隔離/パーティション状態かを判断

この3つの情報をもとに、HA が行われます。

 

vSphere HA +物理ストレージ構成

f:id:vmwarekkHCI:20220324101318p:plain

ハートビートネットワークは管理ネットワークです。

管理ネットワークの通信が可能かどうか、ホスト間トラフィックで判断されます。

 

vSphere HA + vSAN 構成

f:id:vmwarekkHCI:20220324101335p:plain

3Tier 構成と異なるところがこちら!

ハートビートネットワークはvSAN ネットワークです。

vSAN データストアはクラスタに対して単一の共有データストアを提供するので、vSANデータストアをハートビートデータストアとして指定することはできません。

ハートビートネットワークがvSAN ネットワークのため、隔離状態となるのは隔離アドレスへのpingが通らないかつvSAN ネットワークへアクセスできない場合、となります。
 
このハートビートネットワークの違いにより、HA の設定もvSAN 特有なポイントがいくつかあります。
vSAN 環境のHA 設定項目
  • ホスト隔離への対応 → パワーオフして再起動
    隔離状態となったホストで稼働している仮想マシンの対応については残られると不整合が発生してしまうため、強制的に異なるホストで起動させるようにします。
  • das.useDefaultIsolationAddress → false
    デフォルトで管理ネットワークのデフォルトゲートウェイが隔離アドレスとなっているので、無効化します。
  • das.isolationAddressX → vSAN ネットワーク上のIP を設定(例:vSAN ネットワークで使用しているスイッチのデフォルトゲートウェイ等)
    ハートビートネットワーク=vSAN ネットワークなので、vSAN ネットワーク上のIPアドレスを指定します。

 

f:id:vmwarekkHCI:20220324102607p:plain

HA のデフォルト設定だと、ホスト隔離への対応は無効になっているのでパワーオフして再起動へ変更が推奨となります。

隔離アドレスについては詳細オプションへの追加を行います。

 

これでvSAN + HA の基本設定は終了です!

次回は2ノード/ストレッチクラスタ構成について書いていきたいと思います。

クラスタ一括シャットダウンにおけるKB

2回に渡って、vSAN 7.0U3 におけるクラスタ一括シャットダウンウィザードを紹介しました。

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン

vSAN 7 Update 3 詳細編③-2 クラスタ一括シャットダウン 実践編

 

起動時に発生する可能性がある問題に対する、解消方法のKBがすでに出ています。

私も初めて実施した時にぶつかりましたが、その後複数回実施しましたが、特に発生していません。

まさにこのKB通りのことが発生しました。

How to handle inconsistent cluster power status in vSAN shutdown workflow (87350)

 

 

現象としてはvSAN サービスの起動状態に不整合が発生する場合があります。

今回の構成はvCenter サーバがvSAN クラスタ内vSAN データストア上に配置されていました。

vCenter は起動しているので、vSAN データストアは使えている、けれど、vSAN サービスが再起動できない、サービスの各項目の設定ができない、ということになります。

ではその場合はどのように解消するのか実際の操作とともに見ていきます。

 

f:id:vmwarekkHCI:20220302105057p:plain

ウィザードを使用してクラスタをシャットダウンした後、vSAN サービスの再起動が途中で失敗している、というエラーが出てきました。

→KBのシナリオ2ですね。

もう一度、再起動を行なってもvSAN サービスの再起動が一時停止されてしまう現象が発生。(画像)

 

 

まずは現状確認を行いました。

esxcli vsan cluster  get でvSAN サービスの正常性を確認

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→問題なし

 

Skyline 健全性

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→オールグリーン、だけど、上にvSAN サービス再起動中って出てる

 

では解決策通りに対処方法を実行していきます。

  • vCenter にログインして、コンフィグファイルを修正
  • vSAN 健全性サービスの再起動

 

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無事にいつものvSAN サービスの画面が戻ってきました!

 

もしこの問題が発生した場合には落ち着いて、KBの手順を実施してください!

今後のESXi のパッチに含まれる形で修正予定です。

vSAN 7 Update 3 詳細編③-2 クラスタ一括シャットダウン 実践編

ウィザードを使用したクラスタ一括シャットダウンは前回概要をお話しました。

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン

 

 

 

ウィザードを使用したクラスタ一括シャットダウン、実際にやってみましょう!

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と、その前に。

ウィザードで自動実行される裏側、何が起こっているのかというと。

まずクラスタをシャットダウンを行ってよいかの健全性チェックを行います。

HAの無効化が行われ、vCenter がシャットダウンされます。

vSAN クラスタ再起動時の問題のKB

にあるように、メンテナンスモードデータの移行なしオプションでクラスタ全体のシャットダウンを行う場合にはスクリプトの実行が必須となっています。

ウィザードでは自動的にシャットダウンプロセスの中で実行されます。

そしてメンテナンスモードへの移行、ホストのシャットダウンとなりクラスタ全体のシャットダウンが完了します。

 

ウィザードを使用せず、手動で実行する場合の手順はこちらから確認できます。

手動による vSAN クラスタのシャットダウンと再起動

この手順を代わりに実行してくれるのがウィザードシャットダウン実行です!

 

シャットダウンスクリプトに関するKBはこちら

vSAN -- メンテナンス -- 複数ホストの再起動 / クラスタ全シャットダウン -- 利用不可のデータが発生するリスク (60424)

 

 

ではvSphere Client からウィザードを使用してクラスタのシャットダウンをしていきましょう。

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環境の説明からしていきますね。

バージョン:ESXi / vSAN 7.0U3c

ホスト数:4台

vCenter:クラスタ内に配置

仮想マシンは管理系ほか、いくつかクラスタ内にあります。

 

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まずvCenter /vCLS 以外の仮想マシンを全てシャットダウンします。

もしvRealize 製品群も乗っていたらここでシャットダウンをしておいてください。

 

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クラスタを右クリック、一番下の方にvSAN の項目があります。

クラスタのシャットダウンをクリックします。

 

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ウィザードが始まります。
事前チェックが全て緑でパスしていることを確認します。
vCenter がクラスタに展開されている場合は警告マークが出ますが、これは無視してOKです。

事前チェックの項目はほぼ健全性チェックと同様ですので、ウィザードを起動する前に健全性チェックを見ておくと安心です。

 

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ウィザードが完了すると、vCenter はシャットダウンされますので、vSphere Client にアクセスできなくなります。

スクリプトの実行、メンテナンスモードへの移行等、この後実施されるタスクはここに記載されているホストから実行されます。

タスクを確認したい場合は対象ホストのHost ClientやCLIから見ることができます。

 

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シャットダウンを実行します!

これで正常にクラスタのシャットダウンが完了しました。

 

 

では続いて起動後を見ていきましょう。

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ウィザードを使用してクラスタ一括シャットダウンを実施した場合、vSAN のサービスからvSAN クラスタがシャットダウンされていることが確認できます。

vCenter にアクセスできている=vSAN がシャットダウン前と同様な状態ではありません!

この画面からクラスタの再起動を行います。

 

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正常に再起動されたことを確認します。

 

ウィザードを使用したクラスタの一括シャットダウン、からの起動は以上となります。

次回ポストはこのクラスタ一括シャットダウンに関係するKBをご紹介します!

 

 

vSAN 7.0U3 シリーズ

vSAN 7 Update 3 GAしました...!(サマリ編)

vSAN 7 Update 3 詳細編① 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その1

vSAN 7 Update 3 詳細編② 2ノードクラスタにおける可用性の向上 その2

vSAN 7 Update 3 詳細編③ クラスタ一括シャットダウン