"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

VMware Kubenative Day 開催!

Cloud Native Dayからもう一段階踏み込んだ、KubeNative Dayが開催されます!

 

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7/28(火) VMware KubeNative Day

Kubernetesで変わるビジネスとVMwareKubernetesへの取り組み〜 

14:00-16:30の2.5時間ですが、4つのアジェンダがあります。

全部、もしくは気になるところだけでも参加いただくのはいかがでしょうか。

 

www.event-vmware.net

ご登録はこちらから!↑

 

 

Kubenetes 関連の記事も鋭意作成中ですので、vSAN 目線のお話はまたHCIはじめましたでチェックしてください!

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ③

物理のデモ環境の機器のコントローラの認証がようやく通りました!(6月中旬ごろ)

このご時世で、物理機器を目の前に行われる認証試験にも影響が出ていたようです。

それでは物理環境のアップグレードもみていきましょう!

  

アップデート手順はこちら。すでにvCenter のアップグレードは完了しているので、続いて、ESXiホストをアップグレードします。  

  1. vCenter サーバのアップデート 6.7 U3 → 7
  2. ESXi ホストのアップデート 6.7U3 → 7
  3. ディスクフォーマットのアップデート 10 → 11(メタデータの更新)

 Nested で行った手順と同じですが、Update Managerを使ってESXi ホストをアップグレード、そしてディスクフォーマットのアップデートを行っていきます。

 

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vSAN Cluster 'Cluster' というベースラインが自動的に作成されています。

ただ、前回DellEMC Custom Imange、OEMのISOを用いてアップグレードしたため、今回もベースラインを新たにカスタムISOで作成します。

ドライバーなども入っていますからね、ハードウェアにあったISOイメージを使います。

 

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 ISOを読み込ませて、OEM ISOイメージからベースラインを作成します。

 

 

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修正をクリックします。

 

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使用許諾契約書に同意をして。

 

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自動的に行われた事前チェックもオールグリーンです!

いよいよアップグレード、修正を開始します。

 

 

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進捗はタスクで確認します。

 

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修正が完了しました! 

開始時刻と完了時刻をみてみると、1時間くらいで終わっていますね。

 

 

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前回のNested 環境ではキャプチャが取れなかった、ここ。

オンディスクフォーマットのバージョンを上げていきましょう。

健全性にもディスクフォーマットのバージョンが古い、ということが警告されています。 

 

 

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右上一番端っこ、アップグレードの事前チェックもしておきましょう。 

 

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事前チェックが正常に完了したので、アップグレードをクリックします。

今回のディスクフォーマットのアップグレードではメタデータの更新となっていたため、ディスクグループの再作成は行われません。
 

 

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より短い時間でアップグレードを完了させるには、冗長性の低下を許可します。

このチェックボックスを外すと、メンテナンスモード全データの移行と同じようにデータを退避しつつ、アップグレードが行われます。

メンテナンスモードと異なるのはホストの全てのデータを退避するのではなく、ディスクグループごとに行われます。

 

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フォーマットが進んでいきます。

 

 

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ものの1,2分で完了しました。

 

 

これで、アップグレードは完了です!

メジャーアップグレードってもっと失敗したりするものかと思いきや、そんなこともなく。

アップグレード作業として一番時間がかかったのはvCenterでした。

これにてうちの子、最新、vSAN 7編は完結となります。

 

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ①

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ② 

 

 

あとはVxRailさんをあげるだけですね。

もう少々お待ちください。

 

続きを読む

vSAN 環境におけるバックアップ

なんでもネイティブ、ネイティブということで。

良い意味でですよ!

vSphere 7.0 ではvSAN ネイティブファイルサービス、そしてKubernetes with vSphere が組み込まれています。

データプロテクションもネイティブなものがあれば、よりHCIで完結しますよね。

そんな夢が語られていた時期もありました。

静止点をきちんと確保し、戻せる、使えるバックアップデータを作るためにはバックアップソフトウェアの存在が欠かせません。

物理サーバの時代から仮想化の時代へと変わっていきましたが、バックアップソフトウェアはバックアップ対象を変えたり増やしたり、新しい企業もどんどん出てきています。

 

vSAN 環境でもバックアップソフトウェアと組み合わせてデータを守るエコシステムがあります。

どんなバックアップソフトウェアが使えるの?ということがまとまっているのがこちらです。 

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Data Protection Partner Assets | Data Protection for VMware vSAN | VMware

Dell EMC、Datrium、Veeam、Rubrik、Hitachi、IBM、Commvault、Cohesity、Druva、Veritas、Actifio、NetAppと勢ぞろいです。

それぞれの製品の紹介やホワイトペーパーなどが一覧となっています。

 

 

VMware Knowledge Base

現時点では6.xのままですが、KBとしてもvSAN 環境で使用されるバックアップソフトウェアが一覧になっています。

 

 

ハイパーコンバージドインフラ環境のバックアップ

2017年!に書いた記事ですが、仮想マシンのバックアップについては変わりませんので参考にしていただければ。

 

vSAN 環境のバックアップは3rdパーティのバックアップソフトウェアベンダーさんと一緒に実施していきましょう!

VMware の HCI、2020年も市場を牽引!

7.0のアップデートを書き溜めつつ。

少し前に嬉しいニュースがありましたね!

 

VMware の HCI、2020年も市場を牽引!

vSAN Powered HCI Systems Lead the Market in Q1 2020

 

IDCさんのまとめによりますと、vSAN ベースのVMware のHCIが前年の同時期と比較するとシェアは1%ほど、売り上げベースでは10%以上の成長となりました。

市場のシェアもNo.1です!

http://blogs.vmware.com/virtualblocks/files/2020/06/vSAN-Powered-HCI-Systems.png

 

2014年から約6年、仮想ストレージからハイパーコンバージドシステムへ、そしてこれからはアプリケーションの時代にも対応していくHCI として、vSAN をこれからもよろしくお願いします!

 

 

IDCさんのソース元はこちらです。

記事のタイトルだと、コンバージドシステムが拡大したとありますが、中身はハイパーコンバージドも、コンバージドも色々書かれています。

Worldwide Converged Systems Market Grows 4.5% Year Over Year During the First Quarter of 2020, According to IDC

 

 

最近ブログタイトルを変えた方がいいかな?と思うときもありますが。

「はじめました」は終わりがありそうですよね。

これからもvSAN についてどんどん投稿していきまーす!

vSAN 7 アップデート!詳細編 ④ ネイティブファイルサービスの構成

vSAN 環境のネイティブファイルサービス。

前回の記事でお伝えした通り、vSAN データストアから領域を切り出し、NFS共有を行うことができるようになりました!

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス

 

では続きまして、ファイルサービスを使うためには?

セットアップをしていきたいと思います。

 

Nested での注意点

  • Nested ホストのCPUは4つ以上!

ファイルサーバの仮想アプライアンスのvCPU数が4つなので、ESXi ホストも4つ以上にします。

 

 

では設定を行っていきます! 

vSAN に関連する設定はクラスタ単位で行います。

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クラスタの設定として有効化/無効化できるサービスは下記となります。

  • 重複排除および圧縮
  • 暗号化
  • パフォーマンスサービス
  • iSCSI ターゲットサービス
  • ファイルサービス
  • 詳細オプション(オブジェクト修復タイマー、自動リバランス等)

 

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ファイルサービスも追加されていますね!

右の有効化をクリックして構成ウィザードを開始します。

 

 

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このチェックリストに書かれている内容は事前に設定をお忘れなく!

 

 

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ファイルサービスエージェント をデプロイします。

ファイルサービスを提供するコンテナが各ホストにデプロイされます。

OVFファイルは直接ダウンロードして実行、もしくは手動でアップロードすることができます。

 

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ファイルサービスドメイン

DNS サーバ

DNS サフィックス

これらの項目を入力します。

 

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仮想アプライアンスが足を出すネットワークとして既存の標準仮想スイッチ、分散仮想スイッチから選択します。

サプネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力します。

 

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IPアドレスDNS名を入力します。

1番最初のIPアドレス入力後、名前解決ができていれば自動的にDNS名を埋めてくれます。

 

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入力が必要な項目は以上です。

OVFがダウンロードされ、デプロイが開始されます。

 

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進捗はタスクから確認します。

 

 

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それぞれのホストごとにファイルサービスの有効化のタスクがありますので、全て完了していることを確認します。

 

 

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ファイルサービスの構成は以上となります。

設定の項目に、ファイルサービスの共有が追加されていますね。


では次回はファイル共有のセットアップと クライアントからのマウントを見ていきたいと思います。

 

 

vSAN 7!シリーズ

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス 

vSAN 7 アップデート!ー うちの子、最新 ー ②

投稿したと思っていたらできていなかったのを見つけました。

リリースから3ヶ月近くたってしまいましたが、最新です!

 

さて、次はESXiホストのアップグレードです。

物理でやりたかったのですが、うちの子ストレージコントローラの認証がなかったので、Nestedでのアップグレードです。

物理のも確認出来次第、アップグレードする予定です。

 

 

アップデート手順を見ていきましょう。  

  1. vCenter サーバのアップデート 6.7 U3 → 7
  2. ESXi ホストのアップデート 6.7U3 → 7
  3. ディスクフォーマットのアップデート 10 → 11(メタデータの更新)

 

 

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前回、物理サーバのクラスタでした時は、明確にホストに搭載されているストレージコントローラの互換性が7.0ではない!と記載され、6.7のパッチのベースラインしかありませんでした。

今回、Nestedの環境を見てみると。

元々ホストにハードウェア互換性がないからか、7.0のベースラインが出来上がっていました。

 

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修正の事前チェックはこちら。

ストレージコントローラが認定済みではないこと、承知しております。

このまま進めていきましょう。

 

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修正をクリックして、アップグレード開始!

進捗はタスクで確認します。

 

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コアダンプのターゲットが設定されていませんエラーが出ていますが、アップグレードが完了しました。

vSphere / vSAN 7.0です!

 

ディスクのところはうっかりと撮り忘れてしまいました。。

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無事に11へアップグレードが完了しています。


以上でvSAN 7.0 へのアップグレードが完了しました!
 

 

 

vSAN 7.0 アップデート詳細についてはこちらも合わせてご確認ください。 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

 

 

続きを読む

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス

雨がやまないですねぇ。

暑かったり寒かったりするので体調にはお気をつけください!

 

 

VMware vSAN 7.0 リリース ノート

すでに読んでいらっしゃる方も多いかと思いますが、少しづつ掘り下げていければと考えています。

 

今回のアップデートの3本柱はこちらです。

  • ライフサイクル管理のシンプル化
  • ネイティブファイルサービス
  • クラウドネイティブストレージの強化

vSAN だけの機能でないところと、vSANならではのところとありますので、リリースノートを参照しながら見ていきましょう。

 

 

ネイティブファイルサービス

統合されたファイル サービス。vSAN ネイティブのファイル サービスでは、vSAN クラスタを使用して NFS v4.1/v3 ファイル共有を作成し、提示することができます。vSAN ファイル サービスは、vSAN の能力(可用性、セキュリティ、ストレージ効率、運用管理など)をファイルに拡張しました。

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機能としては文字の通り、vSAN クラスタでファイルサービス=NFS共有ができるようになりました。

ついに!ファイルサービスの実装!vSAN 環境ファイルサーバになる!

と思った方、少々お待ちください。

 

みなさまがご存知の一般的なファイルサーバにはどのようなものでしょうか。

ファイルサーバというと、共有フォルダ、Windowsのアカウント名ごとに並んでいる自分のフォルダとチームのフォルダのようなものを思い浮かべる方が多いのではないかなぁと思います。

もしくはいろいろなプロトコルが話せるストレージでNFS/CIFSを使っていたり。

 

今回vSAN に実装されたのはファイルサービスです。

vSAN データストアを切り出しファイル共有を提供します。

  • NFS v4.1とv3に対応
  • ファイル共有のクォータ設定
  • クラウドネイティブアプリケーション、既存のワークロードで活用
  • vSAN / vSphere のサービスと併用可能

 

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vSAN のファイルサービスを構成すると、内部管理用として単一の VDFS、分散ファイル システムを作成され、ESXi ホスト上にファイルサービスのための仮想アプライアンス(コンテナ)が自動的に展開されます。

この仮想アプライアンスプロトコルサービス、NFSのファイルサーバとなりファイル共有を提供します。

 

 

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仮想マシンのオブジェクトの考え方と同様に、ファイル共有も共有オブジェクトとしてvSAN データストア内に作成されます。

仮想マシンのストレージポリシーを適用し、ファイル共有オブジェクトの可用性を担保します。

 

データストアを丸ごと!NFSで外部にエクスポートするものではありません! 

 

よくある質問をいくつかまとめると。

仮想マシンをvSAN ファイルサービスのNFS共有で動かすことはできますか?

ESXiホストにNFSデータストアとしてマウントして仮想マシンを配置することはサポートされていません。

 

vSAN ファイルサービスを構成する最小構成は?

vSAN クラスタの最小構成である3ノードが必要です。

 

vSAN ファイルサービスはストレッチクラスタや2ノード構成でサポートされますか?

vSAN 7.0時点ではサポートされていません。

 

ファイルサービスを提供する仮想アプライアンス(コンテナ)のスペックは?

メモリ4GB、vCPU 4つ必要です。

 

 

次回は実際にセットアップしてみようと思います!

 

 

 

vSAN 7!シリーズ

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

 

 

vSphere 6.7、2022年10月15日までサポート期限延長

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

もうすぐ梅雨ですね。

私は重い腰を上げて衣替えをしました。

家から出ないとイベントのTシャツとか何年着ているんだという服でも、まぁ良いかという毎日でして...

生活インフラを支えてくださるみなさまのおかげで、私は自宅で仕事をすることにも慣れてきた今日この頃です。

 

Announcing Extension of vSphere 6.7 General Support Period - VMware vSphere Blog

vSphere 6.7のジェネラルサポートが2021年11月15日から2022年10月15日まで11ヶ月間延長されました。

世界的にビジネスへの大きな影響を与えたCOVID-19、年初までに行っていた計画が中断してしまったというケースも多いのではないでしょうか。

vSphere 7 への移行をこれから計画していく中でも安心安全な状態で行えるよう、移行期間の確保ができます。

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この延長を受けて、6.7の既存ユーザの方はアップグレード計画を2023年10月を目指して考えることができますし、6.0から6.7にして7.0に備えようという新規の方も増えるのではないかな?と考えたので、6.7関連の記事をまとめてみました!

 

vSAN の基本が復習できます。

基本的な動きは5.5時代から変わっていないので6.7U1で復習!

vSAN 6.7U1 復習シリーズ

VMware vSAN 6.7U1 って今どうなってるの? ① サマリ

VMware vSAN 6.7U1 って今どうなってるの? ② 運用管理編

VMware vSAN 6.7U1 って今どうなってるの? ③ 障害復旧編

VMware vSAN 6.7U1 って今どうなってるの? ④ 性能編

VMware vSAN 6.7U1 って今どうなってるの? ⑤ 導入準備編

 

6.7の最新であるU3のアップデート情報をまとめています。 

vSAN 6.7U3

vSAN 6.7 U3 リリース!

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編①

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編②

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編③

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編④

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編④-続き

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編⑤

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編⑥

 

6.5から6.7へのアップグレードしてみた記録です。

vSAN 6.7にアップグレードしてみた

vSAN 6.7 アップグレード そのいち

vSAN 6.7 アップグレード そのに

 

6.7U2からU3へのアップグレードしてみた記録です。

vSAN 6.7U3 にアップグレードしてみた

vSAN 6.7 U3 アップデート!ー うちの子、最新 ー 

VxRAIL のアップデートしてみました

 

 

6.5、6.7はつい最近出たもの、と思っていてももう3年以上経過しています。

これからのモダンアプリケーションの時代と既存の仮想マシンの統合が可能なvSphere 7.0に向けて準備していきましょう!

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

ライフサイクル管理のシンプル化 

についてはこちらの記事でご紹介しました。

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

タイトルにセットアップと書きましたが、セットアップというよりは事前準備と行った方が近いかもしれません。

vLCM 自体はvCenter に組み込まれていますので、ハードウェア周りの情報をどうやってvCenter に教えてあげるかがセットアップになります。

 

 

vSphere Lifecycle Manager

vSphere Lifecycle Manager は、ESXi ホストのライフサイクルを一貫した簡単な方法で管理します。理想的な状態をモデルとしてハイパーバイザーのライフサイクルを管理し、ドライバとファームウェアの完全なスタックを提供します。vSphere Lifecycle Manager により、個々のコンポーネントコンプライアンスを簡単に監視し、クラスタ全体で一貫した状態を維持することができます。vSAN 7.0 では、Dell と HPE ReadyNode でこの機能がサポートされています。

 

ESXi ホストのvSphere 7.xだけでなく、ハードウェアのファームウェアやドライバーをクラスタに関連づけて一括でアップデートできることはわかった。

ではどうやって設定していくの?というのが次にご紹介したい内容です。 

 

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VMware だけでは実現できないので、間にハードウェアベンダーさんから出されているハードウェア管理のプラグイン(OVF)をデプロイします。

あとは認証情報、どこからファームウェアやドライバーをダウンロード するのかを事前に登録します。

そして、vCenter のいつものUpdate Manager と同じタブからvLCM を使う(単一イメージで管理)を選び、ファームウェア・ドライバアドオンを選択します。

これでESXiとファームウェア・ドライバを同時にクラスタで一括でアップデートする準備ができました。

 

 

vSAN vLCM set-up | VMware vSAN Demonstrations | VMware

このあたりってNested の検証環境だと試してみるにも難しいところがありますよね。

どのような画面なのか、動画だけでなく実際に触ってみたい!という方にはオフラインデモがおすすめです。

StorageHubのvSAN Demonstrations にいくつかのデモがあり、vLCM もあります!

手順を一度おいかけて、きたる7.0をアップデートするときの予習になりますね。

 

それぞれベンダーごとの手順が異なるので、お使いのハードウェアの手順を知りたい!という方には。

現時点で対象となっているDellさんとHPEさんの設定からアップデートまでのデモ動画がYoutubeにアップロードされています。

 

vSphere Lifecycle Manager (vLCM) on Dell 

www.youtube.com 

 

vSphere Lifecycle Manager (vLCM) on HPE

www.youtube.com

 

 

7.0からの機能になるので、まず6.xから7.0へのアップグレード。

Update ManagerもvSphereの世界のアップグレードについては劇的に簡単になりましたが、どのホストからアップデートされるのかはその場で決定されて、自動でメンテナンスモードに入り再起動されあがってくるので、その間にファームウェアの適用は...

できないですよね。

7.0環境のアップデートを行う際にはvLCMをご活用ください。

クラスタ一括でローリングアップグレード、ESXiだけでなくファームウェアとドライバーまでできるのでメンテナンス時間が削減できます。

 

これからみなさまのライフサイクル管理がどんどん便利になっていきますように!

 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

実機を見ながらvSAN 7.0 の最新情報を見ていきましょうシリーズ始まります。

アップグレード編はもう少々お待ちくださいませ。

 

 

VMware vSAN 7.0 リリース ノート

すでに読んでいらっしゃる方も多いかと思いますが、少しづつ掘り下げていければと考えています。

 

今回のアップデートの3本柱はこちらです。

  • ライフサイクル管理のシンプル化
  • ネイティブファイルサービス
  • クラウドネイティブストレージの強化

vSAN だけの機能でないところと、vSANならではのところとありますので、リリースノートを参照しながら見ていきましょう。

 

 

ライフサイクル管理のシンプル化

ソフトウェアとハードウェアのライフサイクル。

サーバのBIOSNICのドライバー、ストレージコントローラのファームウェアもソフトウェアですが、これはハードウェア管轄のソフトウェアです。

ハードウェアベンダーごとに異なり、リリースサイクルも違います。

vCenter、ESXi、ESXi に組み込まれているvSAN のソフトウェアと、ハードウェア関連の大きく分けて2つのライフサイクル管理を行なっていく必要があります。

 

仮想環境においては、仮想マシンのOS、その上のアプリのライフサイクルも管理していく中で、インフラの1番下にも相当するファームウェアやソフトウェアのライフサイクル管理、これがもっと簡単に、なんなら自動でできると嬉しいですよね。

このようなベース部分のライフサイクル管理をサービスとして提供しているのはIaaSになりますが、オンプレ環境でももっと!楽になれば良いのに!は誰もが考えることだと思います。

 

 

vSphere Lifecycle Manager

vSphere Lifecycle Manager は、ESXi ホストのライフサイクルを一貫した簡単な方法で管理します。理想的な状態をモデルとしてハイパーバイザーのライフサイクルを管理し、ドライバとファームウェアの完全なスタックを提供します。vSphere Lifecycle Manager により、個々のコンポーネントコンプライアンスを簡単に監視し、クラスタ全体で一貫した状態を維持することができます。vSAN 7.0 では、Dell と HPE ReadyNode でこの機能がサポートされています。

 

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ESXiのアップデート+ドライバ、ファームウェアをvCenter からクラスタ単位で管理することができます。

vSphere のアップデートを行う際に、ベースラインというものがありました。

これはESXi をどのバージョンにアップグレードするか、事前に決めておくものです。

またはサードパーティ製のソフトウェアのインストールも対応していました。

 

VSphere 7.0 では上記に加え vSphere Lifecycle Managerイメージを使用してクラスタ内のホストをまとめて管理し、次のタスクを実行できます。

  • クラスタ内のすべてのホストに、必要な ESXiバージョンをインストール
  • クラスタ内のすべての ESXiホストにサードパーティ製ソフトウェアをインストールして更新
  • クラスタ内のすべての ESXiホストのファームウェアの更新
  • クラスタ内のすべての ESXiホストをまとめて更新およびアップグレード
  • VMware 互換性ガイド (VCG)、ホストおよび vSANハードウェア互換性リスト (vSAN HCL) などのハードウェア互換性リストと比較して、ホストのハードウェアの互換性を確認

望ましい状態へのアップグレード、推奨バージョンを組み合わせた形でアップグレードすることができます。

あるべき姿という点では、初期vSAN 5.5 時代にはコントローラの互換性がないものを使っていたり、ファームウェアが正しくなかったりと問題が発生していました。

vSAN で嬉しいところは、やはりハードウェア互換性リストに基づきファームウェアの互換性などが確認された上で自動的に選定され、ESXi本体、コントローラファームウェアのアップグレードが統合されたことですね!

 

考慮事項としては全てのファームウェア/ドライバを統合できるのではなく、現時点ではベンダーのファームウェアプラグイン(ハードウェアサポートマネジャー)に対応しているのはDellさんとHPEさんのみとなります。

 

ファームウェアプラグインを使用するためにはハードウェアのライセンスが必要です。

Dell
OMIVV(OpenManage Integration for VMware vCenter)

HPE
HPE INTEGRATED LIGHTS OUT (iLO) Advanced

 

 

VMware Docsにも手順を含め詳細なガイドが追加されています。

vSphere Lifecycle Managerについて

 

 

実際にうちの子のアップグレードが完了したら、このまとめてライフサイクル管理について実機をみていきたいと思います。

 

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現時点ではまだ何もない状態です。

 

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この単一イメージでクラスタを管理すると、というインフォメーションがvSphere Lifecycle Managerに切り替えを行ってクラスタ単位で推奨構成を一貫して管理することができるようです。