Update 2 の続きがかなり間が空いてしまいました。
今回はファイルサービスに関するアップデートをご紹介します。
ファイルサービスはvSAN 7.0 で初めて実装された機能です。
vSAN 7.0 ではNFS v4.1 / v3
vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス
vSAN 7.0 では追加でSMB v2.1 / v3
vSAN 7 Update 1 、アップデート!概要編 そのいち
個別記事は書いていなかったようです...
そして今回のvSAN 7.0 Update 2 のエンハンスメントは 下記4点となります。
これまでのアップデートをまとめたファイルサービスの仕様は下記となります。
- プロトコルと認証
NFS v4.1 / v3、Kerberos
SMB v2.1 / v3、Active Directory
- クラスタあたりのファイル共有数の上限
100個
- 最大ヘッド数(ファイルサービスのために自動作成されるコンテナ)
32ホスト
- ハードクォータ/ソフトクォータ
設定可能
vSAN 環境に完全に統合されているファイルサービス。
有効化もDNSやADの事前準備をしておけばvCenter から簡単に操作できます。
ここ1年の間にアップデートがこまめにあり、どれが正しいの?と迷うところがあると思い、現時点の仕様をまとめてみました。
ファイルサービスのデモ動画もこちらにいくつかありますので、ご覧いただければと思います。
vSAN Frequently Asked Questions (FAQ)
FAQの中、下から3つ目、2つ目にファイルサービスの構成(How to Deploy File Service)、ファイル共有の作成(How to Create File Share)があります。
vSAN 7.0 U2シリーズはこちら
vSphere / vSAN 7.0 Update 2 GA !!!
vSAN 7.0 Update 2 詳細編① vLCM の進化!
vSAN 7.0 Update 2 詳細編② 障害時の挙動ってどう変わったの?
vSAN 7.0 Update 2 詳細編③ プロアクティブに!障害に備えよう。
vSAN 7.0 Update 2 詳細編 ④ ストレッチクラスタの機能強化!