本日プレミアムフライデー!
多くの会社さんでは年度末でしょうか。
桜が咲いてもう散り始めているので、新年度始まっている感もあります。
CPU、メモリ、フラッシュデバイス、ハードディスク等のネットワーク以外の要件は通常のvSAN と同様です。
要件がわかったところで構築はどうやってするのでしょうか?
上記2点よりこのブログにはあっさり目にご紹介します。
・準備するもの
vCenter サーバ
ESXi ホスト
ウィットネスアプライアンス(ウィットネスホスト)
ウィットネスアプライアンスはストレッチクラスタに使用するホストとは別のサイトに配置をしてください。
・手順
ウィットネスアプライアンスのデプロイ
参考: 2ノードクラスタ その1
ストレッチクラスタの作成
参考:2ノードクラスタ その2
参考では2ノードクラスタを選択していますが、ストレッチクラスタを選択します。
それだけです!
ここまででvSAN クラスタとしてのストレッチクラスタが完成です。
手順が2ノード クラスタと同じ、ですね。
ウィットネスアプライアンスを選択して、ホストを選択して、クラスタを作成する。
まったく同じですね。
では、ストレッチクラスタって何が違うのでしょうか。
第1回に戻るのですが、台数の違いではありません。
プライマリとしてのローカルとリモートとしてのセカンダリをひとつのクラスタにする、アクティブ-アクティブなデータセンターを作ることができるのがvSAN ストレッチクラスタです。
構築手順は同じ、中身で使われているvSANという技術も、もちろん運用管理もvCenterからということは変わりません。
ですが、全く違う目的のもとクラスタとして稼働しますので、次回はクラスタの中に作成された仮想マシンの挙動や障害時の挙動について書いていきたいと思います。
vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち