回数が増えてきてしまっているのでアーカイブリンクを先に。
いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順
いつ、何を、どうやって、運用管理 ④ - 導入 Easy Installの構築後の確認
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑤ - 構成 Health Check
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑥ - 構成 Health Checkの番外編
運用管理、構成編の続編です。
構成の部分には構成管理、ライフサイクル管理があり、の2つの中で、前者を担当するのが
Configuration Assist
です。
vSAN 環境を作るにあたり、必ず設定や確認が必要な項目についてが出てきます。
正しい構成テストという形で実施します。
大きく分けて5カテゴリあります。
汎用クラスタ(vSphere クラスタの可用性):vSphere HA や DRSの有効化
vSAN の構成:vSANの有効化、vSAN で使用するディスクの要求
書き込みテスト:プロアクティブテスト
ネットワーク構成:チーミング、vDSの使用
ハードウェア互換性:コントローラ、コントローラFW/ドライバ、デバイス設定(パススルー or RAID0)、HCL DBの更新
全てが緑色に輝いていれば全く問題ございません。
黄色になっていてもAsk VMwareをクリックするとKBに飛びますので、ワークアラウンドを確認し、迷わず解決することが可能です。
例えば、物理NICの項目に警告が出ています。
これはこの環境の物理NICが1個しか接続されていない機材のため、チーミングをしておりません。
例えばハードウェア互換性、コントローラファームウェアが認定済みでないものが適用されている警告が出てきます。
ファームウェア適切なものが適用されていません!と。
健全性チェックと何が違うと?となると、vSAN のソフトウェアよりHWに近い部分でのチェックができます。
導入後、構成変更後、クラスタとして構成を確認する場合にはConfiguration Assistで!