vSAN 8 ESA を使ってみたいですよね。
私もです。
先日はVMware Explore 2022 Japan にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
久しぶりの顔が見えるセッションでとっても楽しかったです!
自分の声の大きさがマイクを通してどれくらい聞こえているのか分からず、怒鳴り気味になっていたかも...
さすがvSphere 8 / vSAN 8 ブースの盛況ぶりは他のブースの担当者からもすごいね!と言われたくらいです。
色々なお客様から聞かれました。
質問:
OSA で稼働している既存環境からESA へのアップグレードはできますか?
回答:
できません!
実際にはできる/できないで言うと、できる場合もあります。
- ESA 対応のReadyNodesを使用していること
- クラスタの再構築になること(既存データストアはなくなる)
- 認定NVMe デバイスがホストあたり4本以上あること
- ネットワークスイッチ/ポートが25GbE以上
この辺りをクリアしていれば、既存環境の再構築によりESA をお使いいただけます。
要件を満たしている環境がどれだけあるのか、現実的ではないなぁ、と思います。
既存環境で稼働しているものを新規 ESA クラスタにvMotion により移行することはもちろん可能です。
クラスタごとにバージョン、アーキテクチャタイプ(OSA / ESA)を選ぶことができ、同一vCenter から管理を行えます。
どんなソフトウェアもそうだと思いますが、ハードウェア要件を満たしていない場合のサポートや動く保証等がございません。
過去vSAN 5.5時代のトラブルの多くが認定ハードウェアではないものを使用したことが起因でした。
UIからの見た目、操作感、手順書構築などはNested の構築して試すのが一番気軽です!
Nested 立ててみた、についてはこちらで紹介します!(記事投稿後リンクを貼ります)
vSAN 8 シリーズ
vSAN 8 で実装された新アーキテクチャとは、の前に - vSAN 8 ①
ESA シングルティア構成はハードウェアが重要! - vSAN 8 ②
vSAN 8 ESA ReadyNodes を選んでみよう - vSAN 8番外 ①
vSAN OSA からESA へのアップグレードはできるの? - vSAN 8番外 ②
vSAN 8 ESA のハードウェア選び、変えていいもの、ダメなもの - vSAN 8番外 ②
サイジング - vSAN OSA / ESA で使用するメモリ 2023年Ver.