家電って壊れるときタイミングが重なりますよね...
寝室のエアコンのリモコンが壊れました。
寝る前にタイマーでかけようと思ったら、温度の変更ボタン、下げることはできるけれど、上げられない。
ちょっと焦りましたが、隣の部屋にも同じリモコンがあったのでことなきを得ました。
次は何が壊れるのか、怯えています。
今回のアップデートの3本柱はこちらです。
- ライフサイクル管理のシンプル化
- ネイティブファイルサービス
- クラウドネイティブストレージの強化
今回は3つ目のクラウドネイティブ ストレージの強化について見ていきましょう。
- vSphere with Kubernetes の統合CNS は、vSphere with Kubernetes のデフォルトのストレージ プラットフォームです。この統合により、vSAN、VMFS、NFS データストア上の vSphere with Kubernetes スーパーバイザーとゲスト クラスタに、コンテナ化された複数のステートフル ワークロードを展開できます。
- ファイルベースのパーシステント ボリューム。Kubernetes 開発者は、アプリケーションに共有 (Read/Write/Many) のパーシステント ボリュームを動的に作成できます。複数のポッドでデータを共有できます。vSAN ネイティブ ファイル サービスは、この機能を実現するための基盤となります。
vSphere with Kubernetes の統合
vSphere 7.0 での機能の目玉、旧Project Pacificです。
ESXi ホストでKubernetes のワークロードを直接実行することができます。
vSAN ならではの機能ではなく、vSphere 、SDDCとして実装されたという方が良いかもしれません。
ベースとなるインフラ部分にはvSAN が存在します。(VCF環境ではその他のストレージも選択可能です)
仮想マシンとKubernetes のワークロードを1つの環境で動かすことができます。
VMware だからできることですね。
クラウドネイティブでは様々なオープンソースの機能を組み合わせて使うことが多いですが、従来のVMware のネットワーク仮想化、ストレージ仮想化も組み合わせることで統合管理を行うことが可能です。
ファイルベースのパーシステント ボリューム
コンテナ環境に欠かせないストレージリソースであるパーシステントボリューム(PersistentVolume=PV)。
vSAN 6.7U3からCSI(コンテナストレージインターフェース)を介したブロックベースのPVを提供していますが、今回のアップデートはvSAN ファイルサービスと組み合わせて使うファイルベースのPVが作成できるようになりました!
StorageClassでNFSを宣言することでPVを作成可能です。
今回はvSAN でのできることを中心にご紹介しましたが、そもそもクラウドネイティブ って?という内容については私も絶賛勉強中です!
これらもまとめて投稿しようと考えています。
ゼロから始めるアプリケーション時代のストレージシリーズ、はじめます!
vSAN 7!シリーズ
vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)
vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ