どんどん増えていく運用管理シリーズ。
いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順
いつ、何を、どうやって、運用管理 ④ - 導入 Easy Installの構築後の確認
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑤ - 構成 Health Check
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑥ - 構成 Health Checkの番外編
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑦ - 構成 Configuration Assist
さて、まだ構成の続きです。
アップデート
Firmwareのアップデートをやったことがある方、HWベンダーさんやSIerさんはもちろん普段のお仕事の一つとして行なっていると思います。
エンドユーザとしてサーバを運用されている方も、もしかするとサポートの指示でFWあげるとなおります、あげてください、と言われたことがあるかもしれません。
サーバやネットワーク、ストレージなど機器ごとに手順が違う。
同じサーバでもHWベンダーが変わればやり方も変わる。
1度やってみればそんなに難しくないけれど、2回目があるのかどうか...
2回目のときにはツールが変わっている、なんてことも。
vSANに(サーバ仮想化にプラスアルファで)必要なHWコンポーネントとして3つあります。
この3つの中で、IOコントローラのドライバーやファームウェアアップデートをWeb Clientからキックして行うことができます。
Web Clientからクラスタ>設定>Virtual SAN>アップデート
まずアップデート準備のためのVIBをインストールします。
次にファームウェアをアップデートするためにファームウェアのダウンロードを行います。
ファームウェアダウンロードのエンドユーザー使用許諾契約書の確認を行います。
そしてアップグレードです!
Before
ローリングアップグレードさせることを選ぶと、仮想マシンがオンラインのまま実施することが可能です。
*FTT=0の場合、仮想マシンが止まる可能性あり。必ずストレージポリシーはFTT=1以上で!
After
指定されたファームウェアへアップデートされました!
このアップデート機能は現時点で、 Dell、Lenovo、富士通、Supermicroが対応しています。
今回はファームウェアのアップデートでしたが、ドライバも必要があれば更新リストに出てきます。
ようやく、シリーズ次回はDAY2へ!