物理のデモ環境の機器のコントローラの認証がようやく通りました!(6月中旬ごろ)
このご時世で、物理機器を目の前に行われる認証試験にも影響が出ていたようです。
それでは物理環境のアップグレードもみていきましょう!
アップデート手順はこちら。すでにvCenter のアップグレードは完了しているので、続いて、ESXiホストをアップグレードします。
- vCenter サーバのアップデート 6.7 U3 → 7
- ESXi ホストのアップデート 6.7U3 → 7
- ディスクフォーマットのアップデート 10 → 11(メタデータの更新)
Nested で行った手順と同じですが、Update Managerを使ってESXi ホストをアップグレード、そしてディスクフォーマットのアップデートを行っていきます。
vSAN Cluster 'Cluster' というベースラインが自動的に作成されています。
ただ、前回DellEMC Custom Imange、OEMのISOを用いてアップグレードしたため、今回もベースラインを新たにカスタムISOで作成します。
ドライバーなども入っていますからね、ハードウェアにあったISOイメージを使います。
ISOを読み込ませて、OEM ISOイメージからベースラインを作成します。
修正をクリックします。
使用許諾契約書に同意をして。
自動的に行われた事前チェックもオールグリーンです!
いよいよアップグレード、修正を開始します。
進捗はタスクで確認します。
修正が完了しました!
開始時刻と完了時刻をみてみると、1時間くらいで終わっていますね。
前回のNested 環境ではキャプチャが取れなかった、ここ。
オンディスクフォーマットのバージョンを上げていきましょう。
健全性にもディスクフォーマットのバージョンが古い、ということが警告されています。
右上一番端っこ、アップグレードの事前チェックもしておきましょう。
事前チェックが正常に完了したので、アップグレードをクリックします。
今回のディスクフォーマットのアップグレードではメタデータの更新となっていたため、ディスクグループの再作成は行われません。
より短い時間でアップグレードを完了させるには、冗長性の低下を許可します。
このチェックボックスを外すと、メンテナンスモード全データの移行と同じようにデータを退避しつつ、アップグレードが行われます。
メンテナンスモードと異なるのはホストの全てのデータを退避するのではなく、ディスクグループごとに行われます。
フォーマットが進んでいきます。
ものの1,2分で完了しました。
これで、アップグレードは完了です!
メジャーアップグレードってもっと失敗したりするものかと思いきや、そんなこともなく。
アップグレード作業として一番時間がかかったのはvCenterでした。
これにてうちの子、最新、vSAN 7編は完結となります。
あとはVxRailさんをあげるだけですね。
もう少々お待ちください。
余談なのですが。
ちょうどコントローラの認証が通ったことが公開されたという日に、ホストの1台のディスクがFailしました。
キャッシュディスクです。
このタイミングで...!と少し焦りました。
今回はそのノードをクラスタから外してアップグレードしています。
3月からリモートワーク継続中なので、パーツってどうやって送ってもらえば良いんだろう。
オフィスだと受け取る人がいないはずなので、自宅にSSD送ってもらえるものなのか...?
同僚に言われたのが、そもそもの話、保守っていつまでだったっけ?
確実に3年は経っている、むしろもうすぐ5年なのでは。
デモ環境だから甘い管理をしていたこと、今後は反省して使っていきます。
今回は4台構成だったから先延ばしにできましたが、本番だったらすぐ連絡、データセンタ直行、交換、オブジェクトの再同期確認をしましょう。