"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN の!HCIが!いちばん!

ちょっとふざけたタイトルですが。

f:id:vmwarekkHCI:20200326105118p:plain

 

IDCさんのレポートの通り、2019年 第3四半期のHCI市場において全体は前年比17.2%の成長。

そして、VMware のHCIは26.3%の成長、シェアトップとなります。

グラフはHCI 市場、青いところ41.1%のシェアを獲得しました。

2018年第3四半期から6期連続です。

 

みなさま、いつもvSAN をお使いいただき、ありがとうございます!!! 

 

お客様がなぜVMware HCIを選ぶのか、3つのポイントとして下記があげられます。

運用がシンプル

クラウドネイティブアプリケーション対応

HCIはオンプレだけど、ハイブリッドクラウドにも拡張可能

 

vSAN は6年前からアーキテクチャは変わっていません。

サーバの内蔵ディスクを抽象化して、vSphere へ共有ストレージを提供する。

仮想ストレージ、SDSからハイパーコンバージドインフラへと名前は変わりましたが、VMware Cloud FoundationやVMC on AWSパブリッククラウドのストレージとして活躍しています。

 

これからアプリケーション中心のインフラ作りが進められる中で、より多くのお客様にvSAN が 使われていくのを楽しみにしています!

 

 

引用元 

Worldwide Converged Systems Market Grows 1.1% Year Over Year During the Fourth Quarter of 2019, According to IDC | Business Wire

vSAN Powered HCI Systems Lead in Q4 2019, According to IDC

"HCI"はじめましょう。①

もうすぐ4月ですね。

4月というと入学、入社、進級、異動などなど。

暖かくなってきて、なんとなく人の動きが増える時期です。

 

2020年は連日報道されているように、世界中に影響を及ぼしているCOVID-19猛威を奮っています。

東京オリンピックも延期が決まったようです。

もともと7・8月と世界中から東京にたくさんの人が集まるからこそ東京にオフィスのある企業のテレワークが推奨され、これをきっかけに働き方改革に取り組んでいこうといしていたところに。

現在、実戦にリモートワークにいきなり放たれた方も多いのではないでしょうか。

小耳にはさんだのですが、4月入社の方々の研修は出社もせず、集合形態ではなく、オンラインに切り替えられているようです。

 

ということで、4月から何する?

vSAN 7も出るし、HCI はじめてみましょうよ!

 

f:id:vmwarekkHCI:20200326102636p:plain

  1. これを読めばわかる!vSAN 基礎
  2. 実際に触ってみよう
  3. もっと勉強したい、資格がとりたい

 

 

1.これを読めばわかる!vSAN 基礎

vSAN どこからやったらいいの?の前に。

vSphere をお勉強したいという方にはこのあたりがおすすめ。

サーバ仮想化の基本を学ぶ | IT価値創造塾

これ1冊でスッキリ解る! vSphereの基礎の基礎 〜新卒SEの視点で学ぶ、vSphereの「はじめの一歩」〜 

 

2つ目はVMware 公式ブログ Japan Cloud Infrastructure Blogにて過去に連載していたものの改訂版の冊子版です。

初心者目線でとってもわかりやすいのでとても人気です。

 

vSANのことはHCI はじめました読んでね、と言いたいところですが。

記事数も300を超え、どれが初めて用なのかわかりにくいですね。

まずこちら。

VMware vSAN オンラインコンテンツ

vSAN のウェビナーをオンデマンドでご視聴いただけます。

あわsてvSphere の基礎の基礎と同様にvSAN のベーシックな部分をまとめている冊子がダウンロード可能です。

 

VMware Virtual SAN 入門: 〜 従来のストレージと VSAN の違い〜 - Japan Cloud Infrastructure Blog - VMware Blogs

5年の月日が経ってもアーキテクチャは変わっておりません。

ので、ブログデビュー時の記事もよろしければ。

5年かぁ...あっという間だったなぁ

 

このあたりが終わったら、1つ1つを掘り下げてみましょう。

vSAN ならでは、のディスクRAIDに変わるストレージ要件を定義するポリシーベース管理。

ポリシーベース管理

主役は仮想マシン!- ポリシーベース管理①

仮想マシンのデプロイとともに、ストレージをプロビジョニング! - ポリシーベース管理②

どうやって可用性を担保するのか - ポリシーベース管理③

オブジェクトとは - ポリシーベース管理④

コンポーネントの配置 - ポリシーベース管理⑤

強制プロビジョニング - ポリシーベース管理⑥

許容される障害数が2つに - ポリシーベース管理⑦

ソフトウェアチェックサム - ポリシーベース管理⑧

ストライプ - ポリシーベース管理⑨ 

フラッシュ読み取りキャッシュの予約 - ポリシーベース管理⑩

 

 やっぱり動いているものはいつか壊れる、壊れた時にどうする?障害対応編はこちらです。

障害関連

モノは壊れるシリーズ①- HCIの障害って?

モノは壊れるシリーズ②- HWコンポーネントごとの影響範囲

モノは壊れるシリーズ③- ハイブリッドとオールフラッシュ

モノは壊れるシリーズ④- vSAN 6.6.1までの再同期エンハンスメント

モノは壊れるシリーズ⑤- vSAN 6.6.1までの再同期エンハンスメント続

 

そして、最新情報である、vSAN 7!

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

各詳細については別途書いていく予定です。

 

 

ポリシーベース管理と障害時の挙動さえまずおさえて、次は触ってみましょう!

 

はじめましょうシリーズ

"HCI"はじめましょう。①

"HCI"はじめましょう。②

"HCI"はじめましょう。③

VxRail はじめてみませんかキャンペーン!

なんだかかわいらしいキャンペーンが。

可愛いのは文字だけで、中身は真面目。

 

f:id:vmwarekkHCI:20200317174215p:plain

詳細はこちらから

www.networld.co.jp

 

ネットワールドさんからとってもお得な価格でVxRrail 使える、初めての方限定キャンペーンです!

機器、保守、構築までセットとなっています。

このキャンペーンをきっかけに、"VxRail" もはじめてみませんか?

 

 

青のうさぎさんが大文字、ピンクのうさぎさんが小文字なんですね!

 

続きを読む

VMware Cloud Native Day - LIVE 2020/4/22開催!

 変化の激しい市場に対応するためのアプリケーションのモダナイズが必要になっている今だからこそ、VMware と一緒に進化した基盤を作っていきませんか?

 

VMware Cloud Native Day - LIVE

vm-event.jp

 

2020年4月22日(水) オンライン開催

ご登録はこちらから!

f:id:vmwarekkHCI:20200318144243p:plain

2019年のvForumの前夜祭として開催されたCloud Native Dayがバーチャルイベントで最新情報をお届けします。

 

本イベントでは、マルチクラウド時代の「ITインフラの構築と運用」と「アプリケーションの設計と開発」、その両面から 2020 年 3 月に発表した VMware Tanzu や Kubernetes によって進化を遂げた VMware vSphere 7 の内容を含めた最新情報をお届けいたします。
今後の市場変化にいち早く対応できる変革と成長を支える IT インフラとアプリケーション/システムの進化に向けて、お役に立てる機会と考えております。是非、ご参加ください。

 

 

待ち遠しいvSAN 7 の情報はこちら。

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

バージョンごとのvSAN の機能

待ち遠しいvSAN 7 の情報はこちら。

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

 

 

 

 

楽しいものを見つけました。

  

f:id:vmwarekkHCI:20200313170307p:plain

vSAN feature list | vSAN Features by Version | VMware

 

vSAN のバージョンごとの機能一覧です。

進化の軌跡がわかるようで面白いなぁとひとりでニヤニヤしてしまいました。

今は当たり前になっているこの機能も、え!ここで出たの?と新鮮です。

 

そろそろ6.0台のvSAN のリプレースの時期がやってきそうです。

すでにvSAN を導入いただいている方が、今後アップグレードや最新バージョンへの移行をする際には、こういう機能ありますよ!と伝えるのに活用できるなーと考えています。

 

vSAN 大好きな方は是非!一度見てみてください!

 

ここにvSAN 7 も並んだら、10世代。

vSAN 7 、ついに!②

発表されました!

f:id:vmwarekkHCI:20200311205317p:plain


 

*・゜゚・*:。.:*・vSAN 7 ・*:。.:*・゜゚・* 

今回のvSAN は3つの柱があります。

vSphere Lifecycle Managerクラスタアップデートをシンプルに!

vSAN のネイティブファイルサービス機能 

クラウドネイティブストレージの強化により、vSAN 上でモダンアプリケーションのデプロイをもっとたくさん!

 

vSAN 7 、ついに!

の続きの、他エンハンスメントについて 訳していきまーす!!

 

blogs.vmware.com

 

 

 

ストレッチクラスタ構成におけるDRS検知の統合

データ配置とDRSとの連携をより統合しました。

障害から復旧した後、2サイトにおいて完全にデータの再同期が完了するまで、DRSは同一サイト内の仮想マシンで発動します。

再同期が完了すると、DRSで定められたルールに基づき正しいサイトに仮想マシンを配置します。

ISLはサイト復旧するための再同期に適切にリソースを割り当てるため、ISLを超えて不必要な読み取りが行われることを削減します。

 

ウィットネスホストの交換後の即時の再同期の実施

ストレッチクラスタや2ノードvSAN の場合に必要となるウィットネスホストの交換や再同期ロジックのがより良くなりました。

ウィットネスホストアプライアンスに障害が発生するもしくは交換が必要な城田になった時、vCenter から"ウィットネスの交換"ボタンを使用して簡単に交換することができます。

交換が完了すると即座に修復(再同期)が始まり、整合性のある状態に復旧されます。

この機能強化は、ウィットネスホストのリストアをより早く完了させ、サイトレベルの保護に対する一時的な脆弱性を軽減します。

 

ストレッチクラスタにおけるサイト間の容量の偏りに基づくI/Oのリダイレクト 

vSAN ストレッチクラスタのトポロジでは、サイト障害時の仮想マシンやデータのフォルトトレランスを提供します。

vSAN において個々の仮想マシンに異なる保護レベルやアフィニティが設定することで、管理者はより早く対応できます。

これによりサイト間の使用可能な容量の偏りが発生する場合があります。

vSAN 7では、容量が制限された状況下においてインパクトを最小限にする新しい考え方が追加されました。

容量の偏りが検知されると、vSAN はIO制限等の複数のパラメータをチェックし、容量が逼迫したサイトから健全なサイトへアクティブなIOをリダイレクトします。

この変更は仮想マシンに影響なく行われます。

この最適化は様々な状況下において発生する予測不能な操作を保証することができるようにvSAN へより多くのインテリジェンスが導入されている例となります。

(意訳:こういうこともできるようになったよ!新しいvSAN でチェックされる項目も増え、その後のリダイレクトも仮想マシンへの影響なしに自動的に行われるよ!)

 

vSAN データストア内仮想マシン仮想マシンレベルでの詳細なレポーティング

vSAN データストア内仮想マシンについて、新しく仮想マシンの容量レベルでの一貫性をもったレポーティングを行います。

従来のストレージが行っているように仮想マシンレベルでの容量レポートに対応しました。

この改善はクラスタやホストのビューで確認できる今までの仮想マシンのビューとvSAN に配置された仮想マシンのレポーティングの違いを縮めるものです。 

 

最適化中のメモリのレポートの改善

時間ベースのメモリ消費メトリックが追加されたことにより、API経由で取得したメモリリソース消費のより詳細な情報を、vCenter UIに表示することができるようになりました。

この時間ベースのメモリメトリックはvSAN クラスタが拡張(スケールアップ、スケールアウト)された際、クラスタのハードウェアやソフトウェアの変更によるメモリ消費の変化の関連付けを行うことができます。

構成変更による影響のアセスメントや継続的な構成の最適化に役立ちます。

 

vSAN の容量ビューでのvSphere Replication オブジェクトの可視化

vSphere Replication はvSphere 環境における仮想マシンの非同期レプリケーションソリューションです。

仮想マシンの保護や修復をシンプルで効果的に行います。

vSphere Replication はvSphere Essentials Plus 以上のエディションに含まれる機能です。

今回のvSAN 7 ではvSphere Replication と組み合わせている環境にとってとても嬉しい進化があります。

管理者はvSphere Replication に関連するオブジェクトデータを仮想マシンレベル、クラスタレベルの容量のビューで確認することができます。

vSphere Replication を使った非同期レプリケーションの必要性に応じてどのくらいのリソースが必要なのか判断しやすくなりました。

 

より容量の大きいデバイスのサポート

ストレージ要件を含め、vSAN は素早く対応しています。

新しいより高集積なストレージデバイスをサポートします。

より大容量のストレージデバイスをサポートしたことにより、重複排除/圧縮の改善、TB単価の安いデバイスを使用できたりと、お客様の環境でよくある悩みを解決します。

vSAN のアーキテクチャならではのメリットがあります。ライセンス費用の追加なしで、より大容量のデバイスを使って、新しいデバイスの追加や新しいデバイスで既存ディスクグループを入れ替えることができます。

 

NVMeホットプラグの計画的/無計画メンテナンスをサポート

NVMeという最先端のデバイスにより、ストレージシステムのパフォーマンスは新たなレベルへ到達します。

従来のSASSATAバイスでしか使えなかった機能でしたが、vSphere 7 ではvSphere / vSAN 環境においてNVMe ホットプラグをサポートします。

メンテナンスタスクであるホストへのデバイスの追加、削除、交換をシンプル化することによりNVMeデバイスが搭載されたホストの柔軟性と保守性を強化します。

 

vSAN データストアでの共有ディスクをEager Zero Thick(EZT)とする要件の撤廃

vSAN 7ではOracle RACのような共有ディスクを必要とするアプリケーションの仮想マシンの柔軟性を改善します。

マルチライターフラグをたてて共有ディスクとして使用するVMDKをEager Zero Thick とする要件がなくなりました。

この要件の改善により、シンプルさと効率が向上します。 

 

 

 

 

 

ほぼリリースノートじゃないですか...長かった...

ばーん!とかじゃーん!っていう擬音で書きたくなりました。

リリースノートが日本語でちゃんと出たら差し替えますね。

 

 

vSAN 7!シリーズ

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ④ ネイティブファイルサービスの構成

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑤ クラウドネイティブストレージ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑥ ハードウェア周りのアップデート

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑦ 運用管理やUIのアップデート 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑧ vSAN VCG 通知サービス もう少し詳しく

vSAN 7 、ついに!

発表されました!

f:id:vmwarekkHCI:20200311205317p:plain


 

*・゜゚・*:。.:*・vSAN 7 ・*:。.:*・゜゚・* 

今回のvSAN は3つの柱があります。

vSphere Lifecycle Managerクラスタアップデートをシンプルに!

vSAN のネイティブファイルサービス機能 

クラウドネイティブストレージの強化により、vSAN 上でモダンアプリケーションのデプロイをもっとたくさん!

 

 

blogs.vmware.com

私の意訳も入っていますが、ざっと訳してみました。

 

 

HCI 業界をリードするソフトウェア、VMware vSAN 7 がリリースされる運びとなりました。

vSAN はReadyNodesから始まったパートナーさんとのエコシステムから、プライベートクラウドパブリッククラウドまで広がり、プラットフォームとして選択され進化し続けてきました。

HCI はお客様のビジネスをより良いものにするべく、様々な規模間のお客様、様々な業界に急速に採用されてきました。

新しい製品や新しいサービスをより早くお客様や社員に届けるため、この新しいテクノロジー(HCI)は商品開発やデリバリ時間の削減し続けてきました。

ITインフラの意思決定者は新しいソリューションをすぐにでもデリバリできるプラットフォームを必要としています。

これを実現するためにはいくつかの方法があることがわかっています。

インフラ管理をシンプル化し、プロビジョニングを高速に

ブロックストレージとファイルストレージの統合

コンテナのようなエマージングなテクノロジーをサポート

 (*Source: Perry, Christian. Voice of the Enterprise, Servers and Converged Infrastructure, Budget and Outlook, 2019. 451 Research.)

 

業界のトレンドのニーズを融合し、いくつもあったサーバのライフサイクル管理のためのツールを削減することで、vSAN 7 はインフラ管理をシンプル化します。

vSAN を使ってブロックストレージとファイルストレージを統合することができます。3rdパーティソリューションの必要性が少なくなることで、ファイル共有のプロビジョニングが加速します。

vSAN 7 はVMware Cloud Foundation を通じて、ファイルサービスのサポートやvSphere add-on for Kubernetes(元Project Pacific)を提供することで、さらなるクラウドネイティブアプリケーションとの連携強化していきます。

 

vSphere Lifecycle Manager でクラスタアップデートをシンプルに!

ライフサイクル管理は時間を吸い取るタスクです。インフラを維持するためにはたくさんのツールを使いこなし、特別なスキルが必要とされることは管理者には共通の認識です。

VMware のお客様はDay2オペレーションのために2つの異なるインターフェースを利用することができます。

vSphere Update Manager(VUM):

ソフトウェア(ESXi)やドライバー、サーバベンダーから提供されるファームウェアアップデートに必要なユーティリティをアップデート

vSphere Lifecycle Manager(vLCM):

そして、最新のリリースでは、VMware HCI は基盤となる、ソフトウェアとファームウェアのアップデートするための、新しい、統合されたメカニズムをネイティブで提供します。 

 

vLCMはdesired-stateモデルから構成され、ハイパーバイザーやデータセンタにおけるサーバのドライバーやファームウェアのライフサイクル管理を提供します。

イメージの適用、コンプライアンス監視、必要があればクラスタの修正を行うことができます。

それぞれのコンポーネントコンプライアンス監視の手間を削減し、VMware 互換性ガイドにしたがったクラスタとの一貫性を維持することができます。

v LCMは大規模なサーバのライフサイクル管理の一貫性をシンプルに作り出す、強力なアプローチです。

 

vSAN のネイティブファイルサービス機能

vSANに統合されたネイティブファイルサービスは外部ソリューションとの依存性を削減するので、ストレージ管理をシンプル化します。

vSAN 7 はNFS v3とv4.1をサポートします。さまざまなユースケースに対応できます。 vSAN でファイルサービスを有効化するのは難しくありません。

クラスタの機能であるi SCSIサービス、暗号化、重複排除/圧縮の有効化と同じ手順です。

ファイルサービスのプロビジョニング、管理はシームレスに全てvCenterのUIから実施できます。

この機能により統合の簡素化とともにファイルサービスを必要とするユースケースにより広く対応していきます。

 

クラウドネイティブストレージの強化により、vSAN 上でモダンアプリケーションのデプロイをもっとたくさん!

すでにvSphere 6.7 U3で追加されたクラウドネイティブストレージとしての機能をvSAN 7 ではより拡張し強化しました。

Kubernetes クラスタのパーシステントボリュームとしてネイティブファイルサービス(NFS)を使用することをサポートします。

パーシステントボリュームは暗号化とスナップショットにも対応します。

ファイルサービスに加えて、vSphere Add-on for Kubernetes(元Project Pacific)を有効化することもでき、コンテナ化されたステートフルなワークロードvSANデータストアにデプロイできるようになりました。  

 

 

 

 

今日は力尽きました。

続きは次の記事で! 

  

気になったポイントは" 7.0 "ではなく、" 7 "だったことです。

 

 

vSAN 7!シリーズ

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ④ ネイティブファイルサービスの構成

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑤ クラウドネイティブストレージ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑥ ハードウェア周りのアップデート

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑦ 運用管理やUIのアップデート 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑧ vSAN VCG 通知サービス もう少し詳しく

2020年新米シリーズ セミナーのご案内:リマインド

昨年から継続している、vSAN/vSphere セミナー。

今年もやります! 

第1回ご参加いただきありがとうございました。

残りは2回!

f:id:vmwarekkHCI:20170823203518p:plain

2020.2.21(金)12:00-13:00 オンライン開催

ご登録はこちらから!

新米ママが送るvSAN3分クッキング!!クイックスタートを用いた簡単vSAN構築紹介

 

2020.3.11(水)12:00-13:00 オンライン開催 

ご登録はこちらから!

新米ママが送るお引越し!!仮想環境移行と vSphere5.5 延長保守終了のお知らせ

 

2020.4.15(水)12:00-13:00 オンライン開催

ご登録はこちらから!

新米パパが送る!!もう騙されない!?自社に最適なハードウェアを見つけるための簡単アセスメント紹介

 

来週3/11(水)は移行についてお話させていただきます。

vSAN ならでは、より一般的なお話になるかなーと思います。

リフォームとお引越し、おうちに合ったソリューションを考えていきましょう!

 

 

ぜひご登録を!

 

 

大人数が集まるイベントもわいわい楽しくて良いけれど。

在宅勤務や時差出勤が増えてきたこのご時世、ウェビナーもぜひご活用ください!

よく読まれている記事ランキング2019-2020

家にいるのも出かける準備がいらないので快適なのですが、やはり直接会って会話するのも楽しいですよね。

最近この状況なので、在宅勤務も活用しながら日々過ごしております。

 

ということで!

特に新しいこと、というわけではないのですが、最近の注目記事ランキングをお送りします。

集計期間は11月から2月までの4ヶ月間(2ヶ月で取得してもほぼ同じでした)

 

f:id:vmwarekkHCI:20180403170611p:plain

第1位!
Google検索からトップページへたどり着く方が多くいらっしゃいます。
なんだっけ、あのvSAN のことがたくさん書いてあるブログ...
あ!HCIはじめました、だ!となっている気がしています。
ありがとうございます。
 
 
第2位!
ストレッチクラスタはここ1年の人気トピックです。
実際にご導入いただいているお客様も増えています。
導入自体の手順は通常のvSAN クラスタと同様、プラスアルファくらいなので今度はネットワークについての設計についても書いてみてもいいかもしれませんね。
障害編まで長編シリーズになっているのでぜひ一度みてください。
 
 
第3位!
根強い。
vSphereに慣れ親しんでいる方こそ!ハートビートは気になるところ。
ストレージネットワークが切断されるとデータにはアクセスできなくなるので、まずネットワークの冗長性の確保、そして挙動を確認しましょう!
 
第4位!
ホスト兼ストレージであること、わかってはいるけれど、どうするんだっけ?
メンテナンスモード=データの移動の検討をお忘れなく!
あわせてちょっと待って、再起動もご確認ください。 
 
 
第5位!

2ノードクラスタの情報、細かくStorageHubにはガイドがありますが、構築方法という点でもよく読まれています!

ストレッチクラスタ、2ノードvSAN ならではのウィットネスアプライアンスはクォーラム相当のメタデータの置き場所なのでリプレイスも簡単です。

 

こう見るとあれ?どうだったっけ?という内容がたくさんランクインしています。

たまには新着だけでなく、過去ポストも見て復習していただくとよりvSAN への理解が深まると思います! 

これからも更新がんばります。

WSFC とvSAN とvSphere

Windows Server のフェールオーバー クラスタリングとvSAN の関係性。

vSAN 環境では6.7U3でiSCSIターゲットは使わずに、VMDKのオプションで共有ディスクを作成できるようになりました。

紹介した記事はこちら

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編⑥

 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200219133615p:plain

一般的にフェールオーバクラスタを作成する場合はクォーラムとなる共有ディスクをRDMで用意するのが過去からある方法です。

通常のvSphere 環境とvSAN 環境を管理されている方も多い、もしくは併用して使っていこうと考えている方もいらっしゃると思います。

vSAN だけではないガイドラインのKBが出ています。

VMware vSphere 6.x での Microsoft Windows Server フェイルオーバ クラスタ:サポートされる構成のためのガイドライン (2147661)

 

vSphere version

Shared disk options

SCSI bus sharing

vSCSI Controller type

Storage Protocol / Technology

vSphere 6.0 and 6.5

RDM physical mode

physical

VMware Paravirtual (PVSCSI), LSI Logic SAS

FC, FCoE, iSCSI

vSphere 6.7

VMware vSphere® Virtual Volumes (vVols), RDM physical mode,

physical

VMware Paravirtual (PVSCSI), LSI Logic SAS

FC, FCoE, iSCSI

VMware Cloud on AWS

Clustered VMDK

physical

VMware Paravirtual (PVSCSI), LSI Logic SAS

N/A / vSAN

vSAN (vSphere 6.7 U3)

Clustered VMDK

physical

VMware Paravirtual (PVSCSI), LSI Logic SAS

N/A / vSAN

 

特にこの比較がとてもわかりやすかったので、英語版を一度ご確認いただけると嬉しいです!

右端から言語を英語に変更してください。

それぞれの環境、vSphere 6.0/6.5、6.7、VMC on AWS、そしてvSAN において、どのような共有ディスクのオプションが使用可能かまとまっています。

それぞれの環境に適した構成を組んで、WSFCをお使いください。 

 

目で見てわかりやすい、vSAN のアーキテクチャ!

実機がなくても、見ればわかる!vSAN アーキテクチャ全部入り 

↑ストレッチクラスタ も追加されていたので、新しい記事書きました。

 

なんだか面白そうなものが!

追加されていました。 

VMware vSAN - Interactive Infographic

f:id:vmwarekkHCI:20200213165605p:plain

 

 

仮想マシンのストレージポリシーによるデータの配置ってどうなるの?

vSAN?FTTでミラーかRAIDでしょ?台数によって作れるルールって違うよね。

慣れている方はスラスラ出てくると思います。

初めてvSAN に触れる方はディスクのRAIDと違う!ということから始まり、ストレージポリシーを理解していくと思います。

この許容する障害の数(FTT)コンポーネントの配置を実際に試してみることができるのがこちら。

 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213165657p:plain

仮想マシンをクリックします。

マウスオーバーするとVirtual machine's object overviewと書かれています。

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213165724p:plain

許容する障害の数(Failure to tolerate)をプルダウンから選択します。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213165820p:plain

耐障害性なしを選ぶと、3ホストから構成されるクラスタの1つのホストにコンポーネントが配置されていることがわかります。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213165840p:plain

デフォルトストレージポリシーにもなっているFTT=1のミラーリングを選ぶと、データが2つ、ウィットネスコンポーネントが1つ、それぞれ異なるホストに配置されています。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213165903p:plain

台数がないと試しにくい、FTT=2/RAID6 。

データ部4つとパリティ2つが6ホストに配置されています。

 

このようにそれぞれFTTがいくつだとこんな風に配置されるよということが一目でわかります!

 

 

もうひとつ。

メンテナンスモードに入れたらデータストアのコンポーネントはどうなるの?

の、シミュレーションができます!

HTML 5のメンテナンスモードの移行、What-Ifも追加されていますが、環境がない場合でもデータの動きが簡単にわかります。

 

実際に見ていきましょう。

f:id:vmwarekkHCI:20200213165953p:plain

右端の薄茶色の四角、Explore Maintenance Modeをクリックします。

私は見つけるまで時間がかかりました。

 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213170054p:plain

全てのでーたの移行、アクセシビリティの確保、データの移行なし、の3つのオプションから1つを選択します。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213170108p:plain

データの動きを確認したい、FTTとミラーorRAIDを選択します。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213170124p:plain

クラスタ内のホストを何台(1台または2台)メンテナンスモードに移行するかを選択します。 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200213170144p:plain

アニメーションでデータが動いていくので、1つの仮想マシンのデータがどのように動くのか理解できます。

複数の仮想マシンがあっても同じ動きとなりますので、ストレージ機能とサーバ機能を併せ持つvSAN クラスタのメンテナンスモード をこちらで試してみてください!

 

 

元記事はこちら

What Happens When You Place a vSAN Host in Maintenance Mode?

2020年新米シリーズ セミナーのご案内

昨年から継続している、vSAN/vSphere セミナー。

今年もやります! 

タイトルはシリーズ仕立てになっていますが、一話完結となっております。

f:id:vmwarekkHCI:20170823203518p:plain

2020.2.21(金)12:00-13:00 オンライン開催

ご登録はこちらから!

新米ママが送るvSAN3分クッキング!!クイックスタートを用いた簡単vSAN構築紹介

 

2020.3.11(水)12:00-13:00 オンライン開催 

ご登録はこちらから!

新米ママが送るお引越し!!仮想環境移行と vSphere5.5 延長保守終了のお知らせ

 

2020.4.15(水)12:00-13:00 オンライン開催

ご登録はこちらから!

新米パパが送る!!もう騙されない!?自社に最適なハードウェアを見つけるための簡単アセスメント紹介

 

夫婦でやっている訳ではございません。

タイトルはちょっと楽しそうですが、中身は真面目!

vSAN の基本からクイックスタートでの構築、vSphere 環境の移行、アセスメントのご紹介をします!

 

いつまで新米なんだろう、とは思うのですが。

まだまだひとりでは着替えすらできない子どもがいる、という点で新米と名乗らせていただきます。

 

ぜひご登録を!

2ノードvSAN、おもしろい

今週から新年度が始まりました。

早速vSphere CPUライセンスの改定についてのプレスがあったわけですが。

VMware のCPU 価格モデルの改定

新しい単位での算出方法のKBも追加していますので、ご確認ください。

 

f:id:vmwarekkHCI:20200206121420p:plain

 

わたしとしたことが。

こんな楽しい、嬉しい記事を今さら発見しました。

見逃しており大変申し訳ございません。

blogs.vmware.com

 

事例にもなっている日本製薬株式会社様の環境を導入いただいた、アステック株式会社様による2ノードvSAN 構築 Tipsです!

【HCI Powered by vSAN導入事例】 日本製薬株式会社 様 | IT価値創造塾

 

2ノードvSANのイメージってどうでしょう。

通常3台から構成されるvSAN クラスタですが、ウィットネスアプライアンスを外部に置くことにより、2台から構成することが可能です。

過去ポストはこちら

2ノードクラスタ

2ノードクラスタ その1

2ノードクラスタ その2

2ノードクラスタ その3

 

ばらまき、最小構成でも共有ストレージあり、HAできるので可用性アップ!

規模とサイトにあった最適なvSphere による仮想環境を導入できる良いことづくめの2ノードvSANですが。

今回はさらにお客様が必要としているファイルサーバをNetapp Ontap Selectと2ノードvSAN を組み合わせてご導入いただいています。

詳細はこちらから!

vSAN の新しいカタチ ~ 2 Node vSAN を複数拠点にバラ撒いて集中管理をしましょう ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きを読む

VMware のCPU 価格モデルの改定

日本語でのプレスリリースも出ると思いますが。

f:id:vmwarekkHCI:20200204105526p:plain

 

CPUライセンスの考え方が変わります。

www.vmware.com

 

従来CPU1つ当たり、いくらという形でvSphere/vSANなどライセンス費用を算出する必要がありました。

基本的にCPU1つ当たりの考え方は変わらないのですが、32コアまでを1CPUと考えます。

32コア単位で1CPUとなるので、例えば64コアの場合2CPU分の費用が必要となります。

https://www.vmware.com/content/vmware/vmware-published-sites/us/company/news/updates/cpu-pricing-model-update-feb-2020/_jcr_content/par/image.img.png/1580752074869.png

1CPU32コアまでであれば今までとは変わりません。

背景としてはCPUが賢くなり、1CPU当たりのコアの数がどんどん増えたことです。

ただ、現在主流のコア数をベースに、多くのお客様に極力価格の変更がないようにこの32コアという数値が設定されています。

この改定の実際の運用開始は2020年4月2日からとなります。

 

 

詳細はプレスリリースをご確認ください。

ここにもリンクを貼る予定です。

 

 

既存の環境が新しいライセンス形態になったらどのようになるのか、確認ができるKBも出ていました。

Counting CPU licenses needed under new VMware licensing policy (77098)

PowerCLIを用いて、既存のCPUライセンス、変更後の32コアごとのライセンスを確認できます。

CORE_LIMITED_CPU_LICENSE_COUNT

この列を確認することで、新しいライセンスがいくつ必要なのかわかります。

購入したサーバのBOM情報があればもちろんわかることですが、vSphere の世界のホストからも確認可能です。

vSAN ストレッチクラスタ⑨:ストレッチクラスタの障害時の挙動 その2

前回ディスクの障害、ホストの障害についてご紹介しました。

この記事ではサイト障害(ネットワークの障害)についてみていきましょう。

 

 

ここでは

デュアルサイトミラーリング(ストレッチクラスタ)

 かつ

ローカル保護あり(FTT=1以上)

であることを前提に進めていきます。

 

 

f:id:vmwarekkHCI:20191218125148p:plain

 

 

サイト障害:プライマリサイトの障害

f:id:vmwarekkHCI:20200129145916p:plain

プライマリサイトのホスト全てがダウンした場合やネットワークから隔離された場合、プライマリサイトで稼働している仮想マシンにはアクセスができなくなります。 

セカンダリサイトの仮想マシンはそのまま稼働し続けます。

f:id:vmwarekkHCI:20200129145941p:plain

ウィットネスとセカンダリサイトの通信が可能であることが確認されると、プライマリサイトで稼働していた仮想マシンセカンダリサイトへHAにより再起動されます。

 

 

サイト障害:プライマリ/セカンダリサイト間のネットワーク障害

f:id:vmwarekkHCI:20200129150002p:plain

プライマリサイトとセカンダリサイトの間のネットワークに障害が発生した場合、セカンダリサイトの仮想マシンはHAによりパワーオフされます。

f:id:vmwarekkHCI:20200129150019p:plain

セカンダリサイトで稼働していた仮想マシンがプライマリサイトでHAにより再起動されます。

 

 

ネットワーク障害:ウィットネス/プライマリサイト間のネットワーク障害

f:id:vmwarekkHCI:20200129150050p:plain

ウィットネスサイトとプライマリサイト間のネットワークで障害が発生した場合、プライマリ/セカンダリサイトの仮想マシンは稼働し続けます。

 

サイト障害:ウィットネスサイト 

f:id:vmwarekkHCI:20200129150128p:plain

ウィットネスアプライアンスの障害、ウィットネスサイトの隔離状態の場合、プライマリ/セカンダリサイトの仮想マシンは稼働し続けます。

ウィットネスアプライアンスが復帰または再デプロイされると、メタデータの再同期が行われます。

メタデータ(例えばウィットネスコンポーネント)であるため、VMDKのような大きなデータの再同期ではありません。

 

 

障害時の挙動はまず机上で確認、そして実機で確認するとわかりやすいと思います。

仮想マシンのアフィニティの設定はお忘れなく!

 

ようやくストレッチクラスタシリーズ、完結です! 

と言いたいところですが、今後ストレッチクラスタのエンハンスメント等があればまた続き物として書いていくかもしれません。

 

 

ストレッチクラスタシリーズ 

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち

vSAN ストレッチクラスタ③:ストレッチクラスタの要件 そのに

vSAN ストレッチクラスタ④:ストレッチクラスタ構成方法

vSAN ストレッチクラスタ⑤:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー

vSAN ストレッチクラスタ⑥:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー New!!!

vSAN ストレッチクラスタ⑦:ストレッチクラスタのアフィニティ設定

vSAN ストレッチクラスタ⑧:ストレッチクラスタの障害時の挙動 その1