"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN 7 、ついに!

発表されました!

f:id:vmwarekkHCI:20200311205317p:plain


 

*・゜゚・*:。.:*・vSAN 7 ・*:。.:*・゜゚・* 

今回のvSAN は3つの柱があります。

vSphere Lifecycle Managerクラスタアップデートをシンプルに!

vSAN のネイティブファイルサービス機能 

クラウドネイティブストレージの強化により、vSAN 上でモダンアプリケーションのデプロイをもっとたくさん!

 

 

blogs.vmware.com

私の意訳も入っていますが、ざっと訳してみました。

 

 

HCI 業界をリードするソフトウェア、VMware vSAN 7 がリリースされる運びとなりました。

vSAN はReadyNodesから始まったパートナーさんとのエコシステムから、プライベートクラウドパブリッククラウドまで広がり、プラットフォームとして選択され進化し続けてきました。

HCI はお客様のビジネスをより良いものにするべく、様々な規模間のお客様、様々な業界に急速に採用されてきました。

新しい製品や新しいサービスをより早くお客様や社員に届けるため、この新しいテクノロジー(HCI)は商品開発やデリバリ時間の削減し続けてきました。

ITインフラの意思決定者は新しいソリューションをすぐにでもデリバリできるプラットフォームを必要としています。

これを実現するためにはいくつかの方法があることがわかっています。

インフラ管理をシンプル化し、プロビジョニングを高速に

ブロックストレージとファイルストレージの統合

コンテナのようなエマージングなテクノロジーをサポート

 (*Source: Perry, Christian. Voice of the Enterprise, Servers and Converged Infrastructure, Budget and Outlook, 2019. 451 Research.)

 

業界のトレンドのニーズを融合し、いくつもあったサーバのライフサイクル管理のためのツールを削減することで、vSAN 7 はインフラ管理をシンプル化します。

vSAN を使ってブロックストレージとファイルストレージを統合することができます。3rdパーティソリューションの必要性が少なくなることで、ファイル共有のプロビジョニングが加速します。

vSAN 7 はVMware Cloud Foundation を通じて、ファイルサービスのサポートやvSphere add-on for Kubernetes(元Project Pacific)を提供することで、さらなるクラウドネイティブアプリケーションとの連携強化していきます。

 

vSphere Lifecycle Manager でクラスタアップデートをシンプルに!

ライフサイクル管理は時間を吸い取るタスクです。インフラを維持するためにはたくさんのツールを使いこなし、特別なスキルが必要とされることは管理者には共通の認識です。

VMware のお客様はDay2オペレーションのために2つの異なるインターフェースを利用することができます。

vSphere Update Manager(VUM):

ソフトウェア(ESXi)やドライバー、サーバベンダーから提供されるファームウェアアップデートに必要なユーティリティをアップデート

vSphere Lifecycle Manager(vLCM):

そして、最新のリリースでは、VMware HCI は基盤となる、ソフトウェアとファームウェアのアップデートするための、新しい、統合されたメカニズムをネイティブで提供します。 

 

vLCMはdesired-stateモデルから構成され、ハイパーバイザーやデータセンタにおけるサーバのドライバーやファームウェアのライフサイクル管理を提供します。

イメージの適用、コンプライアンス監視、必要があればクラスタの修正を行うことができます。

それぞれのコンポーネントコンプライアンス監視の手間を削減し、VMware 互換性ガイドにしたがったクラスタとの一貫性を維持することができます。

v LCMは大規模なサーバのライフサイクル管理の一貫性をシンプルに作り出す、強力なアプローチです。

 

vSAN のネイティブファイルサービス機能

vSANに統合されたネイティブファイルサービスは外部ソリューションとの依存性を削減するので、ストレージ管理をシンプル化します。

vSAN 7 はNFS v3とv4.1をサポートします。さまざまなユースケースに対応できます。 vSAN でファイルサービスを有効化するのは難しくありません。

クラスタの機能であるi SCSIサービス、暗号化、重複排除/圧縮の有効化と同じ手順です。

ファイルサービスのプロビジョニング、管理はシームレスに全てvCenterのUIから実施できます。

この機能により統合の簡素化とともにファイルサービスを必要とするユースケースにより広く対応していきます。

 

クラウドネイティブストレージの強化により、vSAN 上でモダンアプリケーションのデプロイをもっとたくさん!

すでにvSphere 6.7 U3で追加されたクラウドネイティブストレージとしての機能をvSAN 7 ではより拡張し強化しました。

Kubernetes クラスタのパーシステントボリュームとしてネイティブファイルサービス(NFS)を使用することをサポートします。

パーシステントボリュームは暗号化とスナップショットにも対応します。

ファイルサービスに加えて、vSphere Add-on for Kubernetes(元Project Pacific)を有効化することもでき、コンテナ化されたステートフルなワークロードvSANデータストアにデプロイできるようになりました。  

 

 

 

 

今日は力尽きました。

続きは次の記事で! 

  

気になったポイントは" 7.0 "ではなく、" 7 "だったことです。

 

 

vSAN 7!シリーズ

vSAN 7 、ついに!

vSAN 7 、ついに!②

vSAN7、ついにGA!!!

vSAN7、ついにGA!!!②

vSAN 7 アップデート!詳細編 ① vSphere Lifecycle Manager(vLCM)

vSAN 7 アップデート!詳細編 ② vSphere Lifecycle Manager(vLCM)のセットアップ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ③ ネイティブファイルサービス 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ④ ネイティブファイルサービスの構成

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑤ クラウドネイティブストレージ

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑥ ハードウェア周りのアップデート

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑦ 運用管理やUIのアップデート 

vSAN 7 アップデート!詳細編 ⑧ vSAN VCG 通知サービス もう少し詳しく