"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

とにかくここ!更新頻度高いです。

いつの間にかに今年初の蚊に刺され、左手の甲の骨が埋まるほど腫れ上がっております。
夏ですね。。
本日はセミナーで大阪に行ってきました。
現在名古屋を通過しました。 

 

本日は軽めにサッと。

StorageHubというサイトをご存知でしょうか。

VMware のストレージ関連の技術情報が集約されているサイトです。 

その中で、vSAN デモ動画が見られるようになっていました!

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VMware vSAN Demonstrations

いつ何が更新されたのか、知らないうちにとにかくどんどんアップデートや新規ドキュメント、動画がアップロードされています。

実際にvSAN 6.6の環境がどのように動くのか、見て見たいという方はぜひ!こちらを!

 

 

では、良い週末をーーー!

2ノードクラスタ その2

その1では、2ノードクラスタとは、構成手順ウィットネスアプライアンスのデプロイまでを紹介しました。

vmwarekkhci.hatenablog.jp

 

続きです! 

手順

  1. 物理サーバにESXiをインストー
  2. ホストのネットワーク設定 (オプション:vSAN ネットワーク直接接続の場合)
  3. ウィットネスアプライアンスをデプロイ
  4.  2ノードクラスタの作成

4. 2ノードクラスタの作成

クラスタの作成を行うことで共有ストレージ=vSAN データストアが提供されます。

 

クラスタを作成し、2台の物理ホストを追加します。

クラスタ>設定> Virtual SAN>全般

右の構成をクリックします。

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2ノードクラスタを作成するため「2ホストのvSAN クラスタの構成」ラジオボタンにチェックを入れます。

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デプロイしたウィットネスアプライアンスを選択します。

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これで2ノードクラスタ作成完了です!

薄水色になっているホストがウィットネスです。ホストとして表示されます。

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コンポーネントの配置を見ると、2つの物理ホストのディスクグループとウィットネスアプライアンスのディスクグループ(擬似的なキャッシュとキャパシティのvmdkグループ)が表示されています。

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コンポーネントの配置を見ると、ウィットネスは必ずウィットネスアプライアンスに配置されます。

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2ノードでクラスタを構成する場合は

この2つを行うことでサーバのみで共有ストレージを手に入れられる、ミニハイパーコンバージドインフラ by vSANを作ることができます。

2ノードクラスタ その1

 

最近週1回のマグロに行けていないのが残念です。。

 

 

本日はリクエストにお応えして、2ノードクラスタ。 

 

ハイパーコンバージドインフラというと2U4サーバのイメージが強いですが、そんなことはありません。

最小構成は内包されるソフトウェアに依存しますが、VMware HCI のストレージ:vSAN の最小構成は物理サーバ3台です。

スモールスタートを始めるにあたり、2ノードクラスタの紹介をします! 

2ノードクラスタとは?

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図内では右側が2ノード、左側がウィットネスアプライアンス置き場となっています。

ここからわかるように、物理的なリソースは最小3台、実データの配置は2ノードで!というのが2ノードクラスタです。

データを配置する物理サーバ x2台

 +

仮想アプライアンス(データ配置と異なる物理サーバ上で稼働)

 

 

ウィットネスアプライアンスって何をするものなのか?

ひとつのオブジェクト(例:VMDK)は3つのコンポーネントから構成されます。

データ、データ、ウィットネス

ウィットネスは障害時どちらのデータが正なのか判断するために存在するブローカーやクォーラムのような役割で、IOには関与しないメタデータです。

通常の3台以上のvSANクラスタの場合、これらのコンポーネントは異なるホストに自動的に配置され、配置先の指定はできません。

このメタデータのウィットネスを必ず仮想アプライアンスに配置すると決め打ちにし、その置き場所がウィットネスアプライアンスとなります。

2ノードクラスタもしくはストレッチクラスタで使用されます。

 

vSAN クラスタはvSAN クラスタに変わりはないので、早速構成手順を書いて行きます。

 

サマリとしては、この2つを行えばOK!

公式マニュアルとしては下記がありますので、ご確認ください。

Storage and Availability Technical Documents

 

バージョン

ESXi 6.5.0d (vSAN 6.6) 

 

準備するもの

物理サーバ 3台

ネットワーク (仮想化環境に必要なネットワーク+vSAN ネットワーク)

 

手順

  1. 物理サーバにESXiをインストー
  2. ホストのネットワーク設定 (オプション:vSAN ネットワーク直接接続の場合)
  3. ウィットネスアプライアンスをデプロイ
  4. 2ノードクラスタの作成

 

1.物理サーバにESXiをインストー

まず物理サーバにESXiをインストールします。

下記リンクは現時点でESXi 6.5.0d です。

my.vmware.com

 

 

2.ホストのネットワーク設定

次にネットワークの設定です。

これは今まで通りとなりますので、標準仮想スイッチまたは分散仮想スイッチの設定をホストに対して行います。

VMKernelアダプタの作成時にvSANネットワークのチェックボックス忘れずに!

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オプション:2ノード直接接続する場合

直接ケーブルで繋いでしまうとウィットネスアプライアンスと通信ができなくなってしまいます。

そのため表側(vSAN ネットワーク以外)でウィットネスとの通信で使用するVMカーネルアダプタに対して下記コマンドを実行します。

esxcli vsan network ip add -i vmkx -T=witness

 

 

3. ウィットネスアプライアンスをデプロイ

vSAN クラスタを構成するホスト以外のESXi上にウィットネスアプライアンスをデプロイします。

ダウンロード先はこちら

VMware vSAN Tools, Plug-ins and Appliances→VMware vSAN Witness Appliance 6.5d

my.vmware.com

  

ウィットネスアプライアンス仮想マシンサイズが3つから選択できます。

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2ノード構成の場合はTiny/Mediumとなりますが、仮想マシンが10個以上になるかもしれないという可能性がある場合はMediumを選択ください。

Tiny (仮想マシン10台以下)

2vCPU,メモリ8GB,仮想ハードディスク x3(ESXiブートディスク12GB,キャッシュディスク 10GB,キャパシティディスク 15GB)

 

Medium (仮想マシン500台未満)

2vCPU,メモリ16GB,仮想ハードディスク x3(ESXiブートディスク12GB,キャッシュディスク 10GB,キャパシティディスク 350GB)

 

Large (仮想マシン500台以上)

2vCPU,メモリ16GB,仮想ハードディスク x5(ESXiブートディスク12GB,キャッシュディスク 10GB,キャパシティディスク 350GB x3)

 

ウィザードを進めていくと、デプロイは完了です。

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今日はここまでです。

また続きは後日!

日本全国各地で開催!

セミナー系は東京大阪といった大きめの都市ばっかり。

大きなイベントもそう。

 

今年の夏は、そんなことありません!

全国15都市でVMware のハイパーコンバージドインフラを広めるセミナーを実施します!

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ご案内サイト ↓

VMware ハイパーコンバージドキャラバン

お申し込みはこちらから。

 

 

 

ぜひ、お近くのところのセミナーへのご登録を〜!

VMware Conference 2017 Spring - HCIプログラムサマリ④

本日は2017年5月22日:スカイツリーオープンから5周年だそうです。

 

まだ水族館には行ったことがないのでそのうち行こうと思います。

 

 

お客様の生の声というのは本当に説得力があります...!

直接お話をしていただける機会を作っていただきありがとうございました。 
 

お客様による事例講演となりますが資料のDLもできますので、登録済みの方はイベントサイトのマイページから!

vm-conf.jp

 

15:45-16:15
  • みずほトラストシステムズにおけるSDDCの実現
~vSANを利用したハイパーコンバージドインフラ(HCI)の効果~
株式会社みずほトラストシステムズ 小林 啓二様
 
 
 
アジェンダを抜粋して深く印象に残ったポイントを挙げていきます。
 
なぜハイパーコンバージドインフラを選んだのか?
  • 仮想化基盤が標準化し、導入時期が異なるバージョンが違う基盤、同じアプリを動かす基盤といったように乱立する島(クラスタ)/サイロ化
  • 初期導入コストの削減→必要な時に必要なリソースをジャストインタイムで拡張していきたい
  • 1対多のストレージとサーバの関係がもつれあい、管理が複雑化
どんな構成を導入したのか?
  • VxRAIL オールフラッシュモデル

導入によりどんな効果があったのか?

  • とにかく簡単!導入にはストレージの知識は不要
  • リプレース前と比較して、想定以上に高パフォーマンス

VMware に期待すること

  • ソフトウェアの力でハードウェアからの解放

 

 

 

私の個人的な思うところ 

いまだにiPod Gen5を音楽再生機器として使っているのですが、iOSのバージョンを上げるともう処理能力が耐えられないのでそのまま使っていますが、対応しないアプリやアプリが突然終了したりすることがここ2年ほど続いています。

バックアップを取って、新しいスマホなり音楽再生機器にもう一度展開すれば良いのはわかっているものの、そのままです。

コンシューマ目線になってしまいましたが、サーバやストレージもソフトとハードに分けると似ている部分があると考えています。

ソフトウェアはバグがあることもありますが、必ずハードウェアは壊れるかソフトウェアを処理する力が足りなくなります。

ソフトウェアの開発は段階を踏んで機能追加や実装されることが多くなりましたが、ハードウェアは約3-5年、保守延長して7年10年使うこともありますが、物理的なモノの入れ替えが必要です。

 

このモノの入れ替えがシームレスに行えると完全に物理と切り離すことができますね...!

Virtual Blocks 通信 5月

英語の情報は公式ドキュメントになる前に、ブログに挙がっていることも多いVMware

ここ最近のUS公式ブログ情報のサマライズ2件です!

 

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VMware vSAN 6.6 ライセンスガイド

blogs.vmware.com

大きな変更点はQoS(IOPS制限)が全てのエディションで使用可能になりました。

3つのエディションの違いをまとめると。

Standard

HCIとしてハイブリッド(HDD)構成またはオールフラッシュ構成を使いたい

Advanced

オールフラッシュ構成で容量効率性を高めたい(イレイジャーコーディングとRAID5/6)

Enterprise

データストアの暗号化がしたい

ストレッチクラスタ(メトロストレージ機能)を使いたい

 

必要な機能を一つ一つ探してというよりは、大きくこれらの点で考えればわかりやすいです。

 

 

さよなら、マルチキャスト

blogs.vmware.com

vSAN 6.6 のアップデートでもお知らせしましたが、マルチキャスト通信がなくなりユニキャストとなりました。

今後導入を検討されている方はユニキャスト通信をするんだ、というだけです。

vSAN 6.5 まではスイッチ側でIGMPスヌーピングの設定や、複数クラスタを管理する場合にはマルチキャストグループを変更したり、と追加設定が必要でした。

今回ユニキャスト通信に変わったことにより、ネットワーク設定がほぼなくなりました。

vSAN 6.6 のアップグレードを行い、最後のホストがアップグレードされると自動的にユニキャスト通信に変更されます。

 

よくある質問

  • vCenter から操作せずにvSAN クラスタからホストを外したい時どうすれば良いでしょうか?

esxcliコマンドを使用してunicastagentから削除する
esxcli vsan cluster unicastagent remove -t node -u <uuid> -a <ip>
リストにいないことを確認
esxcli vsan cluster unicastagent list

 

  • ユニキャストに変更されたことによるネットワークトラッフィクのオーバーヘッドは?

ネットワークの帯域において考慮する必要はありません。
ユニキャストで使用するトラフィックは約2Kbpsで、リビルド時にはトラフィックが増えますがその分ストレージデータ通信が減らされるため、合計値としては変更ありません。

 

  • 新しいポートを開ける必要はありますか?

ありません。

 

  • マルチキャスト、ユニキャストどちらを使って通信しているのか確認する方法は?

UI/CLIで確認できます。
UI:クラスタ>設定>Virtual SAN>全般 ネットワークモード
CLI:esxcli vsan cluster get

 

一度ユニキャストへ変更すると、マルチキャストを使うことはできません。

 

  • ユニキャストでも1クラスタ64ノードはサポートされますか?

もちろん!

 

  • ユニキャストにするために特別なことは必要ですか?

vSAN 6.6 へのアップグレードのみです。

 

  • 健全性テストにマルチキャストの正常性確認があったが、ユニキャストになったことによりエラーが出るのではないでしょうか?

アップグレードを行いユニキャストに変更された時点で、テスト項目から削除されます。

vSAN 6.6 その4

vCenter サーバにより統合管理を行うvSphere 環境。

vSAN 環境でvCenter がいなくなってしまったらどうなるの?ということはよく聞かれる質問でもあります。

vCenter と疎通が取れない場合でも、

稼働している仮想マシンに対しては一切影響ありません!

 

ただし、vCenter から行なっていた設定作業や監視はできなくなります。

具体的には下記が挙げられます。

  • 新規ストレージポリシーの作成
  • 既存ストレージポリシーの変更
  • vSAN パフォーマンス監視
  • 健全性の確認

 

ホストごとの個々に設定や監視を行うことができるESXi Host Client。

vSANの設定、健全性確認ができるようになりました。

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特に、健全性はvCenter に依存しなくなったため、同一の項目がこのHost Clientから対象ホストの状態が一目でわかります。 

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だんだんとGUIネタは少なくなってきましたので、アップデート内容の試験を行ないNewな情報が展開できるようにがんばります。

 

 

vSAN 6.6 シリーズ

vSAN 6.6 その1

vSAN 6.6 その2

vSAN 6.6 その3

vSAN 6.6 その4

vSAN 6.6 その5

vSAN 6.6 その6

vSAN 6.6 その7

VMware HCI - 大塚商会さん編:いま、HCI 始めるなら!

大塚商会さんから HCI スターターキットがリリースされましたー!

詳細はこちらから ↓

www.otsuka-shokai.co.jp

 

提案・構築・保守

窓口は一つ、この3点セットは心強いですね!

 

https://oi.otsuka-shokai.co.jp/ow/products/virtual/hci/hci-starterkit/img/dsr-index-02.jpg?sr.dpm.path=pc688sp298

ソフトウェアはもちろんvCenter/ vSphere / vSAN でハイパーバイザとストレージ、統合管理、x86サーバはNEC Express 5800 (1Uサーバ) と組み合わせたパッケージとなります。

 

たよれーるによる障害監視・通報、復旧支援サービスまでできるそうです。

 

続々と出てくる HCI powered by vSAN、ご検討くださーい! 

 

 

 

 

たよれーるの恐竜がかわいい。

背中のとげ?BUSINESSってなってる...!

https://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/message/logo-character/img/pic-logo-character-002.gif

www.otsuka-shokai.co.jp

vSAN 6.6 その3

リビルド...

 外部ストレージのリビルド、チカチカするディスクたち。

 SATAのリビルド、何時間待っても終わらない...

 そこで祈りながら震える、もう一本壊れないで 

(RAID5の場合で当時の気持ちを思い返してみました。)

 

vSAN 6.6 のひとつのアップデートにEnhanced resync ー Resync throttingがあります。

vSAN の場合、クラスタに参加しているホストのディスクやホスト本体の障害時、その中に入っていたコンポーネントの再同期が行われます。

6.5 までは自動的に開始され、再同期速度は選ぶことはできませんでした。

再同期するコンポーネントの数が多すぎて、

仮想マシンのパフォーマンスに影響が出ている

こんな場合に役に立つのがこの再同期の調整です。

設定画面だけ、まずご紹介します。

 

障害は発生していないので、再同期は行われていない状態です。

コンポーネントの再同期:コピーが行われるコンポーネントの数

再同期される残りのバイト数:コンポーネントのコピーする総容量

コンプライアンスに対するETA:ポリシーに準拠した保護レベルに戻るまでの予測時間

右上の再同期の調整をクリック

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有効にするチェックボックスにチェックを入れる

スライドさせて帯域を設定

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実際に障害時の復旧試験を実施したらここで紹介します!

 

vSAN 6.6 シリーズ

vSAN 6.6 その1

vSAN 6.6 その2

vSAN 6.6 その3

vSAN 6.6 その4

vSAN 6.6 その5

vSAN 6.6 その6

vSAN 6.6 その7

VMware Conference 2017 Spring - HCIプログラムサマリ③

先週に引き続き、4/19 イベントのプログラム内容紹介です。

資料のDLもできるようになっていますので、登録済みの方はイベントサイトのマイページから!

vm-conf.jp

 

 

 

15:00-15:30

  • 富士通と実現する「かんたん」なHCIソリューションのご紹介
富士通株式会社
 
富士通さんのVMware HCIソリューションを紹介するプログラムでした。
以前もご紹介した通り、VMware HCI としてアプライアンスがあります。

vmwarekkhci.hatenablog.jp

 

富士通さんならではの差別化というとやはり、ISM(ServerView Infrastructure Manager)。

運用、保守、増設までハードウェアのライフサイクル管理、ハイパーバイザまで管理することができる、統合管理ツールです。

 
富士通さんというとETERNUSが仮想化環境と合わせて使っていることも多いかと思いますが。
印象に残ったのはもちろんこの3つ。
覚えて帰っていただきたい三つのこと
  • 富士通にもHCIがあります
  • 名前は「PRIMEFLEX HS」といいます
  • かんたんに導入し、運用いただけます

 

アメリカ本社の会社(VMware もそうですが、外資系ベンダー)は日本法人があり、そこで営業活動や保守を行なっていることが多いです。
国産ベンダーさんは日本企業の海外進出を完全サポートするという考え方もできます。
このPRIMEFLEX HSはヨーロッパを中心に大手旅行会社様、大手電話会社様、大手自動車会社様、多数の導入実績があるそうです。
 
 
ハードウェアの選択をするとき、何が決め手になるでしょうか?
VMware のHCI を選ぶときに、富士通さんのPRIMEFLEX HSもぜひご検討ください。
 

VMware Conference 2017 Spring - HCIプログラムサマリ②

イベントプログラムサマリですが、セッションが記事になりましたのでご紹介します!
17:15-17:45
  • ハイパーコンバージドインフラ徹底比較! HCI Powered by vSANの魅力
ヴイエムウェア株式会社
 
 

イベントでは競合比較(?)プログラムとしてVMwareとしては珍しい形でお話させていただきましたが、ハイパーコンバージドインフラを選ぶとき、何を基準に決めるのかというメッセージとなります。

 

VMware のハイパーコンバージドインフラは、サーバ仮想化はvSphere、ストレージはvSAN(=vSphere)、統合管理はvCenterでとにかくシンプルに!

vSAN 6.6 その2

本当に少しずつしか書いていないので、ある程度ためられたらカテゴリごとにしてしまおうと思います!

 

地味な変更点ですが、ついに、Vitual SAN 改め、vSAN になりました...!

仮想SAN の時代からVirtual SANを経て、ようやく。

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しかし、設定タブのところは変わらず...

f:id:vmwarekkHCI:20170511204222p:plain

 

この画面でわかるいくつかのアップデートとしましては。

ネットワークモード:ユニキャスト

vSAN 6.5(vSphere 6.5c)まではクラスタサービスで使用するためマルチキャストが必須でしたが、ユニキャストになりました。

スイッチ側での設定やグループの設定は不要となり、アップデートを行うことで自動的に変更されました。

 

オンディスクフォーマット:バージョン5.0

5.5時代は1.0、その後2.0、3.0と変わっていき、4.0はどこに消えたのでしょうか...今回は5.0です!

 

ストレージへのディスクの追加:手動

オールフラッシュ構成、重複排除・圧縮有効となっている環境なのですが、手動/自動を選択する部分がなく、手動となっていました。

 

暗号化

データストアの暗号化が追加されました!

鍵サーバと連携し、キャパシティデバイス(データ層)の暗号化を行います。

 

 

では、また明日〜!

 

 

vSAN 6.6 シリーズ

vSAN 6.6 その1

vSAN 6.6 その2

vSAN 6.6 その3

vSAN 6.6 その4

vSAN 6.6 その5

vSAN 6.6 その6

vSAN 6.6 その7

vSAN 6.6 その1

GW明けてから一気に書き物をしており、ようやくvSAN 6.6 へのアップグレードに着手できました!

 

すでに試してみた方もいらっしゃるとは思いますが手順とその内容を。

  1. 物理コンポーネント(サーバ、コントローラ)のアップデート
    HWベンダーさんにより異なる手順となります。

  2. vCenter のアップグレード
    6.5.0dに上がりました!

    f:id:vmwarekkHCI:20170510191232p:plain

  3. ESXiのアップグレード
    Upgrade Manager でも通常のVIBのインストールでも、ESXiをアップグレードします!

    f:id:vmwarekkHCI:20170510191705p:plain

  4.  

    vSAN オンディスクフォーマットをバージョンアップ
    10分程度で完了していました。

    f:id:vmwarekkHCI:20170510191923p:plain

 

これでこの環境はvSAN 6.6になりましたので、短いですが今日はここまで。

明日からはアップデート情報と合わせてUIをみて行きたいと思います!

 

vSAN 6.6 シリーズ

vSAN 6.6 その1

vSAN 6.6 その2

vSAN 6.6 その3

vSAN 6.6 その4

vSAN 6.6 その5

vSAN 6.6 その6

vSAN 6.6 その7

VxRAILのお客様事例!

みずほトラストシステムズ様の事例がリリースされました!

4/19に行われたVMware Conference にて事例講演にご登壇いただきましたが、リーフレットも出来上がりました。 

株式会社みずほトラストシステムズ

ハイパーコンバージドインフラの基盤としてVMware vSANを採用し、ストレージ環境の柔軟なスケーラビリティを確保顧客提案の価値を高める最新ノウハウも蓄積

VMware ESXiに組み込まれたシンプルなアーキテクチャを採用しているvSANを導入したことで、コストを抑えたシンプルなハイパーコンバージドインフラ(HCI)の構築に成功し、グループの金融機関へのサービス展開の足がかりとすることができました」

- 株式会社みずほトラストシステムズ 執行役員 システム技術部 部長 小林 啓二 氏

 

 

詳細な内容についてはPDFをご覧ください!

http://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/ja/pdf/customers/vmware-mizuhotrust-17q2-jp-case-study.pdf

VMware Conference 2017 Summer -春の次は夏!

ゴールデンウィークあっという間に終わってしまいました。。

ブログは私の営業日計算で毎日更新を目標にしていますので、しばらくぶりです。

長めのお休みの方はリフレッシュできましたでしょうか?

お仕事の方、休日にしかできない作業、ありますよね。振替でお休みゲットしてください!

 

 

 

春はSDDC、夏はEUC(エンドユーザコンピューティング)、秋はvForum!

 

夏イベントのご案内となります。

登録は5月中旬からとなりますので、もう少々お待ちください。

 

vm-conf.jp

ここ最近、働き方改革が何かと話題になっています。

長時間労働サービス残業、子育て、介護、有給消化できていない、このような現状を変えて人生をより豊かにしていくための改革、です。

メリハリをつけたワークライフバランスを実現するために、働き方を変えていこう!という改革。

お仕事で絶対に会社に行かないとできないことってどんな内容でしょうか。

  • 社内の誰かと一緒にする仕事
  • 話した方が早い内容の打ち合わせ(電話口では足りない)
  • 意思決定がその場で必要
  • 会社に行く=仕事をするためのルールだから

もちろん、工場や配送センターなど物理的になモノ作りに関わる仕事はその場所でしかできないことがありますが、デスクワークの半分くらいはもしかするとひとりで行なっている仕事かもしれません。

社会人歴の中で、自席を持ったことがほぼないのとお客様訪問や作業で外出が多かったので、毎日同じ場所に、決まった時間にいなければならない、というのを1年以上続けたのは高校生の時が最後ですね... 

数年前、ある大学でバーチャル入学式をVRを使って行ったというニュースを思い出しました。

最近CMでも学習塾の講座をオンデマンド配信、いつでも人気講師の授業が受けられる!というものもリアルタイムと録画どちらもあるようで、デジタルだからこそ後から見られるというメリットも出てきました。
 

直接目をみて話す、もちろん大切なことではあるのですが、これだけ便利なデバイスが増えた世の中を、より過ごしやすく、よりセキュアに、デジタルを使って作り上げていく。

このようなテーマでVMware のテクノロジーを知っていただくイベントとなります。

デジタルワークスペースに興味をお持ちの方はぜひ、5月中旬からご登録をー!

 

 

ハイパーコンバージドインフラ関係ないじゃないか、と言われそうですが、インフラを支えている仮想化基盤にハイパーコンバージドインフラたくさん使われています。

特にデスクトップ仮想化では性能も容量もスケールアウトが求められるのでVMware のHCI のユースケースにも多く登場します!