"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN 6.7 / vSphere 6.7 リリース!

vSphere 6.5の次は、6.7でした。

vSAN 6.6の次は、6.7でした。

vROpsも6.7ですね。

 

これでキレイにバージョンがそろってわかりやすくなります...! 

 

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vSAN 6.7 / vSphere 6.7 リリースしました!

  

 

vSAN 6.7の新しい機能をまとめると。

VMware vSphere HTML 5クライアントへの対応

さくさく動きます。

今までとほぼ同じ場所に監視、設定項目があるので迷いません!

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vCenter Server への vRealize Operations のダッシュボード統合

先日リリースされたvROps 6.7が組み込まれます。

詳細はまた後ほど。

 

ホストアフィニティとiSCSIフェイルオーバーへの対応

補足説明です。

仮想マシン側で可用性を担保するようなアプリケーション(Cassandra、Hadoop、MongoDBなど)に対してホストアフィニティ設定が可能。

WSFC(Windows Sercver Failover Clustering) を仮想マシンで構成、その共有ディスクにvSAN iSCSIターゲットサービスにより切り出したLUNを使用することが可能。 

iSCSI ターゲットの提供はESXiを除く物理ワークロードとなっていましたので、待望の!でしょうか。 

youtu.be

 

全体的なパフォーマンス改善

オブジェクトの配置やキャッシュデバイスからキャパシティデバイスへのデステージの最適化

 

What’s New with VMware vSAN 6.7 - Virtual Blocks

 

 

 

もちろんハードウェア互換性ガイド(HCL)にもvSAN 6.7が追加されています。

アップグレードや新規に構築をお考えのみなさまは必ずご確認をお願いします!

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プレスリリース

ヴイエムウェア、 VMware vSphere®とVMware vSAN™の最新リリースにより、 ハイブリッド クラウド環境の利用体験をさらに向上 | Japan

 

リソース

VMware vSAN 6.7 Technical Overview (英語)

 

 

vSphere 6.7のvSAN 以外で構成の上限の変更
ホストあたりのLUN 512→1024
ホストあたりのストレージパス 2048→4096

 

 

うちの子は連休明けくらいにアップグレード予定です。

今さらだけど、20歳おめでとう...!

今年に入ってからやたらと、洋服のサイズを聞かれるメールが届きました。 

VMware の設立から20周年ということで記念のお洋服がもらえるようです。

今日、本社では盛大にお祝いをしたそうです。

 

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VMW@20 Timeline

 

1998年に生まれた子どもがハタチになる20年。

時間があっという間に経ってしまうのが、恐ろしいです。

  

このリンク先の年表を見ていて。

気になったのは会社ロゴ。

https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/microsites/en/images/timeline/vmware-image-logo-1.png

えっ...かっこ悪い...

Apple のりんご(このときは立体風)が出来上がった年に、VMware は流行りのグラデーションを使っていた、と。

他のIT企業のものも探して見ましたが、現在と比べてこんなにも変わったのは珍しいです。

https://www.vmware.com/etc/clientlibs/microsites/clientlib-timeline/img/v-mware-logo-2009.png

 

 

 

 

仮想化という真ん中の軸は変わらず、幅広く様々な分野にも手を広げていく新成人VMware をこれからもよろしくお願いします。

 

vSAN ストレッチクラスタ⑤:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー

vSAN という考え方は変わりません。

そこにプラスで、ホストをグループ化するフォルトドメイン、サイトをグループ化するストレッチクラスタ

どれもクラスタはひとつ、vSphere のクラスタ機能が使用できます。

 

ベースの考え方をしっかりと理解した上で、ストレッチクラスタに何か起こったら、仮想マシンにどのような影響があるのかご紹介していきたいと思います。

 

まず復習です。

vSAN クラスタはストレージとしての可用性を仮想マシンのストレージポリシーの許容する障害の数で定義しています。

例えば、8ホストのvSAN クラスタのうち

  • 1ホストが停止したとしても仮想マシンを稼働し続けられるようにする
  • 2ホストが停止したとしても仮想マシンを稼働し続けられるようにする

このように最大の障害単位がホストとなります。

通常のストレージだとLUNを構成するディスクを何本まで壊れることを許容するか、という考え方に相当します。

 

CPUとメモリのコンピュートリソースの観点から、仮想マシンは1ホストが障害にあっても異なるホストで起動が可能なため、自動または手動によって先ほどまで動いていたホストと違うホストで起動することでサーバとしてダウンタイムが最小となります。

異なるホスト(=予備機、スタンバイ機、呼び方は様々ですが)で仮想マシンを稼働させるにはその分のリソースが必要です。

このVMware のHA /vMotion の活用とほぼ同じ考え方です。

 

ストレッチクラスタで出てくるストレージポリシーのご紹介です!

許容されるプライマリレベルの障害の数

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リモート保護のためのルール

サイトにまたがって仮想マシンのデータを保持するかしないかを決定します。

リモート保護無効:PFTT=0の場合はサイト間に同じデータは配置されません。

リモート保護有効:PFTT=1の場合は2サイト間の可用性が担保されます。

 

ここで混乱しがちなのですが、通常のvSAN クラスタ(1サイトに閉じているもの)の場合はプライマリレベルの障害の数がローカル保護(サイト内保護)のための設定項目です。

ストレッチクラスタを使用していない場合はこのプライマリレベルの障害の数が可用性を決定する唯一のルールです。

 

 

許容されるセカンダリ レベルの障害の数

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ローカル保護のためのルール

サイト内でどのように仮想マシンのデータを保持するか決定します。

通常のvSAN クラスタと同様にサイト内に所属するホストが最大何台障害にあっても仮想マシンを稼働し続けるかを決定するルールです。 

 

公式マニュアルはこちらから

vSAN ポリシーについて

 

 

まとめると、ストレッチクラスタならではのポリシーはこの2つです!

サイト間のためのルール:許容されるプライマリレベルの障害の数 

サイト内のためのルール:許容されるセカンダリレベルの障害の数  

StorageHubに日本語登場!第2弾!!!

 大変お待たせしました...! 

 

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VMware® vSAN™設計とサイジングのガイド

Sizing and Design Guide こと、PoCガイドと同様に分厚い100ページ級のガイドです。

vSAN 6.6ベースの最新情報となりますので、ぜひご活用ください。

 

PDFが一時的にダウンロードできないようです。(2018/4/10時点)

まずはブラウザからご確認ください。

 

 

このガイド、一番詳しい設計ガイドとして情報が網羅されており、ずーっと前から日本語訳されないのかとリクエストをしていました。

ようやく!ですが、一度日本語で読むと英語で読むときもわかりやすいと思いますので、まずこの日本語、最新情報は言語を変更して英語で確認していただくと今後出てくるだろう差分もわかりやすくなります!

 

つぎは、ネットワークデザインガイド待ちですね。

 

日本語への変更手順はこちら

vmwarekkhci.hatenablog.jp

 

 

他の日本語化されているドキュメントはこちら。

VMware vSAN 6.6 の新機能

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VMware vSAN 6.6 の技術概要

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VMware Evolve カンファレンス 2018 - セッションまとめ

みなさま、VMware Evolve カンファレンス、ご登録はお済みでしょうか。

 

VMware のハイパーコンバージドインフラ関連のセッションと、個人的に気になるセッションを一覧にしてみました。

 

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BS-023

【お客様事例講演】HCIパネルディスカッション:実際どうなの??導入ユーザーが明かすvSAN HCIの導入効果 - VMware Evolve カンファレンス 2018

本イベントのHCIセッションの目玉と言っても過言ではないと思います。

よく事例セッションあるあるですが、本番これからですという話か、もしくはあれ?この事例去年と同じ...?という話もありました。

VMware HCI を導入いただき、すでに稼働開始済み、そんなお客様たちのパネルディスカッションです...!

 

BS-062

よくよく見ると意外に違う!他社と HCI Powered by VMware vSAN の比較 - VMware Evolve カンファレンス 2018

商品を並べて比較してというパートナーさんではないので、あまりVMware として競合比較 を表立ってしていませんでした。

世の中にまだまだ散らばっているvSAN の古い間違った情報を回収するのと、正しい他社との比較をお話させていただきます。

 

 

 

12:15 - 12:45 昼食付きセッション

【ランチセッション】どこまで明かす?KEL HCIマスターが語るHCIの真実 - VMware Evolve カンファレンス 2018

【ランチセッション】HCI本格導入までの道のり - VMware Evolve カンファレンス 2018

【ランチセッション】ついに!ネットワークに強い日商エレクトロニクスが語る vSANの活用術(仮) - VMware Evolve カンファレンス 2018

 

 

ベンダーさん

「Dell EMC VxRailが実現するビジネスの俊敏性」(仮) - VMware Evolve カンファレンス 2018

 

パートナーさん

ネットワールドが伝えるvSAN環境バックアップのメソッド! - VMware Evolve カンファレンス 2018

バックアップ製品をひとつ取り上げて、というよりはvSAN が使われている環境にぴったりあった手法をお話いただきます!

 

HCIをすべての人に - VMware Evolve カンファレンス 2018

日本のキャプテンvSAN こと大塚さんのパワフルなvSAN 愛あふれるセッションになることでしょう...!

 

VMware vSANを早く、賢く、安心して構築、運用する方法 - VMware Evolve カンファレンス 2018

パートナーさんの様々な製品を取り扱う豊富な経験は、vSAN の導入から運用までをスムーズに迅速に行うためにも活用されるのでしょうね!

  

気になるセッション

来る、きっと来る。Feel like a Cloud - VMware Evolve カンファレンス 2018

タイトルが気になります。VMware Cloud on AWSの最新情報アップデートです。

ただし、同じ時間にHCI競合比較があるので、HCI好きーな方はHCI のセッションを選択ください!

 

 

VMware HCI、特にvSAN で気になるキーワード

ブログを始めてからもう1年以上経ちました。こつこつ。
おそらく、パートナーさんが多いのかな?
エンドユーザさんにもたくさん見ていただけている!と実感しております。

 

1記事だいたい1-2分でさらっと読めてしまうので、まとめ読み、流し読み、拾い読み、お好きなように、お気軽に!

 

Google アナリティクスをながめていて、発見したランキングをご紹介します!

ブログ内キーワード検索結果

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どんな単語が検索されたのか見ることができました。

(本当は今まで投稿した記事のタイトルを抽出して資料化していないものを整理しようとしていただけなのですが…)

はてなGoogleも無料ユーザ&ページビューを見る程度の初心者なのでこんな項目があるとは知らなかったです。

 

期間はブログ開設から昨日までの時点です。

やはり上位は気になるvSAN の動き/機能

  1. リバランス
  2. ネットワーク
  3. ストレッチ

 

リバランス
6.0から手動実行可能になりました、6.5からはWeb Clientの健全性からもできるようになりました。

https://kb.vmware.com/kb/2152028

 

ネットワーク
vSphere の世界はやはり仮想化導入後早10年、その間のナレッジも蓄積されています。
SANの世界ではファイバチャネルも同様(仮想化よりももっと長い)、iSCSIは最近と思いつつもかなり年月が経っています。
HCI のネットワークはまだまだ新参者なので、どのような構成がベストプラクティスなのか迷うことも多いかもしれません。
ネットワークガイド、もうすぐ日本語化されたものがリリースされますので、しばらくは英語ページをご確認ください!

https://storagehub.vmware.com/t/vmware-vsan/vmware-r-vsan-tm-network-design/

 

ストレッチ

2ノードよりもストレッチが上位に食い込んできているのは、最近の流行りですかね!

まだ完結していませんが、こちらを参考にしていただれば。

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち

vSAN ストレッチクラスタ③:ストレッチクラスタの要件 そのに

vSAN ストレッチクラスタ④:ストレッチクラスタ構成方法

 

4位以降も実際どうなんだ!と思うキーワードを検索されているのでしょうねというラインナップです。
パフォーマンス、重複排除、2ノード...

 

 

引き続き、こつこつ書いて行きますのでよろしくお願いします!

 

 

 

 

思わず吹き出しちゃったキーワードベスト3

  1. 強制プロ美女人部
  2. ディスク厚生
  3. マグロ

タイプミスである一つ目と二つ目、わかるのですがジワジワきました。

美しい女流棋士のような集団が強制的に何かを実施する部活動ってどんなのだろう...とか。

マグロの記事探している方がいるのにも驚き。

vSAN ストレッチクラスタ④:ストレッチクラスタ構成方法

本日プレミアムフライデー

多くの会社さんでは年度末でしょうか。

桜が咲いてもう散り始めているので、新年度始まっている感もあります。

 

CPU、メモリ、フラッシュデバイス、ハードディスク等のネットワーク以外の要件は通常のvSAN と同様です。

要件がわかったところで構築はどうやってするのでしょうか?

  • 2ノードクラスタと手順がほぼ同じであること
  • ハンズオンラボにストレッチクラスタを作ってみようモジュールがあること

上記2点よりこのブログにはあっさり目にご紹介します。

 

 

・準備するもの

vCenter サーバ

ESXi ホスト

ウィットネスアプライアンス(ウィットネスホスト)

 

ウィットネスアプライアンスはストレッチクラスタに使用するホストとは別のサイトに配置をしてください。

 

・手順

ウィットネスアプライアンスのデプロイ

参考: 2ノードクラスタ その1

 

ストレッチクラスタの作成

参考:2ノードクラスタ その2

参考では2ノードクラスタを選択していますが、ストレッチクラスタを選択します。

 それだけです!

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ここまででvSAN クラスタとしてのストレッチクラスタが完成です。

手順が2ノード クラスタと同じ、ですね。

ウィットネスアプライアンスを選択して、ホストを選択して、クラスタを作成する。

まったく同じですね。

 

では、ストレッチクラスタって何が違うのでしょうか。 

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

第1回に戻るのですが、台数の違いではありません。

プライマリとしてのローカルとリモートとしてのセカンダリをひとつのクラスタにする、アクティブ-アクティブなデータセンターを作ることができるのがvSAN ストレッチクラスタです。

構築手順は同じ、中身で使われているvSANという技術も、もちろん運用管理もvCenterからということは変わりません。

ですが、全く違う目的のもとクラスタとして稼働しますので、次回はクラスタの中に作成された仮想マシンの挙動や障害時の挙動について書いていきたいと思います。