vSAN 6.6 シリーズ再びです。
内部的なアーキテクチャ自体のエンハンスメントも多いのですが。
見て!すぐわかる!
目に見えるアップデートのご紹介です。
パフォーマンスサービス
2016年3月に初めてvCenter にvSAN パフォーマンスが確認できるようになりました。
もう1年以上前になるんですね...
それまではvROps(有償)やサポート用ツール VSAN Observer(無償だけれど説明書一切なし)といった監視ツールをどうにか使ってという性能管理を行なっていました。
そこでvCenter から今どれくらいのパフォーマンスや遅延が出ているのか。
クラスタビュー、ホストビュー、仮想マシンビューでの個々を確認することで、どこにボトルネックがあるのかリアルタイムで把握できるのはこのパフォーマンスサービスです。
そして、ホストビューがより詳細化されたのが、vSAN 6.6 のアップデートです。
この図はクラスタビューですが、仮想マシンとしての性能、vSAN バックエンド、(使用していれば)iSCSI ターゲットの情報を見ることができます。
ホストビューでは物理NIC、vSAN で使用してるVMkernelアダプタの情報を見られるようになりました。
ネットワーク部分はvSAN として見ることができなかったので、こんなことまで見られるのか!とお客様と盛り上がったポイントでもあります。
パフォーマンスサービスを有効にすることで確認できるグラフの詳細については下記KBから確認いただけます。
vSAN 6.6 シリーズ