以前も紹介した気がしますがKBにもなっていて、自分がすっかり忘れていたので、もう一度!
こんな便利な表、記憶の底に仕舞い込んでいましたよ...
vSAN Feature List with vSphere Versions (79387)
大変にぎやかになってまいりました、vSAN の機能たち。
vSAN 6.5 以降の主な新機能やエンハンスメントが一覧になっています。
というのも。
vSAN をお使いいただいている方にFlash 版 vSphere Web Clientの廃止について質問をいただきました。
改めてWeb Clientなぜ使えなくなるの?を確認してみましょう。
2020年12月31日をもってアドビによるFlash Playerの配布と更新を終了します。
実行までブロックされる=Web Client 使えなくなる
ということになります。
自分の記憶の中や作成した資料から探し出し、HTML5 Clientが使えるようになったのはいつからだったのかを確認したのですが、あれ?いつからだっけ?と慌ててしまったんです。
そんな時に役に立つのがこちら!
vSAN Feature List with vSphere Versions (79387)
HTML5 vSphere Clientを確認すると、vSphere 6.5から徐々にHTML5 Clientによる管理が可能になりましたが、完全にvSAN も含め対応したのはvSphere 6.7 からです。
さらにハードウェア周りのアップデート含めvSphere Update Managerとの連携が可能になるのは6.7U3からとなります。
vSphere Web (Flash) Client Supportability and End of Life (78589)
このKBにもある通り、現在6.5、6.7をお使いの方は、vCenter を6.7U3へのアップグレードが推奨となります。
VxRail に関する影響はコミュニティに質疑応答がありました。
Adobe Flash Playerのサポート終了にあたっての影響について - Dell Community
VxRail の場合はvCenter単体でのアップグレードではなく、全体のアップグレードとなります。
追記(2020/10/20)
Flashのサポート終了後、実際にどうなるのか試している参考になる記事はこちら!
クローズド NW だから塩漬け Flash で vSphere Web Client を使おうと思ったらそうはいかない - vHoge
まとめ
vSphere 6.5 / 6.7環境において2023/11/15のテクニカルガイダンスのサポート終了まで継続してお使いいただくためには、2020年12月末までにHTML5 Clientを使う6.7U3へのアップグレードを行ってください。
さくさく動くHTML5 Client で快適なvSphere ライフを!