"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち

2/22!

猫の日で流れてくる画像に癒されます。

大分の動物園にいる虎とライオンの赤ちゃんに最近ハマっています。

猫(動物)アレルギーなので見るだけで満足します...

 

 

ライセンス

vSAN にはStandard/Advanced/Enterpriseの3種類のライセンスがあります。

Standard   :共有ストレージとして使いたい 

Advanced  :オールフラッシュ構成の容量を節約したい

Enterprise :データストアを暗号化したい、2サイトをアクティブアクティブ(メトロクラスタ/ストレッチクラスタ)で使いたい

上記のようにシンプルです。

ストレッチクラスタを使う場合はEnterpriseの最上位のエディションをお使いください。

フォルトドメイン/2ノードクラスタはStandardから使用できます。

 

規模(台数)

ひとつのサイトに、最小1ホスト以上15ホストまで

最大、1クラスタとして30ホスト(+ウィットネスアプライアンス)で構成可能です。

 

構成コンポーネント

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vCenter サーバ
ウィットネスホスト(仮想アプライアンス)
ESXi ホスト

 

バージョン
vSAN 6.1以上
vSAN 6.6以降、ローカル保護あり
ハイブリッドはミラーリングのみ、オールフラッシュはミラーリングまたはイレイジャーコーディングがローカル保護として選択可能

 

 

ネットワーク話を始めるとちょっと長くなるので、ネットワークの要件は次回に紹介と思います。

データサイト間の通信

ウィットネスとデータサイト間の通信

距離の制限などなど...

 

vSAN ストレッチクラスタ①:ストレッチクラスタとは?

vSAN ストレッチクラスタ②:ストレッチクラスタの要件 そのいち

vSAN ストレッチクラスタ③:ストレッチクラスタの要件 そのに

vSAN ストレッチクラスタ④:ストレッチクラスタ構成方法

vSAN ストレッチクラスタ⑤:ストレッチクラスタの仮想マシンのストレージポリシー