"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑧-3 - 構成 アップデート 6.6.1編

久しぶりの運用管理編。

そして、vSAN 6.6.1でのアップデート、vSphere Update Manager統合のお話です!

 

vSphere Update ManagerへのvSAN 統合

vSAN HCL(互換性)に基づいたサポートされる最新バージョン(vSphere と vSAN)と物理サーバの互換性も含め、自動化されたライフサイクル管理を行い、数クリックで簡単にvSAN クラスタのアップデートが可能になりました。

 

上記が6.6.1で実装されました。

まず途中までですが、確認できたところまで見ていきましょう。

 

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健全性の確認をすると、新しい項目、「vSAN ビルドに関する推奨事項」があります。
下の説明を読むと。
現在のクラスタのバージョンより新しいのありますよ!
ESXi 6.5u1ありますと表示されています。
この環境はまだESXi 6.5dなので、アップデートをこのVUM統合で行なっていきます。
 

 

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クラスタのUpdate Manager タブを見てみると。

たことのないベースラインがすでに添付されています。

vSAN 6.6.1のベースラインで、まだESXi 6.5d = vSAN 6.6なのでコンプライアンスステータスは非準拠となっています。

 

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VUM の管理ページを見てみると、システム管理配下に自動的にベースラインが作成されています。

VCSA がインターネット接続されている場合自動的にパッチのダウンロードやベースラインの作成、vSAN のクラスタに対してベースラインの添付を行います。

 

 

では早速ステージングして、ホストにパッチのファイルをダウンロードします。

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vSAN 6.6.1 のパッチを選択。

 

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クラスタは3台ホストがいますので、3ホストを選択。

 

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最終確認を行い、完了。

 

 

今日はここまでです。

実際のアップデートについてはまた明日!

VMworld 2017 時間差セッションレビュー②

VMware 公式ブログで見るべき!vSAN 関連セッション一覧が紹介されていました。

blogs.vmware.com

 

これらの資料が一部社内公開されましたので、文字ベース/公開可能な部分はスライドイメージもサマリをしていこうと思います。

*資料から読み取った内容となりますので、実際のセッションとは異なることをご了承ください。

 

まずは1つ目。

vSAN Vision: The Future of HCI

Monday, Aug 28, 11:30am-12:30pm – STO1490SU

Get an in-depth look into VMware’s software-defined HCI approach and learn why customers trust vSAN’s enterprise-class features, scale and performance to run critical business applications. This session will feature Dean Perrine, Vice President, Technical Solutions at Fox Networks.

 

  • セッション担当

Lee Caswell

 SABU(vSAN 含むストレージ製品管理やマーケティング)のVice President Products

Christos Karamanolis

 同じくSABUのChief Technology Officer

Dean Perrine

ゲストスピーカーとしてFoxのVice President

 

  • 内容

タイトルはvSAN Vision : The Future of HCI となっているのですが、主な内容としては

HCI の市場動向の紹介、FOX様の事例が中心となっていました。

 

まず前半のサマリ。

ハイパーコンバージドインフラは、業界標準のサーバと組み合わせてコンピュート、ストレージ、ネットワークを仮想化することで、運用管理をシンプルに、トータルコストの削減、俊敏性と拡張性を向上させることができるものです。

世界レベルでの年間成長率は2021年まで66%と伸びており、現在外部ストレージ市場の30%ほどの規模となっています。

 

VMware がHCIの市場を牽引する理由が3点挙げられます。

 

・ハードウェアは日々開発され市場に投入されており、そのハードウェアに即座に対応

たとえばNVMe、Intel Xeon Scalable Processor、HPEのコンポーザブルインフラ 

・デペロッパーツールにも対応

コンテナのサポート、エンドポイントデバイス管理 (IoT Pulse) 

・ソフトウェアならではの新機能の実装スピード

暗号化、ストレッチクラスタのサイト保護、USでの国防情報システムによるセキュリティ技術導入ガイドに沿ったプラットフォームとして認定

コメント:どのような環境でも使われているVMware HCIですが、vSphereが広まった時と同じようにハードウェアへの対応や新機能の実装という部分はやはり早いです。

さすがにユーザアプリには及びませんが、ハードウェアと比べると、です。

 

そして後半のサマリ。

FOX様といえば、デジタル衛星放送およびケーブル局向け番組供給事業を行なっている企業です。

コメント:個人的にはNational Geographicよく見てます。

 

事業を行う上で欠かせないインフラをもっとより良くしたい。

  • ブロードキャスティングの弾力性や可用性を改善
  • 動画という高負荷に耐えうる環境
  • 保守のシンプル化、物理的な構築、スケール依存性からの脱却

このような課題が挙げられていました。

 

VMware HCI のユースケースとして

某サーバベンダ+ストレージベンダによる統合インフラ基盤のリプレイスで導入されました。

3サイトをつなぎ、SRM(Site Recovery Manager)とNSXを組み合わせて使われているSDDC基盤です。

ミッションクリティカルなビデオアプリケーション、メディア処理、ファイルのエンコーディング/トランスコーディング、オンエアのためのデータベース、ビデオ再生アプリケーションといったシステムが稼働しています。

コメント:もうこの時点でもしかしたら今見ているFoxの番組、vSAN上で作られて配信されているのかと思うと見えないですが嬉しいですね。

 

なぜvSAN を選んだのか?

SRMNSXといったVMware 製品との密接な連携

すぐ構築できる!決まった形でどんどんデプロイしていけばOK

ハードウェアをより価格競争力の高いものを選択できる

サポートの複雑さの解消(あのベンダが悪い、サーバが悪い、ストレージが悪いとならない)

増えた分を拡張できる、スケールアウトモデル

 

vSAN 入れてどうなった?

データベースのパフォーマンス問題がなくなった!

フォルトドメインアーキテクチャの弾力性が大幅に改善

必要な容量を細かく調整可能

膨大なビデオパフォーマンスを引き出すスループットの拡大

 

 

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このようなセッション内容でした。

SDDCでミッションクリティカル、既存仮想基盤からのリプレイスのお客様は日々増えていっています!

お客様の声 from ワールドワイド

VMware のハイパーコンバージドインフラの中核、vSAN。

VMware として、実際にお使いいただいているお客様の声を集めているのですが、公開されていることがわかりました!

 

www.techvalidate.com

 

英語ではあるのですが、パートナーさんには役に立つのかな?と思いサイトをご紹介します。

公開/非公開のお客様はいらっしゃいますが、事例やコメントが集約されています。

2017年のVMworldでもの情報をベースに最近のvSAN 市場動向が語られていたりしていました。

 

Customer References verified by TechValidate.

仮想マシンベースの運用管理により大幅に工数やコストが削減できました!

というコメントがあったり。

実際のお客様事例としてのCase Studyも掲載されています。

 

読み物としても面白いと思いますので、ぜひご覧ください。

vFORUM 2017 登録開始しました!

今年もお祭りの時期がやってきました!

登録サイトがオープンしましたー!

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vFORUM

10/31(水)−11/1(木)@東京 ザ・プリンスパークタワー東京

11/21(火)@大阪 グランフロント大阪

 

下記リンクよりご登録をお願いします!

vforum.jp

 

小佐野はブースやハンズオンのところをうろうろする予定です。

ブレイクアウトセッションは1枠持っていますので、VMware HCI、主に運用管理中心にお話しようと考えています。

 

この時期になると初めてセッションを担当した時を思い出します。

初日お客様との事例セッションがうまくいってご機嫌でお疲れ様会してから。

翌日の一番最後の時間に個人のセッションがあったので、ずっと緊張して過ごした1日長かったなぁ。

 

今年も楽しく開催しますので、ぜひご登録をお願いしまーす!!!

東名阪でセミナーします!

キャラバンも終わってしまいますねぇ。

もう少し深くVMware のHCIや vSAN のこと、知りたいなぁという方におすすめ!

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www.event-vmware.net

 

詳細やお申し込み方法については上のリンクから!

・日程

9/19@東京

9/20@名古屋

9/21@大阪

 

10/10@東京

10/11@名古屋

10/12@大阪

 

 

前半のTechnical Deep Diveは担当しますので、ブログ見てるよーと声をかけてもらえると嬉しいです。

Tech Preview ネイティブバックアップ

ついに!Tech Previewまできました!

待ち焦がれていたvSAN ネイティブのバックアップソリューション。

 

共有されたセッション資料の中には見つけられず。。

ブログのサマリです。

 

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#vmworld #STO1770BU - Tech Preview of Integrated Data Protection for vSAN - Yellow Bricks

 

Michael NgさんとShobhan Lakkapragadaさんによる"Tech Preview of Integrated Data Protection forvSAN"

 

この機能はテックプレビューのためリリースの予定は現時点では未定となります。

  

仮想マシンのストレージポリシー。

仮想マシンを中心にストレージ要件を決めポリシー適用することによって必要なリソースを払い出します。 

外部ストレージで必要だった事前の設計や設定作業が大幅に少なくなり、オンラインでの要件変更も行えるようになりました。

バックアップやDRのためのレプリケーションを行う場合はさらにストレージ同士が同機種でありソフトウェア機能も合わせて、作り込んだ設計が行われていたと思います。

そんな中やはりストレージならバックアップ機能あるでしょ?と言われ続けて。

 

今回このセッションで紹介されたのはvSAN ネイティブのバックアップのビジョンと一部デモンストレーションです。

ローカルはもちろんリモートへ、それがvSphere環境、パブリッククラウドNFS、S3のようなクラウドストレージへとバックアップが行うことができると適材適所、ハイブリッドクラウドが実現できますよね。

Local Protectionでは100世代のバックアップ取得できるように実装することが目標となっています。

デモンストレーションでは仮想マシンのポリシーベースのスケジューリングされたローカルデータストアに保管されるスナップショット作成とリストアが紹介されました。

ローカルのデータ保護、vSANに慣れている方であれば許容される障害の数(FTT)と同じようにローカルバックアップができるようになるんです!

そしてリストアについては、新しい仮想マシンとしてリンククローンを作成することで、本体に影響なくバックアップからのリストアが可能です。

 

仮想マシンのバックアップをスケージューリングしvSphere環境で行い、vSphereの機能でリストアする、これがひとつのUIに完結しているってすごいことだなぁ!と実感しました。

 

と、ひとりで盛り上がっていますが。

実際に早く触ってみたいです。待ち遠しい!

VMworld 2017 時間差セッションレビュー①

以前VMworldに行くなら見るべきHCI powered by VMware vSAN セッションまとめをご紹介しました。
www.vmworld.com

その中でのひとつではないのですが、レコーディングされオンラインで視聴可能なセッションがありました!

vSAN 6.6: A Day in the Life of an I/O (STO1926BU)

www.vmworld.com

これを見ればvSAN が外部ストレージとどのように異なるアーキテクチャであるか、IOや障害時のリカバリの動きがわかる、かなりテクニカルな内容となっております。

vSAN 6.6 から追加された暗号化機能のIOの仕組みやチェックサムのオーバヘッドについて語られている部分がとても分かりやすかったです。

マニュアルでは物足りない、という方にもおすすめです!

 

毎回海外セッション聞いて思うこと。

200人規模のセミナーだとセッション中にQAなんてと思ってしまいますが、皆さん積極的に質問しますねぇ。

もうすっかり秋のお天気

上司や同僚たちの夏休みで、お土産たくさんもらいましたー!

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ハワイと福岡ですね。お土産ありがとうございまーす!

男性上司がパンケーキミックスを選んで大量購入しているところを想像してとても楽しい気分になれました。

 

本日は仕事が滞っているので、ブログは明日からがんばります。

VMworldのブレイクアウトセッションの資料をゲットしたので、少しずつここでも内容をご紹介できればと考えております。

 

vSAN ネタをひとつだけ。

本日のQA!

Q:自動リバランスは80%の使用率で行われるんですよね?

A:物理ディスクの使用率が80%超えた際に即座にリバランスが走ります。

データストア全体の容量が80%を超えた時ではなく、物理ディスク1本の使用率です。

vSAN のリバランスは手動もしくはどうしても偏りが出てしまった時に行われます。

その偏り、と判断されるのが物理ディスクの使用率が80%以上となった時でしきい値の変更はできません。

80%を超えた分が他デバイスへバックグラウンドでデータ移行が行われます。

 

 

 

私の夏休みはもうちょっと先です。

個人的に大好きな宇宙から来た青い生物の聖地巡礼に行く予定です。

許容される障害数が2つに - ポリシーベース管理⑦

vSAN に慣れ親しんでいる方であればFTTというとFailures To Tolerate、許容される障害数ということをご存知かと思います。

 

以前から少しだけアップデートしたストレージポリシーのvSAN のルールの一覧は下記となります。

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プライマリとセカンダリというFTTが分けられています。

これはストレッチクラスタの機能拡張により追加されたルールです。

 

vSAN のストレッチクラスタはサーバだけで(これはHCIに総じて言えることですが外部ストレージいらずで)、アクティブアクティブのメトロクラスタを組むことができる機能です。

サーバを2サイトに置いて、拠点間のネットワークを結ぶと、サイトを跨いだ形でのクラスタを構成することができます。

 

ストレッチクラスタはまだ話したことがないので、また別の機会に詳しく構成、要件をまとめたいと思います。

 

今回お伝えしたいのは、今までポリシーを作成する際にプライマリもセカンダリもなかったですが、プライマリとついたポリシーを選択することで今まで通りのFTTを設定することができます!

 

ルールが増えてもベースは仮想マシンを中心に考えて、どのように保護するのかというストレージ要件をポリシーとして定義します。

ストレッチクラスタを使用していない場合は、そのままPFTTをポリシーとして作成してください。

 

 

では、良い週末を〜!

 

VMware HCI - KELさん編 金と銀

もうこんな時間だし何かないかな、とうろうろしていました。

HCI はじめましたで検索したところ...

KELさんのVMware のHCI パッケージが該当しました!

 

金(All Flash 構成)と銀(Hybrid 構成)のVMware HCIスターターパックはじめました! | ニュース | 兼松エレクトロニクス KEL-VMware

 

HPEのサーバをベースとした、金のオールフラッシュ、銀のハイブリッドの2パターンがあり、9月末までのキャンペーンのようです。

 

 

実はわたし、パートナーさんのサイトでvSAN 関連ベージになかなかたどり着けないんです。

取り扱っている製品が多いので、見方がわかっていないだけかもしれませんが...

もっと早くご紹介できたらよかったなぁと思う今回のキャンペーンでした。

新潟の思い出。

一泊二日のオフサイトキックオフ(全社決起集会)に行ってきました!

 

 

昨日は午前移動、午後は各部門の取り組みや活動報告があったりゲストスピーカーがAPJからきたりとよくあるキックオフですが、何せ規模が違います。

夜は数百人で知らない人と交流したり、部署内の交流をいつも通り深めたり。

2日目はチームビルディングということで事前に選択したテニスをする予定が、お天気に恵まれず。。

雨がやまないかな...としばらく待っていたのですが、昼過ぎにならないとやまない予報。

温泉→卓球があるはず!と思いつき、残っていたみなさまを巻き込んで卓球をしてお昼ご飯を食べてから、帰ってきました。

 

ペア総当たり戦で1位/4組になり賞品をいただきました。

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そんな2日間を過ごしたので本日はvSANネタではありません。

 

 

新潟だったのでへぎそばは外せないです。

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いただいたこれはいつ飲もうかな〜!

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初めてタレカツを食べました! 

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物理サーバを停止するとき

メンテナンスモード。

安全にホスト停止するために、仮想マシンの退避を行う作業です。

主な用途は下記でしょうか。

  • HW障害での交換作業のためにホスト停止をする時
  • 停電対応等でクラスタ全体を停止する時
  • アップグレードをローリングで行う時

DRSが有効になっていれば自動で、有効で無い場合には手動でVMを対象以外のホストへvMotion後、そのホスト上ではVMが稼働しないようメンテナンスモードにします。

 

では、vSAN を使用している場合はどうなるのでしょうか。

CPUとメモリのリソースだけでなく、内蔵デバイスもストレージリソースとして使用しています。

ローカルストレージのデータをどう扱うか、というオプションが3つあります。 

 

マニュアルはこちら。 

vSAN クラスタ メンバーのメンテナンス モードへの切り替え

  • 他のホストからデータのアクセシビリティを確保
  • すべてのデータを他のホストに退避
  • データを退避しない 

 

 

他のホストからデータのアクセシビリティを確保

vSAN の保護ポリシーとして様々な可用性レベルの仮想マシンが格納されているため、メンテナンス対象ホストが停止した場合でも、仮想マシンが稼働し続けられるように必要に応じて自動的にデータの移行を行います。

例えば、耐障害性がない仮想マシンのほぼポリシーの場合一つしかデータを持っていません。

対象ホストの中に格納されている場合この仮想マシンは他のホストからアクセスができなくなるためデータ移行が行われます。

短時間のメンテナンスや再起動の際にこのオプションを使用します。

 

全てのデータを他のホストに退避

メンテナンス対象ホストに格納されているデータを全て他のホストに移行します。

データ量によりかかる時間は異なり、また空き容量がないと実施できません。

クラスタからホストを削除したり、長時間停止する際に使用します。

 

データを退避しない

メンテナンス対象ホストに格納されているデータを移行せずそのままメンテナンスモードに移行します。

もちろん中に入ってるデータへはアクセスできなくなります。

クラスタを全面的に停止する際、停電対応の場合に使用します。

 

 

 

PowerCLIを使用してまたはWeb Client UIのホストの詳細設定、ホストのメンテナンスモード移行時のデフォルトにするvSAN オプションを指定できます。

前までできなかった(ような)覚えがあるのですが、起動停止を完全自動化するのであれば、このオプション使えますね...! 

Set Default Maintenance Mode Operation

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今日はオフサイトなので、早めの更新です!

VMworld がわかりやすくまとまっていました

VMworld でのvSAN に関連する情報が記事になっていましたので、ご紹介です。

 

japan.zdnet.com

 

4月に大きな機能強化や性能改善があったため、運用管理面や価格のパッケージングでのアップデートが主となった今回の発表。

2ページ目にほんの少しですが、今後目指す方向性であるハイブリッドクラウド/パブリッククラウド/VMware ベース以外のクラウドへの拡大に向けた開発が行われている、このヤンビンの言葉を力強く感じました。

 

これからより多くのお客様に使っていただけるよう精一杯努め、まずはここで情報をアップデートしていきます!

 

日本語でよみたい3 - HCL(互換性ガイド)

もう9月ですね。

夏が終わって今週は涼しかったような気がしていますが、来週はまた暑そうな予報。

 

いつの間にかに日本語になっていました。

いつからなのでしょうか。

 

VMware Compatibility Guide - vsan

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ちょっと日本語がわかりにくい点がひとつ。

vSAN ReadyNode の生成 → vSAN ReadyNode の世代

ですね。

IOコントローラの世代を表しており、転送速度がGen1が6G、Gen2が12G。

新しいCPUの規格としてのGen3と、HWが新しくなっています。

 

 

vSAN Hardware Quick Reference Guide

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こちら側は特に違和感がありません。

使用方法の4つめについてはよく聞かれる質問を日本語にしていますので一度ご確認ください。

vmwarekkhci.hatenablog.jp

 

 

では、良い週末を〜!

新しいHTML5、待ち遠しい

すでにご存知かもしれませんが、vSphere 関連でvSANにもかなり影響がある2つの記事のご紹介です。

 

さらば!vCenter for Windows

blogs.vmware.com

 

the next numbered release of vSphere will be the terminal release for vCenter Server for Windows.  

次回のvSphere のリリースが最後のWindows版のvCenter Serverとなります。

vCenter Server for Windows will not be available after the next release.

その次のvCenter Server のリリースからWindows版の提供は無くなります。

vCenter Server Appliance (VCSA) への移行が必要です。

Farewellを辞書を引いたらさらば、ごきげんようと出て来たので、別れっぽいさらばを選びました。

今までにたくさんインストール作業を行なって来たのですが、もう終わってしまうんですねぇ。

アプライアンスはベースのHW要件等を気にする必要がなくなるので、デプロイするだけで、すぐ使えます。

 

さよなら、vSphere Web Client

blogs.vmware.com

すでにvSphere Client(C#)の提供終了のお知らせはvSphere 6.0U2のときに出ていました。

2020年にAdobe Flashが終了してしまうため、次のメジャーバージョンでWeb Client も最後のリリースとなります。

現在、vSAN の管理、設定、監視についてはWeb Client から行なっていますが、今後はHTML5 Client に統合されます。

NSXも同様です。

 

 

はやくサクサク動くHTML5を使いたいですね! 

ホストや仮想マシンの管理をして、なぜvSANはないのだろうと早1年。。