メジャーアップデートの時には必ず、vCenter のアップグレード。
パッチ適用時にも最新のvCenter がリリースされていればアップグレードした方がお得なことが多いと思います。
さて、今回は先日4月中旬にリリースされた、vSphere 6.7 へのアップグレードを行っていきます。
毎回おなじみ、大きく分けて 4つ。
- ハードウェアコンポーネント(ドライバ/ファームウェア)のアップデート(ESXi /vSAN 絡み)
- vCenter のアップグレード
- ESXi のアップグレード
- オンディスクフォーマットのアップグレード(vSAN ならでは)
うちの子のHWはDell R630です。
コントローラはH730p miniなのですが、ファームを早々にアップデートしてくださいという案内が出ていたため、まずはここからです。
以前、vCenterがインターネット接続されている場合、Config Assistのところから各ベンダーのストレージユーティリティやファームウェア、ドライバーが自動ダウンロード、ローリングアップデートができましたが、現時点ではこの機種は対応していないようでした。
手動でファームウェアはiDRACからアップデート、ドライバはVIBのインストールを行いました。
ハードウェアの部分もベンダーさんと協業してより自動化されるようになっていくということなので、もう少ししたら対応してくれるのかなーと期待しています。
他ベンダーさんの機器は今回触っていないので確認はできておらずです。
ハードウェアが完了したら、ソフトウェアです。
vCenter をまずアップグレードします。
その次にUpdate Manager を使ってESXi を上げていきます。
vCenter はもう良いですかね。
インストーラがちょっと変わっていました。
名前解決をお忘れなく。
あとはテンポラリで2台VCSAが存在することになるので、仮IPアドレスの準備も事前にしておくと慌てません。
では次回はUpdate Manager の部分を書いていきます!
明日は赤坂ですよー!
満席セッションが多くても、当日のキャンセル待ちや展示ブースもあるのでぜひお越しください。