最近、昔を懐かしむ時間が増えてきています。
あんなに小さかったVirtual SAN が、vSAN/VMware HCIとして、ここまで大きくなって...という親心です。
気になったのでちょっとデータを探してきました。
こんな記事がありました。
ハイパーコンバージドシステム急成長の鍵は「運用管理」 (1/5) - キーマンズネット
画像の引用はしない方が良いと思いますので、文章で。
2017年11月の記事で、IDC Japanさんが書かれています。
2016年の実績が77億円、2018年の市場予測が187億円となっています。
グラフの形が下の2つと異なるのは当時はコンバージドインフラ市場予測の中のひとつの項目としてしかハイパーコンバージドインフラがなかったからです。
むしろSDS(仮想ストレージ)市場予測もまだあった頃です。
2018年12月 に発表された2017年の実績と2022年までの国内のハイパーコンバージドインフラ市場予測です。
2016年の実績と比較すると、倍増しています!YoY200%です!
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)という言葉が当たり前のように使われるようになったのがこの時期ですね。
当時の資料を見返してみると、vSAN のことをハイパーコンバージドインフラのストレージ、VMware HCIと連呼していました(笑)
今でこそ当たり前ですが、当初は違和感でした。
そして2019年7月に発表された、最新の市場予測はこちら。
3つのグラフから2018年に注目してみてみると。
2017年の予測:187億円、2018年の予測:約250億円、実際には300億円という規模にまで拡大していっています。
これがタイトルの「思ったより、はやい」です。
想定よりも市場の拡大が早かった、今後もおそらくそうなるのではないでしょうか。
仮想基盤のベースとして当たり前に選ばれるようになったHCI。
引き続き、VMware HCIのストレージであるvSAN をよろしくお願いします!