昔はPDFで構成の上限をまとめたものが出ていましたねぇ。
更新があったものはリリースノート等に書かれていましたが、製品が多くなればそれぞれの互換性も含めて見る必要が出てきました。
現在はこのツールを使って確認しています。
VMware Configuration Maximum tool
vSAN も機能が増えてきているので、それぞれの機能に関する上限も簡単にチェックができます!
この2項目をご紹介していきます。
Config Max で vSAN にたどり着く手順
まず"Select Product"で vSphere を選択します。
vSphere に組み込まれている機能 vSAN なので、ここに含まれています。
"Select Version" でバージョンを選択し、カテゴリ一覧から VMware vSAN を選択します。
そして最後に View Limits をクリックします。
選択するだけだと何も画面が変わらないです。
右側画面にvSAN の構成の上限一覧が表示されます。
たくさんあるように見えますが、カテゴリとしては
となります。
仮想マシンの数はVDI 環境で集約した場合、1ホストあたり何台の仮想デスクトップを配置するかに関連してきます。
ホスト、クラスタについてはvSphere と同じような内容になるので10台前後のクラスタの場合あまり意識しない数だと思います。
Config Max に載っていない!vSAN 機能に関する制限/考慮事項
ファイルサービス、HCI Mesh 、ストレッチクラスタについては記載がツールにはないので下記をご確認ください。
ファイルサービス
VMware Docs vSAN ファイル サービス 制限事項と考慮事項
vSAN 7.0 Update 2 詳細編 ⑤ ファイルサービス
HCI Mesh
VMware Docs HCI メッシュとのリモート データストアの共有
vSAN HCI Mesh ③ HCI Mesh の構成の上限など
ストレッチクラスタ
VMware Docs ストレッチ クラスタの設計に関する考慮事項
vSAN 7.0 Update 2 詳細編 ④ ストレッチクラスタの機能強化!
機能ごとにそれぞれあるのがツールに統合されるともっと見やすくなりますね。
それまではこちらでそれぞれをご確認ください。