"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN 環境への移行を考える③

ご無沙汰しております!

ゴールデンウィーク、何か特別感のあることをしたいなぁと思いつつもこのご時世どこかに出かけるわけでもなく。

出かけている時よりもあっという間に終わってしまいました。

 

 

忘れかけている、前回はこちら。

vSAN 環境への移行を考える① 

vSAN 環境への移行を考える② 

移行について検討のきっかけって何だろう?ということとvSphere 環境の移行手法について、そしてvMotion を使った移行方法をみてきました。

そして今回はまとめの比較編です。

  

 

f:id:vmwarekkHCI:20200416072134p:plain

移行は検討にも、実施にも時間がかかる場合があるので、机上でできることはまずお早めに!

 

 

f:id:vmwarekkHCI:20200513152558p:plain

最初にvSphere 環境の移行手法としてあげたのがこちらです。

大きく分けて2つ、オンライン移行とオフライン移行です。

オンラインでは仮想マシンを無停止で移行でき、オフラインは一時的な停止が伴います。

前回の記事ではvSphere 5.5からvSphere 6.7への移行を行うため、オフラインvMotionの紹介をしました。

確かにコストは不要で単純な手順でできるのは分かりましたが、大量の仮想マシンが会ったら、もっと自動的に、短時間でできるのはないのかな?とも考えますよね。

 

そこで個人的にこれらの移行手法を比較してみました。

f:id:vmwarekkHCI:20200514063143p:plain

変更作業の多い少ない、ダウンタイムの長さの表です。

オンライン移行でも、同じダウンタイムなしでも作業の量は変わってきます。

バックアップソフトウェアを用いた移行についてはオンラインオフライン、変更さ分切り替えで一時停止発生などツールにより異なりますので、真ん中に位置しています。

導入予定のバックアップソフトウェアをご確認ください。

 

f:id:vmwarekkHCI:20200514063352p:plain

f:id:vmwarekkHCI:20200514064252p:plain

ちょっと細かめにまとめました。

どんな簡単さをとるか、作業量をとるか、コストの兼ね合いも...

と、1つの移行手法だけをみていると気づかないところもあるので、それぞれこんな感じなんだ、と知っていただけると嬉しいです。