"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vFORUM2019 HCIの振り返り

あっという間に11月が終わり、忘年会シーズンの12月に入りました。

年末ですねぇ。 

 

先日開催されたvFORUMでのHCIに関連する振り返りを行いたいと思います!

  • vFORUM ONLINEのご案内
  • セッションをサマライズ
  • 最近公開されたお客様事例

  

vFORUM ONLINEのご案内

まず、vFORUM行けなかった、気になるセッションが他にもあって聞けなかった、という方!

vFORUM ONLINEでダウンロードできます!

セッション中も後ろの席からだとちょっと見にくい。。

と、ダウンロードした資料を手元で確認されていた方もいらっしゃいました。

 

vFORUMの登録していないという方は まず​https://vforum.jp/online/ にアクセス、登録を行いログイン!

f:id:vmwarekkHCI:20191213105228p:plain



個人ページから vFORUM 2019資料ダウンロード をクリック。

カテゴリはハイブリッドクラウドを選択すると、HCIのセッションが出てきます。

f:id:vmwarekkHCI:20191213105319p:plain

 

 

セッションIDから探す場合はこちらを参考にしていただければ!

f:id:vmwarekkHCI:20191213105109p:plain

 

 

 

セッションをサマライズ

大きく分けて4つのカテゴリのセッションがありました。

お客様事例、設計や活用のポイント、Deep Dive、トラブルシューティング

 

  • お客様事例

何と言っても目玉はJR東日本情報システム様の事例講演。

当日は立ち見でも部屋に入りきれない盛況ぶり。

それぞれの時代に合ったITの最適化を行なっている中で、専用化、統合、分散の歴史がありました。

そして、ハードウェアは個別の最適化をしつつ、基盤ソフトウェアの共通化としてvSAN をご採用いただきました。

決め手となったのは、まさにvSAN だからこそ!の理由でした。

vSphere に統合されているストレージだったから

ハードウェアロックインを避けたいから

既存のスキルを活かしたいから

PoCの評価で満足の行く性能だったから

今後の方針としてインフラチームの対応可能な幅を増やし、これに合わせてください、ではなく、対応できます、お任せくださいとするためにも、まさにVMwareの方向性でもあるハイブリッドクラウドの実現に向け、VMC on AWSなどの検証やコンテナ基盤の整備、マルチクラウド化に向けて動き出しているそうです。 

 

講演内容ではないのですが。

提案時印象的だったのは、初期はレベルの低いものだけをのせようとしていたところ、評価を行いこんなに性能が出るんだったら、このサービスレベルのものものせちゃおうかな?と、適応範囲が広がっていったことです。 

 

  • 設計や活用のポイント

このあたりは資料をみていただいた方がわかりやすいと思いますので、見てみてください。

HC108
HCI 最前線!SDDC を支える vSAN 最新情報とフル活用のための 5 つのポイント

HC112
HCI 検討中の方必見! VMware vSAN 採用事例から学ぶシステムインフラを強くするポイント!

HC123
これだけは知っておきたい!vSAN 導入における設計のポイント

ブログでもSizerやLiveOpticsのご紹介はしましたが、より詳しく解説されています!

 

  • Deep Dive

詳細な内部アーキテクチャを、日本語で、このような場でお話したのは初めてかもしれません。

vSAN のモジュールをひとつずつ丁寧に紹介しています。

ダウンロード資料が公開されていますので、ご興味ある方はぜひ。

6.7U3で改善された性能に関するポイントがまとまっています。

 

性能については公開できないのですが、1点だけ!

小佐野の体感だと思っていた、6.7U3のパラレル再同期の進化。

メンテナンスモードへの移行(全データの移行)が以前と比べて早くなっている気がするのでキャプチャが撮りにくかった、H5 Clientにおける再同期ビューの記事はこちら

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編③

私の体感だけではなかったようです!

障害時再同期完了の実測値も大幅に短縮されたという結果でした。

 

個人的にとてもためになったセッションです。 

サポート部隊のこういう場でのお話はなかなか聞く機会がなかったので、楽しみにしていました。

障害事例とそのトラブルシュートの流れを一問一答形式で6つ、紹介いただきました。

あるトラブルが発生しました。

健全性をチェックしましょう。切り分けをしましょう。このログを見てみましょう。

この既知事象に該当します。構成により発生する事象です。

解決!

トラブルは起こらない方が良いのはもちろんですが、障害が発生した時どうするか、どう対応しているのかが、とてもわかりやすかったです。

推奨事項として、最新パッチの適用を行なってください!ということでした。

やはり5.5時代から6.x時代になり、トラブルの件数もどんどん減っているそうです。

かつ、6.xでもメジャーバージョンアップはしなくとも、最新パッチの適用によりFixされている事象がたくさんあります。

既存vSAN ユーザのお客様はもちろん、これから使いたいなと検討されているお客様にも安心したサポート体制があることをご理解いただけたかなぁと思います。

 

最近公開されたお客様事例

講演もいただいたJR東日本情報システム様も含め、おやすみしている間にたくさんリーフレットが公開されていました!

詳細は別記事で深掘りしていこうかな、と考えています。

ダウンロード/閲覧は下記から!

株式会社JR東日本情報システム様

西日本旅客鉄道株式会社様 株式会社 JR 西日本 IT ソリューションズ様

株式会社りそなホールディングス

コニカミノルタ株式会社様

日本製薬株式会社様

 

 

 

久しぶりに長めの記事を書いたので、誤字がないか心配です。笑

近況をひとつ。

f:id:vmwarekkHCI:20191213163433j:plain

月曜のまぐろ丼ロスから10ヶ月、新規開拓しました!

2代目まぐろ丼に出会えました。

週1(多い時は週2)で通ってます。

早く行かないとなくなります。

お刺身定食も美味しいです。