"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

vSAN 6.7 U3 アップデート!詳細編④

 

vSAN 6.7U3のアップデート内容をリリースノートからピックアップ!

docs.vmware.com

 

続きまして。

各ホストで実行、vSAN のパフォーマンス情報を確認可能な vsantop コマンドが追加されました。

  • 新しいパフォーマンス メトリックおよびトラブルシューティング ユーティリティ 
    このリリースにはパフォーマンス サービスを通して vSAN の CPU メトリックが導入されていて、vSphere の esxtop と同様な、vSAN のリアルタイムパフォーマンス統計情報を表示するための新しいコマンドライン ユーティリティ (vsantop) を使用できす。

 

例えば

f:id:vmwarekkHCI:20190906145410p:plain

キャパシティディスクの情報を見てみましょう。

Eでエンティティの変更、キャパシティディスクを選択します。

各デバイスでのRead IOPSやスループット、遅延をリアルタイムで確認できます。

 

 

vsantop コマンドを実行するとデフォルトは 18:host-domclient が選択されています。

E

選択したエンティティ タイプを変更

f:id:vmwarekkHCI:20190903152913p:plain

  

f/F

フィールドを追加または削除 

f:id:vmwarekkHCI:20190903152743p:plain

 

 

VMware Docs はこちら、helpの内容が確認できます。

docs.vmware.com

 

より詳細なパフォーマンス情報の取得が可能になりました!

リアルタイムでの取得になるのでこのデータを元にグラフ化する必要はありますが、障害時やベンチマークの時にどのような数値になるのか確認するのに役立ちます。