vSAN 6.7U3のアップデート内容をリリースノートからピックアップ!
続きまして。
ホスト、メンテナンスモードにしたらどうなる?事前確認しよう!です。
- メンテナンス モードで操作している場合のデータ移行の事前チェック。vSAN の今回のリリースには、ホスト メンテナンス モードで操作しているときに詳細な分析を行うための専用ダッシュボードが導入されています。この改善の利点としては、データ移行アクティビティの事前チェックがわかりやすくなるなどが挙げられます。このレポートを使用して、ホストをメンテナンス モードにする前に、オブジェクトのコンプライアンス、クラスタの容量、予測される健全性について詳細に調べることができます。
クラスタ>監視> vSAN >データ移行の事前チェック
メンテナンスモードに移行する際、オプションが3つあります。
- アクセシビリティの確保
- 全データの移行
- データ移行なし
それぞれクラスタの状況によって移行するデータ量が異なります。
メンテナンスモードに移行するホストを選択し、事前チェックをクリック!
クラスタキャパシティのタブで退避前(上)、退避後(下)のクラスタの各ホストの容量が表示されます。
データ移行なしの場合はコンポーネントの移動がありませんが、他2つのオプションでは、vSAN データストアの容量がいっぱいになってしまわないか?移動は均等に行われるのか?U3より前のバージョンでは確認できませんでした。
あくまで、移動する容量=メンテナンスモード移行対象ホストの保有する容量、としか出てきません。
またオブジェクトのコンプライアンスおよびアクセシビリティではオブジェクトのステータスを、予測される健全性では健全性チェックでもテストされている関連のあるものが表示されています。
ちょっとしたことですが、事前に確認ができるのは嬉しいアップデートですね!