vSAN を使おう!HWを準備しよう!
そこで必要となるのがメモリのサイジング です。
ESXi 領域 + vSAN 領域 + 仮想マシンで使用する領域を合算すると、ホストに搭載するメモリ容量を決定できます。
vSAN のメモリサイジングKBはこちら
計算式が記載されています。
BaseConsumption
+
(NumDiskGroups * (DiskGroupBaseConsumption + (SSDMemOverheadPerGB * SSDSize)))
+
(NumCapacityDisks * CapacityDiskBaseConsumption)
BaseConsumption = 5426 MB
DiskGroupBaseConsumption = 636 MB
SSDMemOverheadPerGB (hydrid) = 8 MB
SSDMemOverheadPerGB (allflash) = 14 MB
CapacityDiskBaseConsumption= 70 MB
一律10GB必要です!という訳ではなく、デバイスの構成によって異なります。
わかりやすく、ReadyNode のプロファイルで計算例を書いていきます。
*実際のデバイス構成は各HWベンダーさんによっても異なっているので、vSAN Hardware Quick Reference Guideのプロファイルでの例です。
AF-4:ディスクグループ1つ、キャッシュサイズ200GB、キャパシティデバイス4本
ベースが5426MB
ディスクグループが14MBx200=2800MB
キャパシティデバイスが4本x70MB=280MB
合計すると、8,506MB
AF-6:ディスクグループ2つ、キャッシュサイズ200GB、キャパシティデバイス8本
ベースが5426MB
ディスクグループが14MBx200=2800MB x2グループで5600MB
キャパシティデバイスが8本x70MB=560MB
合計すると、11,586MB
AF-8:ディスクグループ2つ、キャッシュサイズ400GB、キャパシティデバイス12本
ベースが5426MB
ディスクグループが14MBx400=5600MB x2グループで11200MB
キャパシティデバイスが12本x70MB=840MB
合計すると、17,466MB
HW構成を組む時に、デバイスの数までわかると詳細に計算することができます。
ベースは5GB、ディスクグループの数によりプラスαがあるということをご理解ください。