"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順

しばらく間があいてしまいましたが、運用管理シリーズ、導入編のvSAN 6.6 からの機能であるEasy Installをご紹介します!

 

vSAN データストアのみを使用する、データストアが他にない状況でも、vCenter サーバアプライアンス(VCSA)のデプロイと同時にvSAN の有効化がウィザードに組み込まれているため、vSAN データストアにvCenter を格納することができます。

 

画面キャプチャで手順を見ていきます。

 

まずはVCSAのインストールを実行。

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1、2、3はいつも通りなので

4 デプロイ先ホストを指定

ESXiのインストールは個々のホストに対して行います。

その中の1台をvCenter サーバのデプロイ先に指定します。

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また5、6はいつも通りなのでvCenterサーバのパスワードや展開サイズを決め、

7 データストアの選択

*検証環境ではすでに外部ストレージが接続されているため、まっさらで作り始めた場合は何もリストされていない状態です。

Install on new Virtual SAN cluster containing the target host を選択します。 

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続けて、データセンタ名、クラスタ名を入力します。

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8 vSAN として使用するデバイスを選択

キャッシュ、キャパシティにそれぞれ使用するためのデバイスを指定します。

今回は200GBのSSDをキャッシュ、800GBのSSDをキャパシティに選びました。

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あとはできあがるのを待ちます。

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明日5時起き予定なので、今日は帰ります。

結果はまた明日!

 

運用管理シリーズ

いつ、何を、どうやって、運用管理 ① - サマリ

いつ、何を、どうやって、運用管理 ② - 導入

いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順

いつ、何を、どうやって、運用管理 ④ - 導入 Easy Installの構築後の確認