確認ができたものからお届けしている、vSAN 6.6シリーズ。
あれ?プルダウンがなくなっている!と驚いたポイントがUS vSAN ブログにまとまっていましたのでサマライズしていきます。
何が変わったのか?
ストレージへのディスク追加オプション
自動もしくは手動 → 手動のみ
vSAN 6.5 (vSphere 6.5cまで)のハンズオンラボでも検証でもvSAN 環境を初期構築したことがある!という方は見たことがあるポイントだと思います。
オールフラッシュ構成が一般的なストレージとして受け入れられ続々と導入が進んでいます。
またフォームファクタ(思いつくだけで3.5,2.5,1.8インチ、PCIe、NVMeの接続も色々)が様々なデバイスがサーバに搭載可能なり、搭載量も数年前と比較すると多くなりました。
搭載するデバイスは全てフラッシュデバイス(例:SSD)となり、ハードウェアとしては認識しているがどのようにフラッシュデバイスの種類をvSAN に連携するのか、下記の確認が必要になります。
ハイブリッド構成の場合はキャッシュはSSD、キャパシティはHDDと明らかに種類の違うデバイスなので、決め打ちでディスクグループを構成できましたが、オールフラッシュになると流通しているキャッシュ用/キャパシティ用デバイスの型番リストをvCenter が握っているわけではないので、人の手で少しだけ助けてあげます。
vSAN 6.5までの設定画面
ストレージへのディスク追加:自動もしくは手動
自動の場合、デバイスが追加された際に自動的にディスクグループに組み込まれデータストアが拡張できました。
ただし、ディスクグループの削除、ストレージデバイスの削除ができません
デバイス障害が発生した際には、手動に変更し上記を行う必要がありました。
vSAN 6.5の設定画面
手動のみとなり、変更することができません。
ではどのように拡張時や障害後ディスクの追加を行うか。
手動でディスクグループを作成します。
どのデバイスをキャッシュ、キャパシティに指定するかを決めます。
ディスクグループができました。
このように手動でディスクグループを作成します。
選択プルダウンがない!と慌てずに、手動で作成をお願いします。
vSAN 6.6 シリーズ