前回はアプライアンス型を例にとって、物理デバイスの総容量 = データストアの容量 とお伝えしました。
では、実効容量とこの物理的な容量の関係はどうなっているのか、VMware のハイパーコンバージドインフラの容量サイジングをどのように行うのでしょうか。
ここで出てくるのが、仮想マシンを中心として考えるポリシーベース管理です。
仮想マシンを作る時に初めて可用性、キャパシティ、パフォーマンスというストレージの要件が適用されストレージが払い出されます。
容量のサイジングに関わる部分を抜き出すと、データ保護レベルにより容量が異なります。
例えば、大まかな概算をしてみましょう。
仮想マシン 100台、ハードディスク 60GB、データの保護レベルが性能重視(ミラーリング、2重化)
100台 x 60GB x 2倍 → 合計 12TB
保護レベルが異なる場合は組み合わせて総容量を算出します。
VMware のハイパーコンバージドインフラの容量サイジングのまとめ
実効容量 x 保護レベル = 概算の総容量
となります!
仮想マシンを中心に考えてその容量の合計値を計算することで総容量計算します。
今回出てきたポリシーベース管理についての詳細は下記をご覧ください。