RDMからの移行
RDM(Raw Device Mapping)として仮想マシンが握っている物理領域からvSAN データストアへ
RDMは仮想マシンの仮想ハードディスクではなく、直接的に外部ストレージのLUNをストレージ領域となります。
もう少し丁寧な説明をKBから抜粋します。
RDM は、マッピング済みのデバイスのメタデータを管理する VMFS ボリュームに含まれる特別なマッピング ファイルです。 マッピング ファイルは、通常のファイル システムの操作に使用できる、通常のディスク ファイルとして管理ソフトウェアに提供されます。 仮想マシンには、ストレージ仮想化レイヤにより、マッピング済みのデバイスが仮想 SCSI デバイスとして提供されます。
今回のRDM の移行では、ディスク監視として使用されているRDMをWindows の場合ファイル共有監視に変更してしまいましょう!という手順の紹介がされています。
従来型のクラスタでの監視コンポーネント/クォーラムとしてRDMでマウントされたLUNをディスク監視として指定することが多くありました。
直接SCSIデバイスを握るクォーラム方式ではなく、Windowsのクラスタの機能であるファイル共有監視により通常のVMFSやvSAN データストアにあるWindows 仮想マシンをそのファイルを配置先に指定することが可能です。
データベースでの RDM領域を直接マウントからの移行するための手順ではないので、ご注意ください。