例えば、googleのロゴが変わった翌日。
その日一日中、検索するたびに違和感があるけれど、いつのまにか古いロゴが思い出せなくなってしまう。
そんな気分になったvSAN の運用管理の最適化、「容量」と「性能」の二本立てをご紹介していきたいと思います。
今回は容量監視!
結構探すのに時間がかかったのですが、過去の監視のvSAN タブと現在を比較してみましょう。
vSAN 6.1(vSphere 6.0u1)とvSAN 6.6(vSphere 6.5d)の2枚を重ねています。
あれ...?容量の項目、6.1にはない!
そうなのです。この容量全体を見られるようになったのは、6.2からです。
大きく3つの項目があります。
- 使用済み容量の概要
- 使用済み容量の内訳
- デデュープおよび圧縮の概要
細かく見ていくと。
使用済み容量の概要
- 使用済み-物理的に書き込み
許容する障害数、オブジェクトスペースの予約など、仮想マシンのストレージポリシーでは容量に関わる様々な設定があります。
物理的に消費された容量です。 - 使用済み-予約超過仮想マシン
仮想マシンにプロビジョニングされてまだ消費されていない容量です。 - 使用済み-合計
- vSAN システムのオーバーヘッド
- 空き容量
クラスタ全体の総容量は横棒グラフの右端にあります。
メンテナンスモードや障害時には物理的にストレージリソースが存在しないことになるため、この容量は減ります。
使用済み容量の内訳
どのようなオブジェクトがどれくらいの割合で存在するのか、ブレイクダウンしたものです。
重複排除・圧縮を有効にしている場合、機能を有効化していなかった時の容量やどのくらい容量を削減できているのか下記のような表示がされます。
本記事の関連公式ドキュメントはこちら!
Monitoring vSAN
運用管理シリーズはこちら!
いつ、何を、どうやって、運用管理 ③ - 導入 Easy Installの手順
いつ、何を、どうやって、運用管理 ④ - 導入 Easy Installの構築後の確認
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑤ - 構成 Health Check
いつ、何を、どうやって、運用管理 ⑥ - 構成 Health Checkの番外編