"HCI" はじめました。

vSAN担当小佐野舞です。VMwareのHCIを広めるため日々活動していきます。

VMworld 2017 時間差セッションレビュー①

以前VMworldに行くなら見るべきHCI powered by VMware vSAN セッションまとめをご紹介しました。
www.vmworld.com

その中でのひとつではないのですが、レコーディングされオンラインで視聴可能なセッションがありました!

vSAN 6.6: A Day in the Life of an I/O (STO1926BU)

www.vmworld.com

これを見ればvSAN が外部ストレージとどのように異なるアーキテクチャであるか、IOや障害時のリカバリの動きがわかる、かなりテクニカルな内容となっております。

vSAN 6.6 から追加された暗号化機能のIOの仕組みやチェックサムのオーバヘッドについて語られている部分がとても分かりやすかったです。

マニュアルでは物足りない、という方にもおすすめです!

 

毎回海外セッション聞いて思うこと。

200人規模のセミナーだとセッション中にQAなんてと思ってしまいますが、皆さん積極的に質問しますねぇ。

もうすっかり秋のお天気

上司や同僚たちの夏休みで、お土産たくさんもらいましたー!

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ハワイと福岡ですね。お土産ありがとうございまーす!

男性上司がパンケーキミックスを選んで大量購入しているところを想像してとても楽しい気分になれました。

 

本日は仕事が滞っているので、ブログは明日からがんばります。

VMworldのブレイクアウトセッションの資料をゲットしたので、少しずつここでも内容をご紹介できればと考えております。

 

vSAN ネタをひとつだけ。

本日のQA!

Q:自動リバランスは80%の使用率で行われるんですよね?

A:物理ディスクの使用率が80%超えた際に即座にリバランスが走ります。

データストア全体の容量が80%を超えた時ではなく、物理ディスク1本の使用率です。

vSAN のリバランスは手動もしくはどうしても偏りが出てしまった時に行われます。

その偏り、と判断されるのが物理ディスクの使用率が80%以上となった時でしきい値の変更はできません。

80%を超えた分が他デバイスへバックグラウンドでデータ移行が行われます。

 

 

 

私の夏休みはもうちょっと先です。

個人的に大好きな宇宙から来た青い生物の聖地巡礼に行く予定です。

許容される障害数が2つに - ポリシーベース管理⑦

vSAN に慣れ親しんでいる方であればFTTというとFailures To Tolerate、許容される障害数ということをご存知かと思います。

 

以前から少しだけアップデートしたストレージポリシーのvSAN のルールの一覧は下記となります。

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プライマリとセカンダリというFTTが分けられています。

これはストレッチクラスタの機能拡張により追加されたルールです。

 

vSAN のストレッチクラスタはサーバだけで(これはHCIに総じて言えることですが外部ストレージいらずで)、アクティブアクティブのメトロクラスタを組むことができる機能です。

サーバを2サイトに置いて、拠点間のネットワークを結ぶと、サイトを跨いだ形でのクラスタを構成することができます。

 

ストレッチクラスタはまだ話したことがないので、また別の機会に詳しく構成、要件をまとめたいと思います。

 

今回お伝えしたいのは、今までポリシーを作成する際にプライマリもセカンダリもなかったですが、プライマリとついたポリシーを選択することで今まで通りのFTTを設定することができます!

 

ルールが増えてもベースは仮想マシンを中心に考えて、どのように保護するのかというストレージ要件をポリシーとして定義します。

ストレッチクラスタを使用していない場合は、そのままPFTTをポリシーとして作成してください。

 

 

では、良い週末を〜!

 

VMware HCI - KELさん編 金と銀

もうこんな時間だし何かないかな、とうろうろしていました。

HCI はじめましたで検索したところ...

KELさんのVMware のHCI パッケージが該当しました!

 

金(All Flash 構成)と銀(Hybrid 構成)のVMware HCIスターターパックはじめました! | ニュース | 兼松エレクトロニクス KEL-VMware

 

HPEのサーバをベースとした、金のオールフラッシュ、銀のハイブリッドの2パターンがあり、9月末までのキャンペーンのようです。

 

 

実はわたし、パートナーさんのサイトでvSAN 関連ベージになかなかたどり着けないんです。

取り扱っている製品が多いので、見方がわかっていないだけかもしれませんが...

もっと早くご紹介できたらよかったなぁと思う今回のキャンペーンでした。

新潟の思い出。

一泊二日のオフサイトキックオフ(全社決起集会)に行ってきました!

 

 

昨日は午前移動、午後は各部門の取り組みや活動報告があったりゲストスピーカーがAPJからきたりとよくあるキックオフですが、何せ規模が違います。

夜は数百人で知らない人と交流したり、部署内の交流をいつも通り深めたり。

2日目はチームビルディングということで事前に選択したテニスをする予定が、お天気に恵まれず。。

雨がやまないかな...としばらく待っていたのですが、昼過ぎにならないとやまない予報。

温泉→卓球があるはず!と思いつき、残っていたみなさまを巻き込んで卓球をしてお昼ご飯を食べてから、帰ってきました。

 

ペア総当たり戦で1位/4組になり賞品をいただきました。

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そんな2日間を過ごしたので本日はvSANネタではありません。

 

 

新潟だったのでへぎそばは外せないです。

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いただいたこれはいつ飲もうかな〜!

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初めてタレカツを食べました! 

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物理サーバを停止するとき

メンテナンスモード。

安全にホスト停止するために、仮想マシンの退避を行う作業です。

主な用途は下記でしょうか。

  • HW障害での交換作業のためにホスト停止をする時
  • 停電対応等でクラスタ全体を停止する時
  • アップグレードをローリングで行う時

DRSが有効になっていれば自動で、有効で無い場合には手動でVMを対象以外のホストへvMotion後、そのホスト上ではVMが稼働しないようメンテナンスモードにします。

 

では、vSAN を使用している場合はどうなるのでしょうか。

CPUとメモリのリソースだけでなく、内蔵デバイスもストレージリソースとして使用しています。

ローカルストレージのデータをどう扱うか、というオプションが3つあります。 

 

マニュアルはこちら。 

vSAN クラスタ メンバーのメンテナンス モードへの切り替え

  • 他のホストからデータのアクセシビリティを確保
  • すべてのデータを他のホストに退避
  • データを退避しない 

 

 

他のホストからデータのアクセシビリティを確保

vSAN の保護ポリシーとして様々な可用性レベルの仮想マシンが格納されているため、メンテナンス対象ホストが停止した場合でも、仮想マシンが稼働し続けられるように必要に応じて自動的にデータの移行を行います。

例えば、耐障害性がない仮想マシンのほぼポリシーの場合一つしかデータを持っていません。

対象ホストの中に格納されている場合この仮想マシンは他のホストからアクセスができなくなるためデータ移行が行われます。

短時間のメンテナンスや再起動の際にこのオプションを使用します。

 

全てのデータを他のホストに退避

メンテナンス対象ホストに格納されているデータを全て他のホストに移行します。

データ量によりかかる時間は異なり、また空き容量がないと実施できません。

クラスタからホストを削除したり、長時間停止する際に使用します。

 

データを退避しない

メンテナンス対象ホストに格納されているデータを移行せずそのままメンテナンスモードに移行します。

もちろん中に入ってるデータへはアクセスできなくなります。

クラスタを全面的に停止する際、停電対応の場合に使用します。

 

 

 

PowerCLIを使用してまたはWeb Client UIのホストの詳細設定、ホストのメンテナンスモード移行時のデフォルトにするvSAN オプションを指定できます。

前までできなかった(ような)覚えがあるのですが、起動停止を完全自動化するのであれば、このオプション使えますね...! 

Set Default Maintenance Mode Operation

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今日はオフサイトなので、早めの更新です!

VMworld がわかりやすくまとまっていました

VMworld でのvSAN に関連する情報が記事になっていましたので、ご紹介です。

 

japan.zdnet.com

 

4月に大きな機能強化や性能改善があったため、運用管理面や価格のパッケージングでのアップデートが主となった今回の発表。

2ページ目にほんの少しですが、今後目指す方向性であるハイブリッドクラウド/パブリッククラウド/VMware ベース以外のクラウドへの拡大に向けた開発が行われている、このヤンビンの言葉を力強く感じました。

 

これからより多くのお客様に使っていただけるよう精一杯努め、まずはここで情報をアップデートしていきます!

 

日本語でよみたい3 - HCL(互換性ガイド)

もう9月ですね。

夏が終わって今週は涼しかったような気がしていますが、来週はまた暑そうな予報。

 

いつの間にかに日本語になっていました。

いつからなのでしょうか。

 

VMware Compatibility Guide - vsan

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ちょっと日本語がわかりにくい点がひとつ。

vSAN ReadyNode の生成 → vSAN ReadyNode の世代

ですね。

IOコントローラの世代を表しており、転送速度がGen1が6G、Gen2が12G。

新しいCPUの規格としてのGen3と、HWが新しくなっています。

 

 

vSAN Hardware Quick Reference Guide

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こちら側は特に違和感がありません。

使用方法の4つめについてはよく聞かれる質問を日本語にしていますので一度ご確認ください。

vmwarekkhci.hatenablog.jp

 

 

では、良い週末を〜!

新しいHTML5、待ち遠しい

すでにご存知かもしれませんが、vSphere 関連でvSANにもかなり影響がある2つの記事のご紹介です。

 

さらば!vCenter for Windows

blogs.vmware.com

 

the next numbered release of vSphere will be the terminal release for vCenter Server for Windows.  

次回のvSphere のリリースが最後のWindows版のvCenter Serverとなります。

vCenter Server for Windows will not be available after the next release.

その次のvCenter Server のリリースからWindows版の提供は無くなります。

vCenter Server Appliance (VCSA) への移行が必要です。

Farewellを辞書を引いたらさらば、ごきげんようと出て来たので、別れっぽいさらばを選びました。

今までにたくさんインストール作業を行なって来たのですが、もう終わってしまうんですねぇ。

アプライアンスはベースのHW要件等を気にする必要がなくなるので、デプロイするだけで、すぐ使えます。

 

さよなら、vSphere Web Client

blogs.vmware.com

すでにvSphere Client(C#)の提供終了のお知らせはvSphere 6.0U2のときに出ていました。

2020年にAdobe Flashが終了してしまうため、次のメジャーバージョンでWeb Client も最後のリリースとなります。

現在、vSAN の管理、設定、監視についてはWeb Client から行なっていますが、今後はHTML5 Client に統合されます。

NSXも同様です。

 

 

はやくサクサク動くHTML5を使いたいですね! 

ホストや仮想マシンの管理をして、なぜvSANはないのだろうと早1年。。

10,000社達成!- HCIの大波、きてます! -

ラスベガスは盛り上がっているようですねー!

ようやく、General Sessionの録画版を見ることができました。

www.vmworld.com

 

そして、ついに、VMware HCI = vSANのお客様数が

10,000社を超えました…!

ブログを始めた頃は7,000社だったのですが、毎週100社のペースでどんどんとvSAN の輪が広がっています。

 

 

マーケティングチームにVMworld現地の様子をシェアしてもらったので皆様にもぜひ見ていただきたいと思います!

 

Solution Exchangeという展示ブースがあり、様々なVMware のソリューションのブース&説明、エコシステムのパートナーさんたちのブースもあります。

 

HCI ZONEとしてハードウェアベンダーさんの機器が展示されていました。

賑わっていますね…!

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vSAN スペシャリストになりませんか?2

さっそくEducationの中村さんが!ラーニングパスと試験受けたみたブログを書いてくれました!

こちらからご確認ください!

blogs.vmware.com

 

 

本日、明け方ごろからVMworld始まりました。

AWSはもちろん注目を集めているますが、プレスリリースとして、HCI関連のものもありましたね〜!

 

富士通とVMware、グローバルにおける協業を拡大し、エンタープライズの デジタルトランスフォーメーションを支援

VMware Cloud Foundationの一部はもちろんvSANです。

富士通さんのクラウドでもVCFが活躍するそうです!

 

ヴイエムウェア、 企業のデータセンタ変革への取り組みを支援する最新ソフトウェアを発表

HCI Accelation Kit というパッケージができました。

CPU1ソケット構成の3ホスト、vSphere +vSAN のパッケージライセンスです。

DMZやROBOのユースケースは以前からありましたが、ついにIoTとも組み合わせてその基盤としてのvSphereを提供していけると考えております。

 

 

大阪から帰るのにあたって新幹線内で食べるもの何にしようと迷っていたら、乗り遅れました。

無事、炙りしめ鯖寿司でお腹いっぱいです!

お昼にも関サバ棒鮨食べましたが、サバは2連続ではまだまだあきない!

できたて!冊子はじめました 2

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以前VMware HCIの冊子、ハイパーコンバージドインフラとvSAN 概要まとめを作りました。

こちらから電子版のダウンロードが可能です。

learn.vmware.com

 

そして!2なので!続編です。

事例集ということで、4社のお客様事例をぎゅっと1冊にしました。

 

こちらから電子版がダウンロードできるのでぜひご覧ください。

japan.zdnet.com

 

既存の事例ですが複数社まとめられているので、この会社はどこが良かったのかと比較しながら見ることができると思います。

 

 

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夏休み?いいえ、お仕事!

お盆の8/14の週、旅程としては2泊5日(機内泊2回)、シンガポールに行ってきました!

 

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サンテックシティ、エスカレータ横の大画面モニタにロゴが跳ねていました。

 

集合写真はないのですが、APJ vSAN チーム総勢30名+開発や関連チームが集まりキックオフを行いました。

こんなに大所帯になったのも、HCI市場が伸びていること、vSAN が確実にみなさまのお手元に届いているからですねぇ。

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絶対冷房設定温度18℃でしょう、というくらい寒かったサンテックシティの会議室に丸2日間閉じ込められて、ワークショップやディスカッションを中心に日本、中国、ANZ、SEAKのそれぞれ違ったマーケットや製品の成熟度、新しい考え方を知るきっかけにもなりました。

当たり前なのですが、英語は世界共通語ですね〜 

 

 

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日本語で読みたい2

フォルトドメインについて確認しようと開いたら。

最新の日本語リリースされました!

 

この旧称管理者ガイド、かなり詳細に書かれているので、これで安心して手順の確認ができます。

 

VMware vSAN

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ダウンロード用のPDFも最新の6.6.1!

vSphere 6.5 u1です。

https://docs.vmware.com/jp/VMware-vSphere/6.5/vsan-661-administration-guide.pdf

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もっと違うこと書こうと思っていたのに、思わずテンションが上がってしまいました。

vSAN スペシャリストになりませんか?

VMware の資格といえば、VCP(VMware Certified Professional)

vSphere だけでなく、デスクトップ仮想化、モバイル、様々なトレーニングと合わせて資格試験が準備されています。

VMware のソリューションを日本中に広めていただいているパートナー様方には積極的に取得いただいています。

ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします。

トレーニング・教育・認定資格 - VMware

ご興味あるかたは上記より、どんなものがあるのかご確認ください。

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ここからが本題です。 

https://mylearn.vmware.com/lcms/web/portals/certification/2017_badges/vmware_Specialist_vSan.png

vSAN のスペシャリストになれる、VCP vSANができました!

VCPをすでに取得済みの方であれば、あとは試験を受けるだけです。

vSAN の3日間トレーニングもありますので、受講いただいて、試験にのぞむもおすすめです。

mylearn.vmware.com

 

詳細は英語なのですが、上記をご覧ください。

試験も英語ですね。

 

きっと日本チームがわかりやすく、トレーニングパスをどこかに書いてくれるはずです。

またご案内させていただきまーす!